ジャンボのドアを開ける

今日は飛行機の写真というか、なんというか。。。

飛行機の”ドア”の写真だけです。

飛行機のギアとかフラップとかメカニカルな部分が結構好きなんですが、ジャンボのドアはなかなか工夫されているというか、不思議な動きをするので、これまた気に入ってます。

それでは早速、”ドアを開ける”一部始終をご覧ください。

ケータリングのリフト車がR2ドアに横付けされ、羽田空港まで乗ってきたお客様がすべて降機するのを待ってます。

「まだかなぁ~。。。急いでいるんだけど」と腕時計を見て時間を確かめてます?!

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機内からCAさんのOKサインが出たのでしょう。

まず、ドアハンドルの上端・下端を引出します。

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そのドアハンドルを、赤い矢印の通りに反時計回りに回します。

反時計回しにするなら、左手を上端にかければ良いのに。。。と思いながら見てました。

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ハンドルを回すと、ドアは機内側に一旦引っ込みます。

この段階で下端がちゃんと内側に折れ曲がったかどうかを確かめます。

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ドアハンドルが180度回ったところでハンドル収納部に戻し、内側に引っ込んだドアを前方(右側)のヒンジ部を軸に回転させます。

内側に引っ込んだドア、内側から外側に押し付けられるようにしてしまっていたドアが開口部からどのようにして出てくるのか、いまだに不思議です。。。

横幅は確かに開口部よりもドア部のほうが大きいので、それはこのように斜めにして回転させることで通すことができます。

上下は・・・・折りたたんでいるから出てくる?!

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重たいドアを「よっこいしょ!」と開けます。

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分厚いドアですね。

側面にたくさんの”ラッチ”が見えます。

このドア、飛んでいる最中に開いたら大変なことになります。

できることなら開口部は作りたくないジェット機に作られた開口部を守る要。

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「ちわ~っす! お届け物で~す!」と、機内で待っていたCAさんに声をかけながらドアを開けているのでしょうか。

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ドアが完全に開きました。

いつも機内側から見ていたジャンボのドア。

銀色の大きなドアハンドルの左にはセレクターレバーが入っている箱が見えます。

飛行機がタキシングを開始したころ、機内で 「Cabin Crew、Door for departure」という業務連絡を聞いたことがあるかと思いますが、それはこのセレクターレバーを”自動”の位置にすることを指示するものです。

”自動”の位置にすることで、その後ドアを開けた時にはこのドアの下半分の大きく膨らんだ部分に収納されている脱出用スライドが自動で展開するようになります。

逆に、着陸後にドアを開ける前には必ずそのセレクターレバーをもとに戻さないと大変なことになります。

重要なレバーなんです。

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はい。ドアが完全に開きました。

機内は暗くてよく見えませんが、私のお気に入りの座席がかろうじて見えます。

窓側でCAさんが座るジャンプシートの前で、翼の前という座席。競争率が高くて、なかなか指定できないのですが、おすすめの座席です。

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ジャンボのR2ドアの写真ばかり10枚も掲載してしまいましたが、ドアを開ける”様子”が良く分かったのではないでしょうか。

なかなか”動き”の少ない飛行機で、動きの見られる数少ないパーツの一つ、”ドア”。

空港で展望デッキで見られるのですが、ついつい見逃しがちです。

今日はジャンボのドアオープンをご覧いただきましたが、Boeing777やBoeing767、Boeing787はそれぞれ異なるドアオープンの仕組みを持ってます。

空港に行ったら、そんなところもじっくりと見てみるのも面白いかも知れません。

 

それでは、皆様、良い1日を!!