Boeing747-400LCF”ドリーム・リフター”

いよいよBoeing747-400LCF”ドリーム・リフター”に貨物の積み込みが始まります!
積み込まれる荷物がドリーム・リフターの後ろに持ってこられました。
黒いシートに包まれていますが、どうやらBoeing787の胴体の一部と、
主翼の翼桁中央部のようです。
B744LCF 1
機体後部、テール部分の下にフォークリフトのような車両が配置され、
テール部分下部のやや右寄りの部分に接続されました。
B744LCF 2
その車両がゆっくりと動き出し、テール部分を横にずらし始めました。
これだけの大きさになると、人力やモーターで開くというわけにはいかないんですね。
B744LCF 3
半分ほど開いたところ。
ゆっくりゆっくりと大きな口を開けていきます。
B744LCF 4
Boeing747-400LCFの大きなおなかの中が見えてきました!
B744LCF 5
胴体の断面がほぼ見えるようになりました。
B744LCF 6
ちょっと近づいてみます。。
断面というか、接続部分はやはりかなり複雑ですね。
飛行機のコントロールの生命線である尾翼(およびラダー・エレベータ)部分がありますからね!
B744LCF 7
改めて、全体像です。
なんか異様な光景ですよね。
機体が真っ二つに割れた感じ。。。
B744LCF 8
ほぼ開き終わったところ。
B744LCF 9
Boeing787の胴体部分が積み込まれます。
ドリーム・リフターはこのために造られたかのように大きさがぴったり!という感じです。
B744LCF 11
積み込みが終わり、ドアが閉められます。
B744LCF 12
閉められつつあるドア。
手前には貨物を運び、ドリームリフターに積み込みに使われた巨大なハイリフト・ローダ車が見えます。
B744LCF 13
引き続き、ドアが閉じられていきます。
B744LCF 14
いや~、物凄いシーンを目撃することができました!
もちろん初めてです!
Boeing747-400Fは機首部分がパカっと上に開きますが、LCFはテール部分が横に開くんですね。
確かに、そのようにすれば胴体径と同じ大きさの荷物を積み込むことができますからね。
ナルホド!
感動しました。
まだセントレア緊急特番は続きます。
Boeig787の開発を支えた大きな裏方さん、Boeing747-400LCF。
明日はちょっと面白い?!企画を考えています。
お楽しみに!

17 comments

  • すごい!
    787のためのドリーム・リフターだったのですね
    積まれたのは先程隣に居た子なのですか?ww

  • うぉおおお!
    うすうす気づいてはいましたが、
    こうして激写していただくと、毎カット毎にうなりました。
    こりゃ「ツチノコのサバ折」状態ですね。
    しかし、凄い光景。

  • うっわぁぁぁーっ!!
    大興奮しました!!!
    写真で見せてもらってこれですからAirmanサン、実際に見てると血圧が上昇したんじゃないですか!?(笑)
    それにしても… 旅客機の胴体が入っちゃう胴体。
    ドリームリフターって巨大なんですね。
    本当に名古屋まで遠征した甲斐が有りましたね。
    これがシアトルの空を飛び交ってるんですね~
    今度は飛んでるところを見てみたいな…♪

  • すごいです!!とても新鮮(^^)
    羽田空港にくる予定とかはないんですか?
    私も生で見てみたいです!

  • Airman さん おはようございます。
    「わあ~ すご~い」まずこの一言、こんな場面、みなさんに是非、見てもらいたいですね。
    見せて頂いてよかった(^0^)。セントレアまで行かれた
    意味がわかりました。ありがとうございました。
    明日の写真もたのしみにして。。。
    きょうもこれから仕事、がんばろう(握りこぶし)

  • おはようございます。
    お久しぶりです!
    セントレア行ったことありますけど
    LCFは見たことないんですよね。
    羨ましいです!
    あの胴体を開けた車はコンピュータ制御らしいですよ(・o・)ノ
    エアラインを立ち読みをした時読みした(^O^)

  • セントレアでは日常茶飯事でしたが、皆様にとってはビックリなんですね。何か面白かったです。
    それにしても、横方向に胴体を開けて大丈夫なのかなと心配ですね。ヒンジが悪くならないのかなと。下支えの重機がいますが、変な方向に行ったら壊れちゃうのじゃないかと。
    と、変な事ばかりを考えてしましました(笑)

