ようやく撮れた! C3POのテイクオフ

ANAのSTAR WARSシリーズ、R2-D2やBB-8、Star Warsジェットはその離陸する姿を撮影し、ブログに掲載してきたのですが、今日のC3POだけ離陸シーンを撮ることができず・・・という状態でした。

先に乗っちゃったのが良くなかったんでしょうか。。。。

C3PO登場直前、ボーディングブリッジの窓から機体を眺めてみました。(昨年の9月11日)

C3POの機内。ヘッドレストカバーがC3PO仕様です。ちょうどおなかの部分?

そしてサービスでいただいたスープのコップもC3PO仕様。記念に持って帰りたかったけど大人になった今、できなかった・・・。(若い時に「持って帰ります」って回収しに来たCAさんに言ったら、箱ごとくれたこともあったなぁ。。)

さて、こんな感じで先に乗っちゃったC3POですが、昨日、ようやくその離陸シーンを撮ることができたんです。

まず、第1ターミナルの展望デッキで、伊丹空港から戻ってきたC3POを撮影。

ちょうど、R2-D2もいたので、ツーショット!と思ったら、RWY22に着陸したC3PO、さっさと誘導路に入ってしまい、こんな感じで顔を合わせる感じに。。(本当は並ぶ感じで撮りたかったのに)

一応、R2-D2とC3PO。

C3POは第2ターミナルに向けてタキシングしていきました。

次はどこ行きだろうか・・と気になりましたが、この時は「今日もどうせ撮れないだろうな・・」とあきらめ半分でした。

第1ターミナルの展望デッキで南風運用の日の羽田空港第1ターミナルのお楽しみを一通り味わった後、第2ターミナルに移動したのですが、第2ターミナルの展望デッキで61番スポットにいる出発準備中のC3POを確認。早速、行き先を調べます。。。。。おっ!松山じゃないですか!!

松山なら南風運用の日はRWY16Rからの離陸になります。

せっかく第2ターミナルの展望デッキにやってきたのですが、国際線のスターアライアンス機の離陸を撮影した後、すぐに第1ターミナルに戻ることにしました。

そして第1ターミナルに戻ってしばらくしてから、C3POがやってきました!!

滑走路にラインナップし、離陸滑走を開始しました。

この日は西寄りの風がかなり強く、35ノット以上吹いていて、突風で44ノットとATCで言ってました。離陸滑走中は垂直尾翼に右側から当たる強風で機首が右に振られないようにラダーが左に踏み込まれていました。

かろうじてカンタスのジャンボとショベルカーとチャイナエアラインの梅の花。

強風ということもあり、あっさりとエアボーン!

初めてのC3POの離陸シーンです!! 感動!!!

背景には、ルフトハンザのBoeing747-8iと・・・そう、昨日のミュンヘン便はAirbus A340-600でした。

お~! C3POの上昇だ!

しかもRWY16Rで工場を背景に!!

翼端とテールのフラッシュライトがピカっと光る瞬間を捉えることができました!

背景の工場とC3PO、とってもメカニカルな感じがして、いいですねぇ~!! 感激です!!!

ギアの格納までは追いかけられませんでした。

アンコリをピカっと光らせて松山に向かうC3POです。

ようやく出会えました。

昨日はタイのBoeing747-400の離陸シーンを撮ることができればいいか。。と軽い気持ちで出かけたのですが、予想外のC3POの離陸シーンで本当にうれしい羽田空港になりました。

そんな昨日の羽田空港ですが、大荒れでした。

朝、自宅を出発したときにはすっきりと晴れた青空が広がり、穏やかな春の1日の始まり・・・という感じだったのですが、羽田空港に到着し、第1ターミナルの展望デッキに出てみると・・・

えっ!?

