Boeing747

目次:

1.Boeing747の進化
2.Boeing747の音と映像
3.Boeing747にまつわるエピソード
4.Boeing747資料集
5.Boeing747関連書籍紹介
6.Boeing747の諸元
7.参考資料・コンテンツパートナー

Boeing747の進化

映像で見るBoeing747ファミリー




映像:航空サウンド武田一男プロデュース作品

登場するBoeing747

・ルフトハンザ Boeing747-200、Boeing747-400
・エア インディア Boeing747-200
・フィリピン航空 Boeing747-200
・シンガポール航空 Boeing747-300
・エア ニュージーランド Boeing747-200
・パン アメリカン航空 Boeing747-100
・トランス ワールド航空 Boeing747-100
・大韓航空 Boeing747-300
・トランスアメリカ Boeing747-200
・パキスタン航空 Boeing747-200
・キャセイ パシフィック Boeing747-400
・全日空 Boeing747-400D、Boeing747-200
・日本航空 Boeing747-300(ドリーム・エクスプレス)、Boeing747-400D、Boeing747-100LR
・カンタス航空 Boeing747-200
・スカンジナビア航空 Boeing747-200
・ヴァリグ ブラジル航空 Boeing747-200
・KLMオランダ航空 Boeing747-400
・南アフリカ航空 Boeing747-200
  
など

世界の空を制したBoeing747シリーズが次々と出演。
既に見ることができなくなった航空会社もいくつか登場してきます。
録音されているATCは最初がフランクフルト・アム・マイン空港、次ぎがチューリヒ空港、羽田空港、最後がオランダ・スキポール空港の順です。

ルフトハンザドイツ航空のBoeing747-400




映像:航空サウンド武田一男プロデュース作品
協力:ルフトハンザドイツ航空

写真で見るBoeing747ファミリー

Boeing747SR
ANA Boeing747SR Haneda

JAL Boeing747SR
JAL Boeing747SR Haneda

Boeing747-300
JAL Boeing747-300 JA813J

ANA Boeing747-400
ANA Boeing747-400 Approach

NW Boeing747-400F
NCA Boeing747-400F

Boeing747の音と映像

エンジン始動音

 Before Engine Start Checklistを終え、インターフォンで地上に連絡。
 エンジンを一基づつ始動してゆく。

プッシュバックをしながらエンジンを始動

 

オーバーヘッドパネル

747-200のプラットアンドホイットニー社 JT9D-7Wエンジン

747-400

離陸音

 ”Cleared for take off”、タワーから離陸の許可を得た飛行機は、エンジンを最大離陸推力まで回転させて離陸してゆく。
 「80ノット!」副操縦士が速度をコールする。
 「V1」(この速度までに不測の事態が発生した場合、離陸を中止し安全に滑走路内で停止できる)
 「Vr」(ローテーション速度。機首を引き上げる速度)
 「V2」(安全上昇速度)
 「ギア・アップ!」キャプテンの指示で副操縦士がギア・レバーを引き上げ車輪を格納、
 飛行機は目的地に向けて上昇してゆく。

Boeing747-400 TakeOff

昭和58年ごろに使用されていた離着陸時の各種数値を書き入れ、コックピットの前面のよく見える場所に張られていたカード
V1/V2/Vrの各速度や、フラップの設定、重量、トリムの設定値、気圧補正値などが記載されている。

TO_Card_B747.jpg

747-200

747-400

離陸時のコックピットの様子

747-200

747-400

着陸音

 長い距離を飛んできた飛行機が目的地の滑走路に着陸
 ギア(車輪)を降ろし、フラップを一杯に降ろし、滑走路のセンターラインの延長線上を
 アプローチしてくる。
 パイロットの最も緊張する瞬間。

Boeing747-400 Approach

747-200

747-200 日本航空433便のフランクフルトへのアプローチから着陸時のコックピットの様子

747-400

747-400 ルフトハンザ710便の成田空港へのアプローチから着陸時のコックピットの様子

Boeing747にまつわるエピソード

 順次、この項目を拡充していきたいと思います。
 Boeing747にまつわるエピソードを募集しています!
 乗客として、操縦士として、キャビン・アテンダントとして、
 整備士として、管制官として、地上スタッフとして、などなど
 一緒にこの世に1つの旅客機辞典を作成していただける方、大募集です。

