JALのBoeing777の”Landing”
今回の伊丹空港遠征でどうしても、必ず「撮る!」と決めていた写真が今日の写真です。
伊丹空港シリーズ2回目で早速掲載してしまいます。
私は好きなものは先に食べてしまうほうなので。。。
ポイントはタイトルにある通り”Landing”(着陸)に注目です。どこに注目するか?!。あそこですよ!!
飛行機はJALのワンワールド塗装のBoeing777でした。
千里川の土手 を超え、RWY32Lのスレッショルドを通過するBoeing777。
まずは、ランディング寸前の飛行機をドアップでグラウンドレベルで撮りたかった!
その願いがかないました!
上の写真の少しあと、飛行機が近づいてきて垂直尾翼がフレームからはみ出します。でも2つのエンジンとメインギアまで入っているのでよし。ドキドキしますね。
そしてコレ!!
これが撮りたかったんです!!
ランディングする時の飛行機のメインギア。
メインギアは当然、飛行機の下側なので「影」に当たる部分についてます。なので、アプローチの段階からカメラのレンズの絞りの設定は明るめ(開き気味)にし、更に撮影の途中、上の写真を撮った直後にも更に絞りの設定を変えてより開放へ!
そして撮影したのがここからの写真です。
まずは右側のメインギアの一番後ろのタイヤが接地、白煙が上がろうとしています。斜めだったチルトアングルが水平に変わろうとしています。
右側のメインギアは6輪とも接地、濃い白煙が上がります。そして左側のメインギアの一番後ろのタイヤも接地、白煙が上がる瞬間!!
「キターっ」って感じでしたね。この瞬間をどれほど撮りたかったか!!
今回の伊丹空港での撮影で撮りたかった1枚です。そして実際にとれたのはこの1枚だけでした。
本当はジャンボのこのシーンを撮りたかったのですが、ジャンボは伊丹空港には来ていないので、次に大きな飛行機Boeing777でのこの写真です。
Boeing777のメインギア、12本のタイヤがしっかりと滑走路面を捉えました。
Boeing777のランディング時のフラップ、こんな角度まで降りているんですね。ほとんど”壁”じゃないですか。機首を持ち上げているアプローチの状態だと、気流に対してはほぼ90度近くになるんじゃなかろうかと思える角度です。
大型の鳥が地面に降り立つときの翼のようです。いかがでしたでしょうか。
この写真を撮るために、伊丹空港へ行ったようなものです。
どこで撮ることができるのか、撮影ポイントを探してかなりうろうろしました。この写真はスカイパークの最南端、入り口近くにあるちょっと高台になっている場所でした。
飛行機のランディングというか、接地のポイントはそれぞれ違うし、Boeing777はなかなか来ないなか、ようやく撮ることができました。
以前、ANAジャンボが伊丹空港へ飛んだ際に、そのメインギアのドアップを撮影した飛行機写真仲間の方がいらっしゃって、その写真を見て以来、撮りたかったんです。
その願いがかないました。
この前後にもメインギアをドアップにした写真は撮ったのですが、飛行機が小さかったり、絞り・シャッタースピードの設定がまずくてメインギアの部分が暗いというか黒かったりして失敗作ばかり。
今日の写真は最初の3枚が”明るすぎ”ですよね。でもそれくらい明るくとれるようにカメラを設定しないとメインギアは撮ることができなかったんです。撮影途中に絞りの設定を変える練習もしました。
本当に良かった!
ということで伊丹空港での撮影目標を達成した写真をご覧いただきました。
いやぁ~、良かった。。。(涙)
ちなみに、今日のような写真が75-300mmのズームレンズを持っていれば撮影できるのが伊丹空港なんです。
500mmのレンズを購入した時に羽田空港で同じような写真を撮ろうと挑戦したのですが、できませんでした。滑走路が遠いんですよね。接地ポイントの真横という撮影ポイントもなかなかありません。
本当に伊丹空港は楽しい空港です。
せっかくの3連休なのに、2日目も雨のスタート・・・・。
関東地方も今日が梅雨入りですかね。
それでは皆様、良い週末を!