アエロフロートのAirbus A330-300
昨日までは赤道近くの東南アジアの暑い国の飛行機でしたが、今日は一気に北上し、ロシアのクールな感じの飛行機です。
アエロフロート・ロシア航空、ロシアのフラッグキャリアです。かつてはイリューシンやツポレフといったロシア製の飛行機のみでしたが、1991年のソ連崩壊後は西側のAirbus、Boeingの飛行機の導入を進め、サービスレベルも西側諸国の航空会社と肩を並べるほどになり、SKYTEAMにも加盟しています。
今日のアエロフロート・ロシア航空の飛行機はAirbus A330-300、VQ-BPKです。
機首部分にロシア語でニックネームが書かれていますが、英語表記だと「Ivan.Kulibin」、日本語では「イワン・クルービン」となります。1735年にノブゴロドで生まれたロシアの著名な発明家の名前です。
成田空港でアエロフロートのグランドハンドリングを担当しているのはJGSさんです。日本のおもてなしの心、この出発シーンにも表れています。日本を発たれるお客様に対しても感謝の気持ちを込めて手を振って見送ってます。いいですねぇ。
最近よく書いている「A330は美しい」というのが良く分かる1枚。この斜め後ろ姿!
テール部分の曲線、主翼付け根の盛り上がり、、、、いいですねぇ。ドキドキします。
銀と青だけだと、冷たいイメージだけになりますが、赤いラインが使われていたり、ウィングレットも赤く塗られています。白・赤・青、ロシアの国旗の色ですね。
そしていよいよ離陸。ロシアの国旗を垂直尾翼にはためかせながらグングンと加速します。
やはり長距離国際線、しかも、Airbus A330。かなり長いこと走ってからローテーションです。
前輪が持ち上げられてからあっという間にメインギアも滑走路面を離れました。
おっ! ちょっと右に傾いた。おかげで、きれいな翼が良く見えました!
そして、この気合の入った上昇! これがA330?!という素敵な上昇でした。クールですねぇ!
このアエロフロートを見るたびに思います。AirbusやBoeingの飛行機も良いとは思いますが、自国のイリューシンやツポレフ、スホーイの機材で成田に来てくれないのかなぁと。
どうやら、イリューシンやツポレフは持っていないようなんですね。スホーイは少々保有しているようですが。。。
VIPはイリューシンに乗って来日したりしますよね。
もっと自国の製品を使えばよいのに。。。と思う次第です。
さて、今朝もすっきりと晴れています。
本日の日の出はなんと4時40分、日の入りは18時35分です。太陽が出ている時間が14時間近くまで長くなったんですね。もう成田空港6時着のカンタスも余裕で撮ることができる時期になりました。早起きできればの話ですが。
そんな季節になってきたところですが、なんと台風までが発生して日本に接近しつつあります。台風が日本に近づいてくるのって夏の終わりじゃないの?と思いますよね。これも異常気象の現象の一つなのでしょうか。
今週の中ごろに日本付近に接近するとの予報です。注意が必要ですね。
そんな1週間の始まりです。皆様、良い1週間を! お気をつけて!