Boeing747資料集

Pan AmのBoeing747-100についての発表資料

Pan AmがB747について発表した資料。
「The Ultimated Airliner」と「Development History」
当時Pan Amのフラッグシップであった707の約2倍の輸送能力のあるBoeing747-100の
導入の経緯が記されています。

また、Development Historyでは、Boeing747の誕生の歴史が綴られています。

panam747-1.jpg

panam747-2.jpg

中国民航(CAAC)のトラベル・ガイドの表紙
Boeing747-SP(B-2442)
中国国際航空公司(Air China)へ引き継がれ、その後引退した

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Boeing747-SPの機内配置図、4クラスで運航していたようです。

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出典:「中国民航 Travel Guide 1981年」

JALのBoeing747によるフライトプラン

Boeing747SR 千歳→羽田のフライトプラン          Boeing747-300 千歳→羽田のフライトプラン

img117.jpg
img126.jpg

Boeing747-100 成田→グアムのフライトプラン

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Boeing747-400のチェックリスト

B747-400_checklist

世界の航空会社のBoeing747の「安全のしおり」

Roal Air Maroc(ロイヤル・エア・モロッコ)のBoeing747SPの安全のしおり

royal air maroc 安全のしおり1
royal air maroc 安全のしおり2

モロッコの飛行機は過去特別機で羽田など日本へこの747SPと757が飛来した記録が残っています。
B747SPも41機しか作られていないので極めて珍しいと思います。

イラン航空が恐らく最後のB747SP運航航空会社じゃないかと思います。

747SPはビジネスジェットとして中東などではちょうどいいサイズ!?なので重宝されているようです。

でも最近の傾向としては中古の744を特別機に改造したので、747SPを売却した国も多く
UAEやバーレーンなどは既に特別機の主力を744へ切り替えています。

(記事提供:Mattariさん)

中国民航の安全のしおり(機内誌の一部)

img219.jpg

img220.jpg

出典:「中国民航 Travel Guide 1981年」

SWISSAIRの安全のしおり

SWISSAIR

ANA Boeing747SRの安全のしおり(その1)

下敷きのように1枚ものの厚紙でした。

safety_card.jpg

ANA Boeing747SRの安全のしおり(その2)

見開きで4ページの詳細な説明になりました。

safety_v2_1.jpg

safety_v2_2.jpg

エール・フランスのBoeing747の安全のしおり

エール・フランス 安全のしおり(表)
エール・フランス 安全のしおり(裏)

ユナイテッド航空のBoeing747の安全のしおり

ユナイテッド航空 安全のしおり(表)
ユナイテッド航空 安全のしおり(裏)

JALのBoeing747-300の安全のしおり

JALの安全のしおり(表)

JALの安全のしおり(裏)

 順次、この項目を拡充していきたいと思います。

 Boeing747にまつわる資料を募集しています!

 写真やチェックリスト、安全のしおり、その他お宝など

 一緒にこの世に1つの旅客機辞典を作成していただける方、大募集です。

Boeing747関連書籍紹介

ボーイング747を創った男たち―ワイドボディの奇跡

クライヴ・アーヴィング著・手島 尚訳

ボーイング747を創った男たち

747が開発されたエピーソードがたくさん詰め込まれているのはタイトルの通りで内容やボリューム(408P)の満足度はいうまでもない。
そのときの情景が、まるでドキュメンタリー番組をみているかのように伝わってくるのが本書のいちばんの特徴だ。それも英BBCやディスカバリーチャンネルのようなボリューム満点の、良質な海外のドキュメンタリー番組である。

開発に至るまでの歴史的背景…もちろん多くは航空業界の話だが、ナローボディーからワイドボディまでの変遷にいたる「大型旅客機」の創成期の情景や、当時の世情や人々の生活がよく分かり、まるでその時代を映像でみたような感覚になるのは、経営者のやりとり、開発者たちの心理描写と人間模様が克明に描かれているからだろう。それも単なる「記録」でなく、限りなく映画に近い「再現ドラマ」として伝わってくる。

