成田で活躍するちびっこ達
昔の成田空港はBoeing747を中心に、3発以上の飛行機、DC-10やL1011やDC-8がたくさん見られる空港でした。周りを海に囲まれた島国である日本には海を越えてやってくる必要があり、そのための条件を満たす飛行機は3発以上の飛行機だったんでしょうね。
最近は、エンジンの性能・信頼性が格段に向上したせいか、3発以上の飛行機は逆に少なくなり、双発機中心になってきました。
そして、Boeing737やAirbus A320といった小型機が増えてきたのも最近のこと。
大量輸送時代が終わり、少量多頻度の時代なんですね。
今日はその小型機を集めました。
まずは中国国際航空のBoeing737-800。ウィングレットにもロゴマークが描かれています。
中国国際航空はBoeingもAirbusも本当に多種多様の飛行機を持ってます。中国の国内そして中国からの海外の様々な需要に対応するため?!
Airbus A320も成田に来ています。
韓国のアシアナ航空もAirbus A321を成田に飛ばしてます。成田から韓国までは、成田から沖縄に飛ぶよりも近いですからね。。。 国際線というより国内線の感覚かもしれません。
もちろん韓国の大韓航空もBoeing737を投入。このBoeing737、長いですよね?
Boeing737-900です。羽田空港ではめったに見られない飛行機です。
Boeing737-500やBoeing737-700よりも約10mも長いんです。
台湾のEVA AIRのAirbus A321。キティちゃんジェットのA330だけじゃなく、小型機も投入しているんですね。
そして所有者不明のCessna Citation CJ4。垂直尾翼やコックピットの窓の下にオウム貝?アンモナイト?の図柄が描かれています。プライベートジェットですよね。”F-“ということでフランス籍のようですが、フランス領ポリネシアあたりを飛んでいるようです。最近もヌメアやホニアラあたりを飛んでました。
ホント、成田も様変わりしました。DC-8が姿を消し、DC-10がいなくなり、そしてMD-11も貨物機だけ。Boeing747はやはり国際線では重宝されるのかまだいくつかの航空会社が飛ばしていますが、数は明らかに減っています。
その代りに台頭しているのが、Boeing777やAirbus A330、Boeing767です。
双発機で大洋を超える時代になったんですね。
さて、このような「ちびっこ達」とか「さくらの丘特集」などの記事が出始めたということは、9月22日に撮影した成田の写真も終わりに近づいてきたということです。
空港で撮影すると”〇〇航空777”と、航空会社+機種毎に写真をフォルダ分けして、順番にブログに掲載していくのですが、今日のようなよく見かける近場の国の小型機やANAやJALの飛行機はひとくくりにして”在庫”と化していくのです。空港に頻繁に行っていれば、それらは日の目を見ることなく在庫として保管されるのですが、最近は体調が悪く、なかなか空港に行かないので、こうして掲載させていただいてます。明日は何特集にしようか。。。。
今日も青く高い空が広がっていて飛行機撮影日和なんですが、気管支をやられてしまっていて、家で大人しくしています。これからの季節、今日みたいな空はまた見られますからね!(と自分を落ち着かせて)
それでは、風邪が流行っているようですが、皆様もお気を付けて、良い週末をお過ごし下さい!