【号外】政府専用機、イタリアから帰国
10月15日に日本を出発し、イタリアのミラノで開かれたASEM(アジア・ヨーロッパ首脳会議)に出席するなどの外交日程を終えた安倍総理大臣を乗せた政府専用機が本日の15時少し過ぎに羽田空港に戻ってきました。
使用機材は20-1102のBoeing747-400でした。
すっかり秋めいた関東地方ですが、地面からの熱気はまだまだ健在で、アプローチする政府専用機をメラメラとぼやけさせてくれました。
無事に羽田空港のRWY34Rに着陸した政府専用機。
皆様、気が付きましたでしょうか。今までとほんの少し違うところがありますよね!
減速する政府専用機。この飛行機に安倍晋三総理大臣が乗っているんですよね。
遠くて身近な存在。
さて、今までの政府専用機との違い、分かりましたでしょうか。
違いが映っている部分をちょっと大きめに撮影してみました。
それにしてもいつも思いますが、政府専用機のエンジンの銀色の部分や主翼前縁、水平尾翼の前縁の金属部分はピカピカに磨かれていますね。
誘導路に入り、スポットに向かう政府専用機。コックピット上の非常脱出口が開き、これから国旗が掲揚されます。
国旗を掲揚した政府専用機。
「日本国」「JAPAN」そして日の丸。
日本の飛行機ですね。
さて、これまでの政府専用機との違い。
コレです!
ウィングレットに航空自衛隊創設60周年の記念ロゴマークが描かれているんです。
蒼き大空に航跡を残しながら飛行するブルーインパルス、そして60の数字と空自徽章をあしらったロゴマーク。英語と漢字で航空自衛隊と表記してあります。
もう一か所。L1ドアの脇にも同じ記念ロゴマークが描かれています。
後部のドアは何もなし。ドアの内側に政府専用機のロゴマークも描かれていません。
テレビによく映るL1ドアだけなんですね。
もう1度、機首部分を。
これが日本を代表する飛行機です!!
政府専用機に見とれている間にL1ドアが閉じられ、タラップ車が離れていきました。
そのあと、政府専用機の横顔を1枚撮影。
航空自衛隊創設60周年記念のロゴマーク、目立ちますね。
今日、安倍総理がイタリアから戻ってくるとは知らずに、たまりにたまったストレスとか不安を発散させに羽田空港に出かけたのですが、思わぬ収穫でした。
政府専用機、やっぱりジャンボがイイですね。
日本を代表する重要人物を乗せる飛行機にふさわしい、空の王者”ジャンボ”。
後継機がBoeing777ということでかなり残念な気分です。
何故Boeing747-8iにしなかったのか。。。。 JALやANAがBoeing747-8iを導入していないからなんでしょうね。
以上、号外でした。