へんてこりんなベトナム航空のAirbus A330
本日から先週の土曜日に行ってきた成田空港で撮影した写真を掲載していきます!
トップバッターは、第1ターミナルの展望デッキについてすぐに目に入ったへんてこりんなベトナム航空のAirbus A330です。
ちょうどこの飛行機の斜め前のベンチと”穴”が空いていたので、そこに陣取ってじっくりと撮影することができました。
まずは出発準備中の様子から。明らかにエンジンと鼻がおかしいです。
そのおかしなエンジン。スカイチーム塗装用のエンジンにオリジナル塗装のパーツをくっつけたのか。。。
そして鼻。
とってもきれいな濃い緑色の鼻です。
それに対して、スカイチーム塗装のボディは非常に汚れているというか、何というか。。。。
コックピットの窓の窓枠もオリジナルの緑色がところどころ見えます。重ね塗りした塗装が剥げたような感じ?!
へんてこりんなスカイチーム塗装のベトナム航空とオリジナル塗装のベトナム航空のツーショット。
オリジナル塗装というか、本来のデザインが大胆なデザインだと、特別塗装機の時に困りますね。特別塗装機用の交換パーツを用意できないと、こんなことになります。
羽田空港では見られなくなってしまったKOREAN AIRのBoeing747と再開!
いよいよ出発ということで、プッシュバック中にその顔を正面から撮影させてもらいました。
変な顔。。。
昔の飛行機はレドームには特別な塗料が使われていて、その特別な塗料が黒だったために、鼻が黒い飛行機が多かったのですが、最近はあまり見かけませんよね。先日掲載したレトロなルフトがそうでした。
プッシュバックのシーンをもう1枚。変なエンジンと鼻。
日蔭側のボディはやはり鏡のように翼や周りの風景を反射するんですね。高速の空気との摩擦で磨かれているからでしょうか。汚れているように見えてもつやつや?!
海外の航空会社でもハンドリングは日本の会社に委託しています。そして日本の会社の地上スタッフはこうして出発する飛行機を手を振って見送ります。
そしていきなり上昇シーンです。
地上滑走中やローテーションやエアボーンの瞬間の写真は撮影はしたのですが、手前の飛行機のAPUからの排気や、そもそもこの日はとても暖かかくて地面からの熱気でとにかくメラメラがひどかった。。ということで、いきなりエアボーン後のイニシャルクライムからです。
「NARITA」の植え込みの”ITA”
Airbus A330という飛行機はとても美しいのですが、このデザインは。。。
美しいドレスに着替える前のシンデレラのような感じ。
ホント、飛行機にとってデザインは大事だし、それをきれいに保つことも大事ですね。航空会社というか飛行機に対する印象がかなり変わります。
好きな斜め後ろからの撮影。
へんてこりんな鼻はほぼ気にならなくなりましたが、エンジンが気になる。。。
なかなかギアを閉まってくれないAirbus A330。日本の航空会社でも時々いますよね。
サンアークのウィングレットを付けた鶴丸のBoeing737とか、サバ塗装のレドームを付けたノーマル塗装のBeoing787とか、かつては他社デザインのレドームを付けたBoeing737なんかもいました。
デザインが違う飛行機を持つ航空会社にはこういったことが起こるんですよね。
そりゃ、特別塗装機用にそのデザインの交換パーツまで準備するのはコスト的に難しいことなんでしょうね。
航空ファンとしては、こうした”話のネタ”になる事態は大歓迎ですが、「カッコいい~!」とか「いいね!」という話題ではなく「変!」というネタですよね。
実はこの日の成田空港でのサプライズというか、「やった!」はこのへんてこりんなベトナム航空”のみ”でした。
KLMのジャンボはこれまでのデザインで、新デザインではなかったし、カーゴ祭りはもうとっくに終わっていたし、とにかく「おっ!」という飛行機が来なかったんです。
なので、お昼頃の出発ラッシュ後のちょっと暇になった時に羽田空港のレトロなルフトが気になっちゃって、移動することにしたんです。
さて、今日も夏日の予報ですね!
こう気温の変化が激しいと、体の調子がくるってしまうというかたもいらっしゃるでしょう。
体調管理に気を付けて、これからのGWを楽しみましょう!
それでは皆様、良い1日を!!