世界は一つ、one world
じとじとして梅雨らしい朝、雨の音を聞きながら、今日の記事は何にしようかと考えていたら頭に浮かんだのが「one world」。
きっと楽しい、明るい世界を思い浮かべたらディズニーランドのsmall worldを思い浮かべて、そしたらそのあとone worldに行きついたって感じ?!
とにかく、今朝の暗い感じを打ち消すにはこれか。。という感じでone worldの飛行機のテイクオフを2機分、掲載してみました。
機体はJA708JでBoeing777-200ERです。遠い国まで飛んでいくのでしょうか。長いこと走ってようやくノーズギアを持ち上げました。まだメインギアはしっかりと滑走路面を掴んでます。
重たそうにゆるゆるとメインギアも滑走路から離れました。羽田空港名物ゼネラル石油のタンクをバックにエアボーン。
背景のタンク、もう少しきれいにしたら印象も良くなるのに・・・
この日はポカポカ陽気で多摩川にも大勢の人が繰り出していました。潮干狩り?!
工場や倉庫をにじませて空の部へ上昇するone world機。
もう1機、離陸滑走開始の時、背景に同じ方向を向いたリアジェットが沢山。。。さすが東京の玄関口、羽田空港。リアジェットで出張してくるエグゼクティブさんが多いのでしょうか。
いいなぁ。偉くなって、会社をとっても大きくして、グローバル企業になってリアジェットで世界を飛び回る・・・・なんてこと目指して頑張ろう。
ローテーションはほぼ目の前、タキシング中のBoeing767の向こう側。このBoeing767のA列に座っているお客さん、窓のすぐ外でこの飛行機の離陸シーンを見てるんですね!いいなぁ。
飛行機はJA771J、Boeing777-200です。こちらはふつうの-200で”ER”なしです。
Boeing777-200”ER”は航続距離を伸ばすために燃料タンクが大きくなり(6万リットル分)、エンジンもより強力なものになってます。-200ERの航続距離は14,316kmで-200よりも4,500km以上遠くに行くことができます。
って、普通の-200の写真の間に上の”ER”の説明をしてしまいました。
写真はこれも羽田空港名物の火を噴く煙突背景のショット。滑走路を走る飛行機の影と飛行機と炎を噴く煙突という絵。
工場背景で工場と重なるようにするのが良いのか、工場を飛び越えるようにそれでいて工場は写真下半分にしっかりと入っているのが良いのか、、、と悩んだ1枚。
若干、黒い煙を吐き出しながら上昇するBoeing777-200。one worldのBoeing777-200ERとBoeing777-200のテイクオフでした。
両方とも-200なのですが、ERありとERなしの区別、見ただけじゃわからないですよね。-300だとERありはレイクドウィングチップになっていたりしてわかりやすいのですが、-200は外見上の違いが良く分かりません。
「one world」、、、何で全部小文字なんでしょうか。
「STAR ALLIANCE」は全部大文字ですよね。
英語の世界で、何か意味というかしきたりがあるのでしょうか。
一つの世界、世界は一つ。
飛行機が世界を一つにつなげていますよね。しかも身近になった。
これからもっともっとそうなっていくんでしょうね。
今の子供たちが大人になった時の世界、どのようになっているのでしょう。
私が子供のころは東西ドイツは壁で分断されていたし、米ソは冷戦の真っただ中。その時にはベルリンの壁が壊されることも、ソ連が崩壊してロシアになることも想像できなかったですよね。
科学技術も進歩し、誰でもいつでもどこでもネットワークにつながることができるような時代になりました。これもここ20年ほどのことです。
20年後、どうなっているんでしょう。
そんなことを考えさせてくれる飛行機、「one world」。
取り留めもないことを書いてしまいましたが、「one world」は素敵な言葉です。
最近の略す風潮に乗って「ワンワル」という人もいますが、そうなると”悪”を連想しちゃうので、私はそうは呼びたくありません。one worldはワンワールド。それでいいじゃないですか。
さて、昨日は紀尾井ホールで紀尾井シンフォニエッタ東京の定期演奏会に行ってきました。
1曲目はモーツァルトの歌劇「フィガロの結婚」序曲、これはとても有名な曲ですよね。てんやわんやであわただしい感じだけど結婚に浮かれるような感じ。そんな曲です。
2曲目はヨハネス・ブラームスのヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲イ短調でした。冒頭のチェロの独奏はちょっと変わっていて面白かったですね。第2楽章はちょっと憂愁感がありましたが、第3楽章はチェロとヴァイオリンの軽快な”協奏”が素晴らしかった。
そして3曲目がメインディッシュ!大好きなベートーヴェンの交響曲第7番でした。5番とか9番は有名ですが、7番も結構有名で、主題を聞くとたぶん「ああ!」となると思います。のだめカンタービレでもよく演奏されていたような。
ベートーヴェンの6番までの交響曲から進化し、”リズム重視”の作品になっています。と同時にこのころから”音を確認するような”、繰り返しが多くなってきている気がします。この作品が作られた1811年頃はベートーヴェンは既に40歳、耳はほぼ聞こえなくなっていたといわれています。
上記3曲、本当に素晴らしい演奏でした。
やっぱりオーケストラの生の演奏、良いコンサートホールで聴くと良いですね。鳥肌が立ちます。
ということで、今日も1日、良い日でありますように。