空はどんよりとした雲に覆われていて、太陽は見えません。青空も見えません。そして何より驚いたのは”強風”。

西寄りの風がとても強く、歩くのも前傾姿勢にならなければならないほど。

もちろん、飛行機を撮影している人はまばらで、3人ほどしかいませんでした。そのうちの一人は今年の羽田空港では必ずご一緒するO氏。

昨日はタイのBoeing747-400の離陸するシーンをどアップで撮影しようと思って50-500mmの大きくて重たいレンズを持って行ったのですが、それを付けたカメラを構えても風にあおられて、ファインダーに飛行機を捉え続けるのも一苦労。

立って撮影するより、椅子に座って、手すりに手を乗せてとにかくレンズをできるだけ固定して撮影するしかない状態です。。。

第2ターミナルの展望デッキは西側に建物があるせいか、第1ターミナルよりも風は穏やか(?!)に感じましたが、それでもいつもよりは強い風が吹いてました。

そして今日のC3POを撮影しようと第1ターミナルに戻った後ですが、C3POがスポットを離れ、タキシングを開始したのをFlightRadar24で確認した頃に、警備員の方がやってきて「こちらの展望デッキは強風で危険ですので閉鎖します」だって!!

「えっ?!どうしても撮りたい飛行機が来るんですが。。。」

「こちら側、南側は閉鎖になりますが、北側はまだ比較的風が弱いので、そちらへどうぞ」とのこと。

慌てて、北側の展望デッキに移動しました。

が、そこの風も決して弱くはなく、”比較的”弱いかな?という感じ。

とりあえず、撮影を開始。

そしてC3POが空港北側のタクシーウェイを通ってやってきました。

そしていよいよRWY16Rにラインナップ・・・というところになって北側の展望デッキにも警備員が数名やってきて、見物客に何やら話しかけてます。

嫌の予感・・・

私は北側の北の端っこで撮影していたので、警備員が私のところに来るまではまだ時間があります。

その間に、早く離陸してくれ!!と祈りながら、重たいカメラを構えてファインダーを覗いてました。

そして、離陸滑走を始めたころになって「すみませんが、強風のため展望デッキを閉鎖します」という

警備員の優しい声が。。。

「ちょっとこれだけ。。。」と撮り続け、今日掲載した写真を撮ることができました。

もちろん、今日掲載の写真を撮影後に直ちに、警備員の指示に従い撤収しました。

こちらもあの強風の中で撮影を続けるのは体力の限界に近かったので、撤収を考えていましたが、本当にギリギリでした。

もっと青空で晴れていれば・・・ど贅沢を言えばキリがありません。

昨日撮ることができて本当に良かったです!

 

ということで、今日からは3月25日に羽田空港で撮影した写真と昨日(4月7日)に羽田空港で撮影した写真を交互というか、日によって入れ替えながら掲載していきます。

 

それでは皆様、今日も良い1日を!! 急に寒くなりましたので風邪をひかないように!

 

キャセイのBoeing777

南風運用の羽田空港の午前中の見どころの一つがキャセイのCX543便です。

かつてはBoeing747-400で運行されていたのですが、Boeing747-400は退役してしまい、今ではBoeing777になってます。

下の写真は飛行機はメラメラで揺らいじゃっているのですが、キャセイのBoeing777の後ろにいるJALのBoeing777の胴体横のラッピング(?)が気になって。。。ドアが開いている絵が描かれている?!

エバー航空のデザインもちょこっと変わりましたよね。はやりの曲線を取り入れたデザインにマイナーチェンジしてます。

キャセイのBoeing777とANAのBoeing787とスカイマークのBoeing737とカンタスのBoeing747。

ここにJALのBoeing767がいれば完璧だったのになぁ。。。

キャセイのデザインは新デザインです。そろそろ珍しくなくなりつつありますね。

ルフトハンザのA350とガルーダのBoeing777を背景にローテーション。

ここの背景も好きですね。

エアボーン直前。Boeing777の翼の美しい”しなり”!!

この離陸直前の飛行機を前から見てみたいですね。。。

香港までの4時間半ほどのフライトの始まりです。

飛行機と飛行機の影がどんどん離れていきます。

工場群を背景に上昇する飛行機、かっこいいです!!

空が白いのが残念ですが、勢いよく上昇していく飛行機、斜め後ろから見てもかっこいいですよね。

南風運用が多くなる季節になってきました。

そうなると午前中の第1ターミナルの展望デッキが楽しくなりますよね。

電車で行けば、11時からはビールも楽しめます。

今日も朝から南風。

そしてタイのTG682便はBoeing747-400なので、10時半のTG683はジャンボ。

さらに今日のルフトハンザのミュンヘン便はAirbus A340-600。

雨上がりの空はすっきりと晴れてます。

今日の午前中の羽田空港も楽しそうですね!!

ストレスを解消しに、プラッと出かけてみようかな。。。

 

それでは皆様、今日も良い1日を!そして良い週末を!!

