Thai AirAsia XのAirbus A330
メラメラと陽炎が大気を揺らせる中、紅白の派手な飛行機が離陸滑走を開始しました。空にはポコポコと積雲系の雲が浮かび、空港に牛の模様のように日陰を作っていました。飛行機が日陰に入ったり、日向に出たりすると撮影が難しいんですよね。。。
とそんなことを愚痴りながらもこの紅白の飛行機、Thai AirAsia XのAirbus A330-300(HS-XTA)の離陸シーンを撮影しました。
激しいメラメラを抜け、比較的すっきりしてきました。
エアアジアジャパンは無くなってしまいましたが、エアアジアの子会社であるエアアジアXが設立したタイの格安航空会社タイ・エアアジアX。機首部分、コックピットの窓の下にはタイの国旗が描かれ、”THAI AIRASIA X”と書かれています。
成田空港を10時30分に出発するXJ601便、タイのバンコク(ドンムアン)行きです。
加速が鈍いなぁと思っていたら、案の定、なかなか飛び上がろうとしません。目の前をなんとなくのんびりした感じで走っていきました。。。
この位置でようやく前輪を持ち上げました。お客さんがたくさん乗っていて重たいのでしょうか。
ちなみにこのタイ・エアアジアXのコールサインは”ExpressWing”、カッコいいじゃないですか!
そして浅い機首上げ角度のまま、エアボーン。
背景の緑の森に、紅白の機体が映えますね!!
エアボーン後の加速や上昇率の増加も鈍いのでしょう。浅い角度のまま、じりじりと進んでいきました。展望デッキのかなり右手でエアボーンし、上昇を開始されたのでこちらは金網の穴と格闘しながら必死で追いかけます。
まだ「Gear Up」の声がかからないのでしょう。ギアの格納ドアが開きません。とにかく上昇を安定させることに必死な感じ?!
前回、この飛行機を見たのは5月のさくらの丘だったと記憶しています。その時は比較的軽々と上がる感じで、お腹に書かれた「AirAsia.com」の文字が見える写真でした。今回のようなゆるゆるとした上昇ではなかったような。。
日本のLCC(格安航空会社)はAirbus A320が大好きなようですが、海外の格安航空会社はちょっと大きめの飛行機を飛ばしているんですね。AirAsiaXのA330もそうですが、JetStar何かはA330のほかにBoeing787も飛ばしています。いずれにせよ、いろんな飛行機が成田空港にやってきてくれるのは嬉しいものです。
このタイ・エアアジアXが成田・バンコクの直行便の運航を開始したのは2014年9月1日だったそうです。
ということは、5月に撮ったのはチャーター便だったのか?訓練だったのか?だから5月の離陸は軽々としたもので、今回は重たそうだったのか?
いずれにせよ、今後は成田の午前10時半頃に見られる新しい仲間が増えたわけです。
9月最後の日曜日。
朝から天気も良く、行楽日和ですね。
皆様はどのように過ごされるのでしょうか。
私は。。。 考え中。
空港は昨日行ったしなぁ。
そういえば、昨日、9月27日は羽田空港で「空の日フェスティバル」というのが開かれていて、いろんなイベントが開催されていました。私も事前募集となっていたANAの格納庫見学に申し込んだのですが、抽選に外れてしまい、一般公開となっている旧整備地区会場で行われていた航空機および空港車両展示会を見てきました。
先日ANAでは退役となったDHC-8-300やYS-11が展示されていて目の前で見ることができました。
JCABのDHC-8-300
こちらは既に使われてはおらず、保存されているものですが、YS-11です。
それでは、皆様、良い一日を!!