NARITAからOITAへ
今年の2月22日から2月23日の一泊二日で行われた成田合宿。
2月22日のまだ暗いうち6時前のさくらの丘で始まった撮影もいよいよ本日の写真でおしまいです。
成田合宿には遠く大分からも参加してくれた友人もいました。彼はおそらく大分の1年分くらいの数の飛行機をこの2日間で見て、撮ったのではないでしょうか。
その彼を第2ターミナルのLCC出発口で見送り、その搭乗機をB滑走路展望台「東雲の丘」で撮影しました。時刻はすでに17時を回っていて光量はかなり心細くなってきている時刻。私の技量で、手持ちで撮影できるギリギリの時間でした。
第2ターミナルからB滑走路、RWY16Lにやってくる飛行機はこのように見えます。くねくねと曲がった誘導路を飛行機は進んできます。
タクシーウェイをやってきたJetstarのAirbus A320、シャークレット付きのJA18JJでした。
機体の向こう側に見えるのはB滑走路(RWY34R)へのアプローチライトの列ですね。
そして飛行機の翼端灯についての説明にも使えるくらいはっきりと右翼の緑と左翼の赤が確認できます。
徐々に近づいてきました。
この東雲の丘はB滑走路にかなり近く、小さな飛行機でもかなりの迫力で楽しめます。
大分の彼には搭乗口で別れる前に言っておいたことがありました。
「我々はB滑走路展望台でお見送りするから、ちゃんと窓にへばりついて手を振るように!!」
さて、彼は周囲の目を気にすることなく、ちゃんと実行するでしょうか?!
彼はやる男でした!!
(※目の部分はモザイク加工してあります)
さて、気を取り直して、JetstarのAirbus A320へ。
縞模様が描かれた滑走路の末端から滑走路にラインナップします。
主翼後縁の美しさはAirbusらしいですね。
さぁ、いよいよ離陸です。
成田から大分へ飛行機が飛んでいるということはこの彼が来るまで知りませんでした。
利用する人はいるのかな?と思っていたら、結構な数の方が搭乗口で並んでいました。
離陸滑走中のA320、B滑走路・RWY16Lからの離陸機を撮影するのは初めてです。
ローテーション! 向こう側には消防車も見えます。
そしてエアボーン。エンジンから吹き出される高温のジェットが背景をにじませ、光を屈折させ、ジェット排気の高速の流れが見えます。
初期上昇中の写真をもう1枚。
ISOは400、機体はA320、焦点距離は500mm、シャッタースピードは1/250、結構撮れるもんですね。かなりざらついた画像になってしまいましたが(^^;)
B滑走路の南端付近に設置されたILSのアンテナと上昇するJetstarのAirbus A320。
さすがにギアを格納し終えるまでは撮ることができませんでした。約2.5km先の37mの飛行機ですからね。。。。
こうして2日間の成田での撮影を一緒に楽しんだ友人は大分へと帰っていきました。
この後、関東組も解散し、家路についたわけですが、我々よりも大分の彼のほうが先に自宅に着くという不思議なことが起こりました。
時間と距離と速度・・・不思議ですね。頭では分かっているのですが。
地図は距離で書かれていますが、時間で書いたら世界はどんな形になるのでしょう。成田から大分までのほうが成田から横浜よりも近かったりして。
さて、約2か月間にわたって、掲載してきた成田の写真はこれでおしまいです。
また成田空港に行って撮影しなくては!!
梅雨の時期は撮影意欲がなくなるし、そもそも雨で撮影できない日が多くなるので、梅雨前に撮り貯めしておかないといけませんからね!
5月後半のどこかで成田に出かけたいな。。。と思ってます。
さて、世間ではGW(ゴールデンウィーク)後半が始まりました。天気にも恵まれた連休になるようですね。今朝も青空が広がり、太陽の温かい光線を感じ、初夏の陽気になりそうな朝です。
私は明日から名古屋に入り、9日(金曜日)まで名古屋で仕事です。緑の日も子供の日も振替休日も無し(T_T)
でも、航空会社の写真の皆様や流通業の皆様はそれが当たり前なんですよね。
お休みされる方も仕事される方も良い週末になりますように!!