 

コロっとしたBoeing737

今日はコロっとしたカワイイBoeing737です。

飛行機は、これも羽田空港の午前中の定番便、中国南方航空のCZ3086便、広州行きです。

Boeing737-700は昔のBoeing737を彷彿させる飛行機で、かわいらしいです。

ちょっと長めの離陸滑走。国際線ターミナルのランプエリアの南端付近でようやくローテーション。

広州までは4時間44分のフライトです。広州は香港の内陸側(北側)にある都市ですね。

滑走路横断待ちのJALのBoeing767の前を前輪を持ち上げたまま通過。

ゆるゆるとエアボーンしました。

垂直尾翼に描かれているマーク、中国の演劇のお面とかかな?と思っていたら違うんですね。

広州市の市花であるキワタ(木綿)をモチーフにしたマークです。赤いキワタ。

花だったんだ・・・

上昇シーンはいわゆる「後追い」写真。

翼がゆる~くしなってますね。

E190は小さくて軽くてあっという間に上昇してしまいましたが、この小さい飛行機はゆるゆると上昇して、工場群を背景に上がってくれます。

E190の全長は36.24mで、このBoeing737-700より3mほど長いです。

煙突群と空の境目を上昇するお気に入りのシーン。

Boeing737-700は第1世代のBoeing737-100や200よりは5mほど長いですが、第2世代のBoeing737クラシックと同じくらいの長さ、大きさです。

エンジンが最新のエンジンになっていて、ウィングレットがついているので、最近の飛行機っぽくなっていますが、胴体だけ見るとクラシックなBoeing737で、懐かしさを感じます。

昔のBoeing737はコロっとしていて、脚が短くて、とにかくうるさかった。。。

時代の流れというか、技術の進歩を感じますねぇ。

 

さて、もう木曜日です。

昨日は心身ともに少しゆっくりできるかと思いきや、とんだドタバタになりました。

今週はもうドタバタで終わるかも。。。

今度の土日は飛びにも行かずにぐったりと家に引きこもっていそうです。

 

それでは皆様、今日も良い1日を!!

 

 

JALミニオンジェット

記事は3月25日の羽田空港で撮影した飛行機に戻ります。

今日は「JALミニオンジェット」

JALは大阪のユニバ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン:USJ)と協同マーケティング契約を締結していて、「ミニオン」が登場するアトラクション「ミニオン・ハチャメチャ・ライド」に協賛していることからこの特別塗装機を登場させました。

機体はエンブラエルのE190です。

今まで見て来たエンブラエルはE170が多かったのですが、このE190はE170よりも胴体が6.3mほど長く、座席数もE170の76席(1クラス)に対して、E190は95席(2クラス)となってます。

写真はプッシュバックを終え、トーイングトラクターが切り離され、タキシングを開始するところ。

ミニオンの塗装全体が良く見える写真です。

長くなったとはいえ小さなこの飛行機、離陸滑走の開始からローテーション開始までは遠くて小さくてメラメラの影響が大きく、写真としてはボツ。

離陸は、いきなりこのシーンからです。

主翼上のミニオンの目、インパクトありますね!

エアボーン直後。結構後ろにいる国際線ターミナルの飛行機、Boeing787やBoeing777がこの大きさで見えるくらい、E190は小さいんです。

ルフトハンザのA350とJ-AIRのE190。

ところで、ミニオンってなんだ?

ガルーダのBoeing777とJ-AIRのE190。

機体後方にはユニバのロゴが描かれていますね。

ちなみに、関東圏ではユニバーサル・スタジオ・ジャパンのことを「USJ」と表現しますが、関西圏では「ユニバ」と表現します。マクドナルドを関東圏では「マック」と呼び、関西圏では「マクド」と呼ぶのと同じように表現の仕方が違うんですね。

小さいだけあって、上昇は早い!

モノレールの線路が見え、鶴見川の河口にかかるつばさ橋の橋脚が見えるところでこの高さです。写真下の屋根は貨物ターミナルの屋根ですね。

工場群背景の上昇シーンは上の1枚のみ。

ギアの格納を開始しました。メインギアのドアが見えませんが、E190もBoeing737と同じように車輪はむき出しでしたっけ?

エアボーンが早く、ギアの格納も早かったので、小さい飛行機ですが、ギアを格納した上昇シーンも撮ることができました!!

