DC-9

目次:
1.DC-9の進化
2.DC-9の音と映像
3.DC-9にまつわるエピソード
4.DC-9資料集
5.DC-9関連書籍紹介
6.DC-9の諸元
7.参考資料・コンテンツパートナー

DC-9の進化

DC-9はBoeing727・737と並ぶベストセラー機である。
この飛行機は非常に波乱万丈な人生(人ではないが・・)を経ている。
ダグラス・エアクラフト社でBoeing727や737に対抗するために開発されたDC-9。
970機以上が生産されたベストセラー機となった。
しかし、売れすぎて資材不足・資金不足に陥り、ダグラス社は黒字倒産。その後はマクダネル社と合併し、マクダネル・ダグラス社となる。
マクダネル・ダグラス社になってからは"MD-"と型番も改め、MD-となってからもMD-81、-82/88、-83、-87と次々と改良型が開発され続けた。
その後、マクダネル・ダグラス社はMD-11の失敗や、エアバス社との競争激化などの影響で経営が悪化、ボーイング社に吸収合併となった。
会社はこうして変わっていったがDC-9、MD-80シリーズの人気は衰えず、その後MD-90シリーズが登場することとなった。
日本では東亜国内航空がDC-9シリーズを採用し、その後のJAS、JALへと引き継がれている。
映像で見るDC-9ファミリー

DC-9 MD-90グラフィックス

映像:航空サウンド武田一男プロデュース作品

登場する航空会社:
スカンジナビア航空(主演)、スイス航空、イベリア航空、フィンランド航空(尾翼のみ)など。
スイス航空の副操縦士が地上走行中に窓を開けて手を振ってくれるシーンや、 離陸コックピットのシーンなどすばらしい映像満載です。
撮影はコペンハーゲンカストラップ空港が中心で、終わりの部分はフィンランド・ヘルシンキの空港です。どちらも、北欧の国際空港です。
スペシャル映像として、LOTのTupolev Tu-134が登場します。
(DC-9と良く似ている、尾部に双発、T字尾翼の旧ソ連製の旅客機)

映像:航空サウンド武田一男プロデュース作品

写真で見るDC-9ファミリー

東亜国内航空のDC-9-41(JA8451)                 東亜国内航空のDC-9-81
DC-9-41 DC-9-81
東亜国内航空のDC-9-81(DC-9 Super80)
TDA DC-9Super80 FH020033.jpg
ハーレクイーンのMD-81と旧JAS塗装のMD-81(Photo by B777さん)
04-HLQ.jpg MD-81_rainbow.jpg
黒澤監督デザインのMD-90(Photo by B777さん)
kurosawa-05.jpg kurosawa-07.jpg
JALのMD-90-30(JA8004)
MD-90 DSC_9425.jpg
JALのMD-90-30(JA8069)                      JALのMD-87(JA8281)
DSC_9684.jpg MD-87

DC-9の音と映像

エンジン始動音

DC-9のプラットアンドホイットニー社 JT8Dエンジン

MD-81のプラットアンドホイットニー社 JT8Dエンジン

離陸音

写真はMD-81(左)とMD-90-30(右)
MD-81 MD-90-30

DC-9_TO_LDG_card.jpg

タワーから離陸の許可を得たパイロットはスラストレバーを焼く1.4EPRまで進める。
エンジンの音が一段高くなる。
2基のエンジンが正常に作動していることを確認し、ブレーキを外し、スラストレバーをテイクオフ・パワーの約2.11EPRまで押し進める。
エンジン音が急速に高まり、体が座席に押し付けられる加速感を感じる。

DC-9

飛行機はぐんぐんと加速。
「80!」副操縦士が速度をコールする。
「V1」離陸継続が中止の判断ポイントの速度に達し、その後数秒で「Vr」となる。
126ノットで機首をゆっくりと引き上げ、飛行機は地面を離れる。

MD-81

着陸音

MD-81(JA8262)のアプローチ
MD-81(JA8262) MD-81(JA8262) Approach

MD-90-30(JA8069)のアプローチ
AIR_3558.jpg AIR_3560.jpg

MD-81

TDAのMD-80 羽田空港へのアプローチから着陸時のコックピットの様子

アウターマーカーの手前、「OK ギア・ダウン」のキャプテンの指示で副操縦士がギア・レバーを下げ、車輪を出す。
Before Landing Checkが続く。
スピードは160ノット。フラップを徐々におろしながら飛行機は羽田空港に向けて降下してゆく。
「JAS934便、33Rへの着陸を許可する。着陸後C6誘導路へ曲がるように」 1000フィートをきったところで、タワーから着陸のクリアランスを得た。
副操縦士は高度を次々に読み上げ、アプローチが続く。
約200フィートのDHを通過。
飛行機はスレッシュホールド(滑走路末端)を約50フィートで通過し、速度は約120ノット。
接地直前に機首を3度から4度起こしながらスラストレバーをアイドル位置まで絞る。
接地時の降下率は毎分100から150フィート、934便は無事に羽田空港のR/W33Rに着陸、機長はリバース・レバーを1.85EPR以内にセット、速度が80ノットになったところで1.4ERPに、60ノットで1.2EPRにリバースを戻してゆく。速度が60ノット以下まで減速されたら、リバース・レバーを戻す。
タクシースピードまで減速した934便は指示されたC6誘導路を右に曲がる。

DC-9にまつわるエピソード

 順次、この項目を拡充していきたいと思います。
 DC-9にまつわるエピソードを募集しています!
 乗客として、操縦士として、キャビン・アテンダントとして、
 整備士として、管制官として、地上スタッフとして、などなど
 一緒にこの世に1つの旅客機辞典を作成していただける方、大募集です。

