ポーラーのBoeing767F

12機目はPolar Air CargoのBoeing767-300F/ERでした。

偶然にも昨日のScootと同じ、どちらかといえば”黄色”い飛行機です。

さて、最初の写真、これが今日の一番のお気に入りの写真です。

成田空港にやってきたAlitaliaのAirbus A330とその向こう側RWY34Lから飛び立とうとしてノーズギアを持ち上げたPolarのBoeing767F。

いいですよね!

「NARITA」の植え込みの前、撮影していた場所のちょうど真正面でエアボーン寸前の状態に!

Boeing767特有のつま先立ち状態になりました。

それにしてもこの飛行機、DHLなんだか、Polarなんだか、Atlasなんだかよくわからない飛行機ですよね。

Polar Air CargoはAtlasの親会社であるAtlas Air World Wideに買収され、その後DHLが株式の49%を取得するということになり、この3色というか3つが混在するようになったんです。

ちなみにPolar Air Cargoの所有機はBoeing747の貨物機だけで、このBoeing767FはDHLの所有している機材だそうです。

なんかアメリカの会社っぽいですよね。

エアボーン直後。この飛行機、成田空港からシドニー国際空港に向かう貨物機です。

シドニーまでの9時間49分のフライト、長いですね。。。

お客様を乗せず、客室乗務員もいない、パイロットだけの10時間弱のフライト。パイロットの交代要員はいるとは思いますが、それでもこんなに長時間、二人の会話って続かないですよねぇ。。

成田空港を日本時間の10時過ぎに離陸したこの飛行機、この後は太平洋をまっすぐ南下して、オーストラリアのシドニーには現地時間の20時59分に到着します。

結構、翼がしなっているじゃないですか。なかなかきれいな上昇シーンです。

エアボーン時よりも機首がさらに上向きになり、メインギアのティルトアングルが滑走路面と平行になりました。

ジェットの吹き出しが見えるシーン。この熱いジェットの噴き出す力で前進し、翼に揚力を発生させ、飛んでいるんですよね。わかってはいてもやっぱりすごいです。

緑の森の上を上昇していく黄色と白の飛行機。

”Polar”(ポーラー)と聞くと、すぐに”輝け!ポーラースター♪ 私のポーラースター♪ 北の空高くぅ~♪”と、八神純子さんの唄が頭の中で鳴り始めるのは私だけでしょうか。

Polarは”極”、”極地”を意味する英語で、Polar Starと言えば”北極星”です。

どういう思いでPolar Air Cargoって名付けたんでしょうね。。。

 

さて、今朝はまだ雨が降っていますが、この後天気は回復して午後からは晴れるようです。

今日はまだ気温は25度過ぎくらい、夏日くらいにまでしか上がりませんが、明日からは真夏日近く、30度近くまで気温が上がりそうです。

まだ梅雨明けしてませんよね?!

今くらいの気温、21度くらいがちょうどよいのですけどねぇ。上がるんですよねぇ。

 

それでは皆様、暑さに負けずに良い1日を!

私は明日からの1週間に備えて、まったりと過ごします。たぶん。