ユニバには1度だけ、家族で行ったことがあります。

2人の息子がまだ小さい時でしたね。

ユニバの近くのピンク色のホテルに泊まった記憶があります。

私が一番覚えているのは、インディージョーンズか何かのアトラクションというか、ショーで、飛行機が飛び出してきて水上に着水(?!)するヤツ。次男が喜んでいたのはジュラシックパークのアトラクションで最後に川を急降下するヤツ。2回も長い時間並んで乗らされました。ちなみにカミさんと長男はその急降下を怖がって、1度でやめました。

そんな思いでがあるユニバですが、その後どうなったんでしょうね。テレビではハリーポッターやミニオンの施設、アトラクション?が紹介されたりしてますが、いろいろと増えたり、変わったりしているのでしょうね。

もう子供も大きくなり、家族で行くことはありませんが、ユニバに行くことはあるのでしょうか。。。

 

さて、4月に入りましたが、月曜日・火曜日はあっという間に過ぎてしまいました。

怒涛のように過ぎたといっても良いでしょう。1日が1・2時間くらいに感じるくらい、あっという間でした。その分、疲れ方も半端なく、1週間分の疲れを2日で味わった感じです。

これからの半年を占うような4月の始まりです。。。

 

花粉もまだまだピークが続いていて、眼玉を取り出して洗いたいくらいです。常に涙目・・。

早くゴールデンウィークにならないかな・・・・

 

というわけで今日は水曜日です。今週唯一平和な日。

皆様、良い1日を!!!

 

 

空撮ミッション in 妻沼

3月最後の土曜日、私が妻沼滑空場に出かけたのは空撮ミッションのお手伝いのためでした。

私もメンバーの一人として参加している「Ka8の会」が所有するAlexander Schleicher社のグライダー、Ka8b(カーエイトビー)の空撮です。

撮影するカメラマンは航空写真の大家、S氏です!

S氏は大利根滑空場から空撮に利用するモーターグライダーに乗って空からやってきました。

モーターグライダー「G109」の到着です!

モーターグライダーの右席に座る航空写真家のS氏!

まず、モーターグライダーが先に離陸して、空で空撮対象のKa-8を待ちます。

黄色の菜の花とピンクの桜とモーターグライダー

尾輪式のモーターグライダー、加速のためにテールを持ち上げてメインギアのみで離陸滑走します。

エアボーンしました!

菜の花が咲く土手を背景にS氏を乗せたモーターグライダーは上昇していきます。

続いてはKa8bの離陸。

連日の良い天気で乾いたランウェイ。曳航機のプロペラ交流で砂ぼこりが舞い上がり、曳航されるグライダーを包み込みます。

土埃にもめげずに美しい1輪滑走ののち、エアボーンしたKa8b。

パイロットはY教官です。

地上約1mほどでしっかりと水平を保って曳航機のエアボーンを待ちます。

美しい。。。。

曳航中のKa8b。

曳航中のKa8b その2。

空撮の写真は遠すぎて、豆粒みたいだったので割愛。

無事に空撮を終えて、Ka8bがダウンウィンドに入ってきました。

ファイナルアプローチ中のKa8b。

鳥が見えますが、ぶつかったりはしませんでした。

徐々にRWY14Lに近づいてきます。

本当に美しいアプローチ。ダイブをわずかに開いて降下率を調整。

ダイブをさらに開くことも、閉じることもできる絶妙な使い方でアプローチするKa8b、Y教官。

すごいなぁ。。。

そしてランディング。

ほんの数ミリ秒、テールスキッドが先に接地するというお手本のようなランディング。

零戦でも尾輪とメインギアが同時に接地するよりも、尾輪が尾輪の車輪が半回転する分くらい先に接地するのが最高の着陸と言われていたそうです。

まさにそんなランディングでした。

来年のカレンダーにこのKa8bの写真を使ってほしいですね!!

私も早くこの機体で飛ぶことができるように、引き続き練習を重ねるのみ。

せっかくKa8の会の会員になって共同所有者に加えていただいたのに、乗ることができないのでは悲しいです。

夏までに乗ることができるようになるか?!