DC-9資料集

中国民航(CA)の機内誌に掲載されたMcDONNELL DOUGLASの広告
McDONNELL DOUGLAS 広告

DC-9のコックピットパネル

DC-9_cockpit.jpg

パイロットの前の計器盤(キャプテン側)
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DC-9_cockpit_radio_alt.jpg DC-9_cockpit_speed.jpg DC-9_cockpit_flt_director.jpg DC-9_cockpit_alt.jpg DC-9_cockpit_clock.jpg DC-9_cockpit_compass.jpg DC-9_cockpit_crs.jpg DC-9_cockpit_adf.jpg DC-9_cockpit_vsi.jpg DC-9_cockpit_ap1.jpg DC-9_cockpit_marker.jpg

コックピットパネルのセンター部分、エンジン関係の計器と車輪操作レバーが並んでいる
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DC-9_cockpit_fuel.jpg DC-9_cockpit_ramair_temp.jpg DC-9_cockpit_engine.jpg DC-9_cockpit_oil.jpg DC-9_cockpit_gear.jpg DC-9_cockit_gear_lamp.jpg

キャプテンと副操縦士の間にあるセンターペデスタル
昇降舵トリムやスピードブレーキ、フラップの操作レバーとエンジンのスラストレバーなどが並んでいる
また、手前には無線関連の操作パネルがある
DC-9_cockpit1.jpg DC-9_audio.jpg DC-9_center_pedestal.jpg

オーバーヘッドパネル
ライト類のスイッチや、エアコンのスイッチ類、燃料ブースターポンプ操作スイッチなどが並ぶ
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ラダートリム、エルロントリムの操作ノブやキャプテンシートの後ろに並ぶサーキットブレーカー
地上走行中に前輪の方向を操作するステアリングハンドルとパーキングブレーキ
DC-9_trim.jpg DC-9_cirkit_braker.jpg DC-9_handle.jpg

DC-9シリーズのチェックリスト

DC-9のチェックリスト
上記のコックピットに沢山並ぶ計器・スイッチ・レバーを次々に操作し、チェックリストでフライトの各フェーズ毎に確認していく。

DC-9-41のチェックリスト
TDAで使われていた初期のものと、その後の改訂版
DC-9-41_checklist.jpg DC-9-41_checklist3.jpg
DC-9-81のチェックリスト
DC-9_super81_checklist.jpg

DC-9のPR広告

昭和52年に発行された本に掲載されたDC-9のPR
DC-9_S52_6.jpg

 順次、この項目を拡充していきたいと思います。
 DC-9にまつわる資料を募集しています!
 写真やチェックリスト、安全のしおり、その他お宝など
 一緒にこの世に1つの旅客機辞典を作成していただける方、大募集です。

DC-9関連書籍紹介

 順次、この項目を拡充していきたいと思います。
 DC-9に関連する書籍の紹介情報を募集しています!
 一緒にこの世に1つの旅客機辞典を作成していただける方、大募集です。

DC-9シリーズの諸元一覧表

DC-9、MD-80、MD-90シリーズ

DC-9シリーズ
左からDC-9-10、-30、-50
DC-9-15.jpg DC-9-32.jpg DC-9-51.jpg

MD-80シリーズ
MD-81.jpg MD-87.jpg

MD-90シリーズ
MD-90-30.jpg

DC-9-10 DC-9-21 DC-9-30 DC-9-40 DC-9-50 MD-81 MD-82/
-88
MD-83 MD-87 MD-90-30 MD-90-50
座席数 2クラス 80 80 80 80 80 155 152 155 130 153 153
1クラス 90 90 90 90 90 172 172 172 139 172 172
エンジン
(最大推力)
JT8D-7
(6,350 kg)
JT8D-9
(6,804 kg)
JT8D-15
(7,031 kg)
JT8D-15
(7,031 kg)
JT8D-17
(7,257 kg)
JT8D-209
(8,391 kg)
JT8D-217A/C
(9,072 kg)
JT8D-219
(9,525 kg)
JT8D-217C
(9,072 kg)
International Aero
V2525-D5
(11,340 kg)
International Aero
V2528-D5
(12,701 kg)
最大離陸重量 41,177kg 44,492kg 49,940kg 51,756kg 54,934kg 63,503kg 67,812kg 72,575kg 63,503kg 70,760kg 78,245kg
最大着陸重量 37,059kg 43,227kg 44,906kg 46,266kg 49,895kg 58,061kg 58,967kg 63,276kg 58,060kg 64,410kg 64,410kg
空虚重量 22,300kg 23,879kg 25,879kg 27,821kg 29,336kg 35,330kg 35,369kg 36,145kg 33,237kg 39,994kg 40,396kg
航続距離 2,036km 2,977km 2,631km 2,712km 2,631km 2,897km 3,798km 4,635km 4,395km 3,860 km 5,160 km
巡航速度 903km/h 896km/h 917km/h 917km/h 898km/h 811km/h 811km/h 811km/h 811km/h 812km/h 812km/h
全幅 27.25m 28.47m 28.47m 28.47m 28.47m 32.8m 32.8m 32.8m 32.8m 32.87m 32.87m
全長 31.82m 31.82m 36.37m 38.28m 40.72m 45.1m 45.1m 45.1m 39.7m 46.5m 46.5m
高さ 8.38m 9.05m 9.05m 9.05m 9.3m 9.4m 9.4m

参考資料・コンテンツパートナー

【映像】
  航空サウンド武田一男プロデュース作品
【写真】
  B777さん:ハーレクイーン・エア、JAS黒澤監督デザイン、JAS塗装
【航空音】
  航空サウンド武田一男プロデュース作品
【参考資料】
  DOUGLAS AIRCRAFT COMPANY
  McDONNELL DOUGLAS
  BOEING COMMERCIAL AIRPLANES
【諸元】

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