フィリピン航空のBoeing777-300ER
フィリピン航空の飛行機、成田で撮影してもなぜかあまり掲載してきませんでした。
いつも後回しにされたうえに、掲載せずに次の新しい写真に追い越されて、在庫行きになってしまってたんですよね。
今回は1月2日の成田空港で撮影した写真をできるだけ撮影順に掲載するということで、ようやく登場することができました。
特別塗装や記念ステッカーもなく、スタアラでもスカイチームでもワンワールドでもなく、珍しい飛行機でもなく、地味なんですよねきっと。
デザインも白地に「Philippines」の文字があるだけで、かろうじて垂直尾翼がカラフルなだけ。。。
そんなフィリピン航空の飛行機ですが、今回はちゃんと見てみましょう。
滑走路の中間点でエアボーン寸前の様子から。
上昇を始めるフィリピン航空のBoeing777-300ER(RP-C7773)。
白い胴体、-300がより長く見えますねぇ。主翼のしなりがBoeing787のようです。
ちょっと角度を変えたところでもう1枚。
向こう側、左翼の翼端がこんなに見えるんです。
レイクドウィングチップ、カッコいいですね!
マニラ行きのPR431便、ギアを格納します。
さて、何か気が付きました?!
上の写真と下の写真でメインギアの角度を比べてみてください。
6本のタイヤが付いたメインギア、降ろした状態の角度ではしまえないので、前後の角度(ティルトアングル)を変えてしまうんですよね。
久しぶりのフィリピン航空の飛行機、4枚しかありませんでしたが、いかがでしたでしょうか。
フィリピン航空はその名の通り、フィリピンのフラッグキャリアです。
が、なかなか苦労している航空会社で、昨年の11月まではフィリピンの航空当局の安全確認の体制に問題があるとしてEUへの乗り入れを禁止されていました。
安全確認の体制の維持・向上と機内サービスの充実・向上などを経て、安定した良い航空会社となり、いずれはスターアライアンスやワンワールド、スカイチームなどに加盟し、特別塗装機で飛来してほしいものです。
初めまして、nishinoと申します。いつもairman.jpを楽しく読まさせていただいてます。
今日の記事「前後の角度(ティルトアングル)を変える」が興味深くて、wikipediaも調べてみましたが、ボーイング777のメインギアには操舵機構
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%99%8D%E7%9D%80%E8%A3%85%E7%BD%AE
まで付いていると書いてありました。これが上空1万メートル以上も上昇すると、ガチガチに凍りつきそうですが、大丈夫なんだろうか?
ちなみに、冬の北陸、地上1メートルほどでも、愛車のフロントワイパーが雪で凍り付いて、苦労させられます。^^;