ANAジャンボの前に。。。
本日も、成田の写真をちょっとお休みしてANAジャンボ関連を。。。
昨日、3月31日はANAジャンボのラストフライトで本当に大盛り上がりでしたね!
私も仕事をしていてもそちらが気になりFacebookなどネットの情報をちょくちょく見ていました。
ですが、私にとってANAジャンボのラストフライトは3月30日の雨の日でした。
そのラストの離陸の様子は昨日の記事でお伝えした通りです。
そのANAジャンボのテイクオフの前に、実は3機の飛行機が並んでいて、それがまた憎い演出!?というわけではありませんが、象徴的な感じもしましたので、本日の記事で掲載させていただきます。
まずは「モヒカン塗装」のANAのBoeing767!
「モヒカン塗装」はANAの1代前のデザインでANAがまだ国内線のみを受け持っていたころのデザインです。もちろん、ジャンボもこのデザインでたくさん飛んでいました。
ANAの成長期のデザイン、その復刻版のBoeing767がジャンボの前に同じ滑走路から離陸するとは。。。
滑走路上の水を吹き飛ばしてエアボーン。
短距離滑走で、あっという間に空中に浮いたモヒカン君!
このデザインも登場時のプレスリリースでは”2013年度末まで”ということでした。
まさか、これがこのデザインの撮り納め?!
おそらく、次の大規模な整備まではこのまま飛ぶんじゃないかなと勝手に推測しております。
本当はこのデザインのジャンボをもう一回見たかったなぁと思います。
さて、ANAジャンボの前にまだ2機の飛行機が離陸待ちで並んでいました。
雨が強くなる中、第1ターミナルの展望デッキでフェンスに鈴なりに連なっている航空ファンからすれば、早くANAジャンボを離陸させてくれ・・・と思っていたかと思うのですが、順番は順番。。
ANAの最新鋭機、Boeing787が離陸滑走を開始しました。
濡れた滑走路面にアンチ・コリジョンライトの赤い色を反射させながらローテーション!
雨模様の空に赤い光は暖かく感じます?!
ギアを格納するかしないかのうちに、あっという間に雲の中へ。。
もう1機、Boeing787が。。。。
2機のBoeing787を滑走路手前で見送るジャンボ、どんな気持ちだったのでしょうね。
このBoeing787も「あとは、任せとけ!」とばかりに雨の滑走路を疾走し、大きな翼をしならせながらローテーション!
そしてエアボーン。
風がとても強かったせいもあり、どの飛行機も短かい離陸滑走で離陸していきますね。
これからの飛行機ってみんなこんな形に収れんしていくのでしょうか。
ギザギザのエンジンと、しなやかでとんがった鳥のような翼と、ツルンとした顔。
前座はこれでお終い! ジャンボの離陸前の露払いはしたよ!とばかりに上昇していくANAのBoeing787。
ということで、ANAジャンボの前にモヒカン塗装のBoeing767と最新鋭機のBoeing787が飛んでいきました。
これがフツー”のBoeing737やBoeing777やBoeing767だったらわざわざ雨の中、傘をたたんで撮ったりはしなかったでしょう。
でも、モヒカンですよ!787ですよ!ANAジャンボの前に。
なかなか盛り上げる演出するじゃない!と思いながら、練習という意味も込めて撮影しました。
今日はANAジャンボのラストフライトから1日経ち、まだその余韻が残っている方もたくさんいるかと思います。私もその一人です。
”本当の”ラストフライトの写真は他のブログやFacebookなどで改めて拝見させていただきたいと思います。
あと、忘れてはいけないのがもう一つの退役、ANAのDHC8-Q300です。
このANAで一番小さな旅客機もANAで一番大きな旅客機のジャンボと同じ日に退役しました。
Q300の写真も最近は空港に行くたびに必ず撮影していたので、また後日掲載したいと思います。
さて、嵐のような日曜日のあとの月曜日、昨日は東京では桜が満開になりましたね!
職場近くの目黒川の川沿いの桜並木が一斉に咲いていて、淡いピンクの桜の花のトンネルができていました。
今週いっぱいは満開の桜を楽しめるとか。
春ですねぇ。
なんだか、柏原芳恵さんの「春なのに」が頭に浮かんできます。
それでは、皆様良い1日を!