たとえば747の開発の契機となったボーイング社会長・アレンとパンナム社会長・トリップとの取引が、ビジネスエリートたちの生活が映画のワンシーンのように華やかなこと、駆け引きがスリリングなこと、それから当時の経営陣たちの性格が、良くも悪くも個性豊かなこと、そのことがのちに光と影を落とし、ドラマティックな展開を迎えること…。

「747のアイデアは、紙ナプキンに書かれた」というエピソードも、開発者たちの苦悩も、価格決定におけるエピソードも、それから、大型の747をつくるエヴァレット工場にいたるまでの話も、すべて映画の起承転結を飾るように完結されているようにも思う。

文章なのに映像としてリズミカルに伝わってくるのは、翻訳者である手島氏が、37年に渡って日本航空に務め、航空業界に縁の深い人であるからこそ為せるワザでもある。
ちなみに手島氏が日本航空にいたのは1957年?1994年。日本航空が747を初就航させたのが1970年。それから幾多の改良を重ねる間、航空業界の内側から747をみてきた人物だ。
単なる2時間スペシャルのドキュメンタリー番組では終わらない、必読の一冊である。

written by 竜子さん(「週刊 飛行機ダイスキ!」編集長)

  

747 ジャンボをつくった男

ジョー・サッター/ジェイ・スペンサー著・堀 千恵子訳

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747をつくった数いる男たちのなかでも、こちらは伝説的エンジニア、ジョー・サッターという名の男のお話。

ところで「大草原の小さな家」をご存知の方はいらっしゃるだろうか? 1975年?1982年の毎週土曜にNHKで放映されていたドラマである。西部開拓時代のアメリカを舞台にごく平凡な家庭の日常を綴った自伝的ドラマで、金髪おさげのローラの語り部が心地よい素朴なドラマだった。

この「大草原の小さな家」が人が思い描く素朴な女の子の物語だとすると、こちらの「747ジャンボをつくった男」は理想の男の子の物語そのもので、ジョー・サッターの幼少期の話なんかは、さながらアメリカドラマのようでもある。それもそのはず、自身の子供の頃の風景や人物描写が事細かに描かれていて、家族の仲むつまじい様子やらジョー・サッターの生きた時代が、カメラがパンするように、またシーンが切り替わるように、頭に思い描けることにある。

興味深いのは、ワシントン大学在学中に起った真珠湾攻撃の話。アメリカから第二次世界大戦を見て、やがてその彼が航空エンジニアを志すようになるのだが、その戦争体験がいろんな面において747の開発に生かされるという点。また、航空業界のもっとも華々しいジェット機時代に見聞きしたものが綴られている点。そして必見なのはたった1国の要望のためにつくるのは前代未聞という状況のなか開発された、日本専用の747SRと747-400(国内線用)の話。あんなに大きなジェット機がシャトル便として1日に何度も離着陸を繰り返せるのには、それ相当の苦労があるのだ。また、747の上顧客として日本についてはいろんな場面で語られているが、それを通してよその国の人がどのように日本を見ていたのかも面白い。

自らが手がけたボーイング社での開発時の話も、テレビドラマのように一度読んだらどこでよ認めたら分からないほどであった。自伝というと自らの体験を中心に綴るものが多くなりがちだが、この本ではそれ以上の体験ができる貴重な本である。

written by 竜子さん(「週刊 飛行機ダイスキ!」編集長)

より詳細なブックレビューは「週刊 飛行機ダイスキ!」をご覧ください!

 順次、この項目を拡充していきたいと思います。

 Boeing747に関連する書籍の紹介情報を募集しています!