頑張ります。

 

さて、昨日から4月になりました。

今日、入社式を迎える新人さんも多いことでしょう。

不安と期待と緊張で新たなスタートを切るんですね。。

私もうん十年前はそうでした。

暖かく迎えてあげたいと思います。

 

我が母校の航空部では新入生の勧誘活動が始まります。

多くの新人が入ってきて活発な活動ができるようになると良いですね。

私が新入生で初めて大学の門をくぐった時には今日の写真に登場したKa8bを展示して新人を勧誘していました。(機種は同じですが、レジ版は違う機体です)

現在はKa8bではなく、プラスチック機のJuniorを展示するようです。

 

それでは皆様、良い1日を! 良い1週間を! そして良い1年になりますように!!

 

 

Alexander Schleicher ASK 13

昨日は妻沼滑空場で航空機曳航でグライダーに乗ってきました。

曳航に使われた航空機はこのハスキー。

シベリアンハスキーではなく、クリステンハスキーです。

先々週に板倉滑空場で乗ったのと同じ航空機です。

今回乗ったグライダーはこのASK 13というグライダーです。

Alexander Schleicher社のグライダーで、私が学生時代に初めて単独飛行を行い、ライセンス(滑空機上級の技能証明)を取得したグライダーです。

25年以上たった今でも活躍しているとっても素晴らしい複座のグライダーです。

自分が乗っているところは撮影できないので、航空部の先輩OGが操縦するASK 13を撮影した写真になります。

曳航機が曳航索をピンと張り、いよいよ離陸滑走開始!

1輪滑走で加速する曳航機に引っ張られていきます。

軽いグライダーは曳航機よりも早くエアボーンします。

地上数mの高さで曳航機のエアボーンを待ちます。

曳航機がエアボーンしたら、曳航機の上昇に合わせて上昇していきます。

曳航機の真後ろよりやや下には曳航機のプロペラ後流があるので、やや上の位置に行きます。

今の時期、利根川の土手は黄色い菜の花できれいに彩られていました!

昨日は高気圧に覆われて、良い天候で、条件も良く、この先輩の乗ったASK 13は51分のフライトを記録しました。

いよいよファイナルアプローチ。

滑空比が20以上もあるグライダーは、アプローチする際には主翼の真ん中あたりに抵抗版(ダイブ)を立ち上げて、高度を下げます。

遠くからアプローチすればいいじゃないかと思うかもしれませんが、エンジンが無いグライダーは下降気流に遭遇し、パス角が浅くなってもエンジンで高度を維持することができません。したがって、ある程度高い、余裕を持った高度でベースレグ、ファイナルアプローチを開始し、滑走路に十分に近づいたところから高度を一気に落とします。

アプローチ角(降下率)はこのダイブの開け閉めで調整します。

地上数m、地上の浮き上がり(パイロットから見て)に合わせてフレア(引き起こし)を行います。

ナイスランディング!

もう1枚、航空機に曳航されるASK 13の写真を。

昨日は、航空写真の大家、S氏が我が母校のOB会所有のグライダーを来年のカレンダー用に空撮していただけるということで、その手伝いに行ってきました。

空撮の話はまた後日に撮っておくとして、昨日の妻沼滑空場でフライトを行っていたAsahiクラブ様にゲスト参加して搭乗させていただきました。

ハスキーに曳かれて、高度600mで離脱。

すぐに上昇気流に遭遇することができ、とんびのように上昇気流の中で旋回し、900m以上まで高度を上げることができました。

1000m付近になると上昇気流が弱くなるので、次の上昇気流を探し、再び高度を上げる。。。を繰り返し、エンジンのないグライダーで47分のフライトを楽しむことができました。

まだまだ粘れたのですが、他の搭乗待ちの方もいる関係で、地上より「降りといで~」の無線が入り、700mの高度から、様々な課目を行いながら、高度を処理して、ランディングしました。

ストール(失速)やスティープターン(急旋回)を行い、昔の感覚を取り戻す訓練を行うことができた良いフライトになりました。

やや風が強くなっていたので、高めにファイナルアプローチに入ろうとしたら、ちょっと高すぎて、ダイブはほぼ全開で降りることに。。。。引き起こしもちょっと早かったか、まだまだですね。

先月(3月)は3週目以外の土日は全部飛びに行くという、グライダー三昧の月でした。

早く感覚を取り戻し、後日紹介する単座機に乗りたいものです。

それでは皆様、良い1日を!!

 

 

 

1 2 3