  • 通りすがり

    初めまして 通りすがりの者です。
    B787の記事を検索中に素敵な写真に目が留まりました。
    私も9日・10日とセントレアで撮影しておりまして、
    Airman様のこのブログで記憶を甦らせております。
    B787離陸時のバイバイフライトとても感動しましたね。
    航空祭で戦闘機の帰還時に見たことがありましたが、
    テストフライトとはいえ、旅客型でこれが見れるとは思いませんでした。
    暑い中 待ったかいがありましたね。
    私はセントレアでたまに撮影してますので、LCF(ドリームリフター)の情報を・・・
    セントレアのホームページに「ドリームリフター飛来情報」のページがあります。
    そちらをチェックして頂けばLCFの駐機中の撮影は可能です。
    しかし、1年程前 運航会社がエバーグリーンからアトラスに替わり、
    運航パターンが20:40頃到着 翌日21:00頃出発がデフォルトとなってしまいました。
    イレギュラーがない限り飛んでいる姿はほぼ撮れなくなりました。暗いですからね。
    高感度撮影対応のカメラと明るい超望遠レンズがないと飛んでる姿の撮影は厳しいと思います。
    エバグリの頃は昼間に撮れたりしたんですが・・・
    又、貨物積み込みの時にいた黄色のフォークリフトみたいな車両ですが
    テールゲートを開けるためだけでなく、LCFの後方転倒防止と
    ヒンジ部へかかる荷重軽減の役割もはたしております。とても重要な車両ですね。
    さらに、呼び方は「つちのこ」以外にも「エビフライ」「エビフリャ」(←名古屋弁っぽく)
    と呼ばれることがあります。
    洋食屋の有頭エビのエビフライが頭とシッポを残してフライになってる様のようです。
    ここでコメント欄で気になることが有り、お節介ですが追記させて頂きます。
    残念ながら現在ウイングレット(WL)のついたドリームリフターはおりません。
    この奇妙な形の機体は747-400を改造・改修して生まれた機体ですから、
    1号機製作時にはWLが付いていました。
    しかしテストフライトで翼がバタバタと振動するとのことで、WLは外されたはずです。
    ですからWL付のLCFがセントレア及び日本国内に飛来したこともなく、
    現存する4機ともにWLは付いてないです。
    なにはともあれLCFが見れるのは国内ではセントレアだけです。
    また撮影にいらしてもらえればと思います。
    素敵な写真と文章に引き込まれコメントしてしまいました。
    「明日のちょっと面白い?!企画」とやらも楽しみにしております。
    ありがとうございました。

  • ☆marbomitsuさん、
    ドリーム・ライナーのためのドリーム・リフター。
    これからの飛行機の開発はこのように国をまたがったプロジェクトになるんでしょうね。
    積まれたのは、隣にいたBoeing787ではなく、今後組み立てられるBoeing787の胴体の一部と翼桁中央部のパーツでした\(^o^)/
    さすがに1機丸ごとは。。。。(笑)

  • ☆Flyingtak1さん、
    「ツチノコのサバ折」・・・うまい表現ですねぇ~!!
    座布団3枚!!
    凄い光景というか、異様な光景ですよね。。。。
    胴体が真っ二つ。
    考えた人、すごいなぁ。

  • ☆ウォーケンさん、
    「うぉおおお!」の次に
    「うっわぁぁぁーっ!!」。
    みなさん、やっぱり驚くというか、うなりますよね。
    私もうなりました^^;
    徐々にテール部分が開いていく姿を生で見ていて、
    本当にドキドキして血圧は上昇してましたね!!
    飛行機の胴体に、さらに飛行機の胴体が入る。
    マトリョーシカを連想してしまいました。

  • ☆keiさん、
    ありがとうございます!
    羽田空港に来る予定はないようですね。
    名古屋にある工場とシアトルの工場の間での
    パーツ運搬に使われる機体のようです。
    是非、セントレアへ!!

  • ☆Renaさん、
    ホント、セントレアまで出かけて行って良かった!
    Boeing787も間近で見ることができましたが、
    このBoeing747-400LCFの貨物積み込みシーンも目玉の一つでした。
    物凄く濃いセントレア遠征でした!!
    とてもうれしいコメント、ありがとうございました!
    明日もちょっと趣向を変えた写真を掲載します。
    お楽しみに♪

  • ☆おさるさん、
    テールを支え、ドアを開いていたフォークリフトみたいな
    車、コンピュータで制御されているんですね。
    蝶番を傷めずに、テール部分を開けるのって難しいのだろうなと思ってみていたのですが、やはりコンピュータでちゃんと制御していたんですね。

  • ☆@central_japanさん、
    この風景が”日常茶飯事”?!
    なんとうらやましい。
    私にとってはびっくり・どっきりの一大イベントでした。
    私もいろいろと変な心配をしていましたが、↑のコメントのとおり、
    コンピュータでちゃんと制御されていたんですね。
    皆様のおかげでいろいろと知識を増やすことができ、
    本当に幸せです♪

  • ☆通りすがりさん、
    ありがとうございます!!
    10日にセントレアにいらっしゃったんですね。
    私たちはお昼頃セントレアに到着し、それからB787の出発までいたのですが、とても内容の濃い半日でした!
    旅客機のWing Rollも初めてでしたが、
    このBoeing747-400LCFも初めて、貨物の積み込みシーンも初めて、初めてづくしでした!!
    暑さも感じないほど、興奮してました。
    このドリーム・リフターについての情報、本当にうれしいです!!
    ドアを開けていた車両の話、
    ツチノコ以外にもエビフライ?!という愛称がある話、
    ウィング・レットの話、
    などなど、興味深く読ませていただきました。
    ありがとうございました!
    セントレアは展望デッキの配置といい、空港の設備といい、
    周辺の立ち入り区域の状況といい、航空ファンにとっては
    嬉しい空港ですよね!
    また、是非行きたいと思います。

  • ☆たかしさん、
    貨物の積み込みにどれくらいの時間がかかったのか・・・・
    興奮し、ずーっとファインダーを覗いていたので、
    とっても短く感じましたが、今思うと結構時間がかかっていたのかも。。。
    時間の感覚を失わせるほどのイベントで、まったく覚えていません^^;
    羽田空港で16Lに着陸?!
    VOR-Cは廃止されたと思ってました。
    VOR-Aで16Rじゃなく16Lだったのですよね。
    ちょっと調べてみます。。。

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