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Boeing747シリーズの諸元一覧表

 747には実に多くのシリーズがある。
 747-100/SR/B、747-200、747-200F、747-200C、747SP、747-200M、747-300M、 747-300/SR、747-400、
 747-400M、747-400D、747-400F、747-400ER、747-400ERF、
 そして、747-8
 ※表記はBoeingが最初の受注を受けた順(ローンチ順)
 下記の表はその代表的なモデルのみ記載

747-8 747-400 747-400ER 747-400F 747-400D 747-300 747-200 747-100
席数 3クラス構成 467名 416名 416名 412名 366名 366名
2クラス構成 524名 524名 568名 496名 452名 452名
エンジン及び
最大推力
GEnx-2B67
29,928 kg
Pratt & Whitney PW4062
28,488 kg
Pratt & Whitney PW4062
28,488 kg
Pratt & Whitney PW4062
28,488 kg
Pratt & Whitney
4062
20,612 kg
Pratt & Whitney JT9D-7R4G2
24,635 kg
Pratt & Whitney JT9D-7R4G2
24,635 kg
Pratt & Whitney JT9D-7A
20,925 kg
Rolls-Royce
RB211-524H2-T
26,778 kg
General Electric
CF6-80C2B5F
27,973 kg
Rolls-Royce
RB211-524H2-T
26,778 kg
General Electric
CF6-80C2B1F
20,294 kg
Rolls-Royce
RB211-524D4
23,850 kg
Rolls-Royce
RB211-524D4
23,850 kg
Rolls-Royce
RB211-524B2
22,545 kg
General Electric
CF6-80C2B5F
23,447 kg
General Electric
CF6-80C2B5F
27,948 kg
General Electric
CF6-80C2B1
25,040 kg
General Electric
CF6-50E2
23,625 kg
General Electric
CF6-45A2
20,925 kg
最大燃料搭載量 242,470 L
(カーゴ)229,980 L
216,840 L 241,140 L 216,840 L 204,355 L 199,158 L 199,158 L 183,380 L
最大離陸重量 442,250 kg 396,890 kg 412,770 kg 396,900 kg 378,182 kg 374,850 kg 374,850 kg 333,400 kg
最大着陸重量 343,370 kg 260,362 kg 295,743 kg 285,764 kg 260,362 kg 255,800 kg 285,700 kg 255,800 kg
空虚重量 325,226 kg 242,672 kg 251,744 kg 256,280 kg 242,672 kg 238,780 kg 238,780 kg 219,950 kg
最大航続距離 14,815 km
(カーゴ)8,130 km
13,450 km 14,205 km 8,230 km 2,905 km 12,400 km 12,700 km 9,800 km
路線例 New York –
Hong Kong
Los Angeles – Hong Kong New York –
Hong Kong
Tokyo – Sydney New York-Tokyo New York-Tokyo Los Angeles-Honolulu
London – Singapore Los Angeles – Sydney Los Angeles – Melbourne London – Beijing Seattle-Tokyo
巡航速度
(35,000ftにおける)
マッハ0.855
(カーゴ)マッハ0.845
マッハ0.85
910km/h
マッハ0.855
913km/h
マッハ0.845
901km/h
マッハ0.85
910km/h
マッハ0.85
910km/h
マッハ0.84
895km/h
マッハ0.84
895km/h
全幅(翼端から翼端) 68.5 m 64.4 m 64.4 m 64.4 m 59.6 m 59.6 m 59.6 m 59.6 m
全長 76.3 m 70.6 m 70.6 m 70.6 m 70.6 m 70.6 m 70.6 m 70.6 m
全高 19.4 m 19.4 m 19.4 m 19.4 m 19.4 m 19.3 m 19.3 m 19.3 m
客室幅 6.1 m 6.1 m 6.1 m 6.1 m 6.1 m 6.1 m 6.1 m 6.1 m
初飛行 1988/4/29 2002/7/31 1993/5/4 1991/3/18 1982/10/5 1970/10/11 1969/2/9
初就航エアライン Cargolux? Northwest Qantas? Cargolux Japan Air Lines Swissair KLM Pan Am

参考資料・コンテンツパートナー

【映像】
  航空サウンド武田一男プロデュース作品
  ルフトハンザドイツ航空
【航空音】
  航空サウンド武田一男プロデュース作品
【参考資料】
  Mattari様提供:ロイヤル・エア・モロッコ、スイス航空の安全のしおり
【書籍紹介】
  竜子さん(「週刊 飛行機ダイスキ!」編集長)
【諸元】
  Boeing Company