NCAのBoeing747-8F
NCA、日本貨物航空ですが、航空機の健全性が確認できるまで、6月17日から全ての運航便を一時的に停止しています。同社が運航しているJA14KZの機械部品への潤滑油補給に関する整備記録に事実と異なる記載が判明したためだそうです。(出典:同社HPより)
今日の写真は運航停止前の6月1日に撮影したJA15KZとJA12KZです。
一日も早い、空への復帰を願ってます。
それではまずはJA15KZから。
貨物機の離陸は思いっきり短距離離陸だったりすることもあるので、この離陸も離陸滑走開始から”いつでも来い!”と注目して撮影を始めました。
案の定、この便は早めのローテーションでした。
滑走路を半分走らないうちにエアボーンしました。
この上昇角!
カッコいいです!
JA15KZ、成田空港発、上海浦東国際空港行きのNCA225便です。3時間10分の短いフライトということもあり燃料も少なかったんでしょうね。軽々と上昇していきました。
メインギアのドアが閉まるまでもうちょいだったのですが。。。
こちらは「NARITA」の植え込みを過ぎてもまだメインギアはしっかりと滑走路面をつかんだまま。
JA12KZ、ロスアンゼルス国際空港行きのNCA110便です。
8時間59分のフライトに備えてのたくさんの燃料を積んでいるのでしょう。重たそうです。
多くくて長い翼をしならせてエアボーンしようとしてます。
翼幅は68.5mあるんですが、全長はさらに長く76.3mあるのと、横から見ているということもあり、翼がそれほど長く感じませんというか、この長くて大きな飛行機がどうやって浮き上がるんだろうか・・・と思ってしまいます。
重機とジャンボ。
こうやって見ると、翼の大きさもわかりますね。
上海行とはちがって、ゆるゆると上昇していきます。
点検中のNCAのジャンボ達、点検になかなか時間がかかっているようで、まだ空への復帰は発表されていません。
やはり航空機の安全は、基本に忠実に、日々の取り組みの積み重ねです。
一時的な作業の抜け・漏れが大きな事故につながることもありますし、事故にならずとも大きな会社の損失につながります。
我々の普段の仕事でも同じことが言えます。
”今”のちょっとした時間を稼ぎたいために本来はやらねばならぬ手続きを省くことで、その後大きなしっぺ返しを食うといったことがあります。
急いでいるとき、焦っているときこそ、基本に忠実に!ですね。
さて、今朝のに日本は寝不足かもしれませんね。
サッカーW杯、日本対セネガルの試合をLIVEでご覧になった方が多いのではないでしょうか。
私はいつも通り、キックオフ前、23時には寝ちゃいました。
その試合の結果については、先ほど知りました。
負けなかったんですね!!
勝ち点1をお互いに獲得して合計の勝ち点が4になりました。
今週は今日から非常にタイトな日々が続きます。
セネガルとの引き分けという知らせと、今朝のこのジャンボに元気をもらい、気合を入れて1週間を始めます。
空はすっきりと晴れ、暑くなりそうな朝です。
最高気温はいきなり31度?!
暑さに負けずに頑張りましょう!
良い1日を! 良い1週間になりますように!!