キャセイのジャンボのテイクオフ!
12月の冬ばれの日、この季節にしては珍しく南風運用でした。
南風運用の羽田空港の午前中のビッグイベントはもちろん、キャセイのジャンボのテイクオフです!!
プッシュバックからずーっと見守ってきて、いよいよRWY16Rにラインナップしようとしています。飛行機の向こう側には大田区の街並みと、モノレールが見えます。
ラインナップしてすぐに離陸滑走開始。
ジャンボにしては珍しい、ロールスロイスの4つのエンジンがジャンボを加速させます。
早朝に到着したカンタスのジャンボが見えます。
白く雪化粧した山脈が見えます。丹沢山地?それともその奥の別の山脈?! 白い山々と青い山々とキャセイの飛行機。山と飛行機の間には大田区、川崎の街と国際線ターミナルビル。
そして雪化粧した富士山とキャセイのジャンボ。
もう、このシーンが見られただけで幸せでした。
日本一の山と世界最高傑作と言われる(勝手に言っている?!)飛行機、ジャンボ。
ローテーション。
JALのワン・ワールド塗装機が滑走路横断待ちをしていました。その目の前を機首を持ち上げながら必死に浮き上がろうとするジャンボが通過。
あのJALの飛行機のコックピットからはどのように見えるのだろうか。。。
そしてようやくエアボーン。翼がしなっていますね!
飛行機の影が地球においてけぼり。。。
飛行機と影の距離がグングンと広がっていきます。
風は非常に弱く、気温も高め。フラップを結構降ろしての離陸でした。フラップ=高揚力発生装置、このフラップのおかげでこの大きなジャンボは空を飛ぶことができるようになりました。隙間のある3段フラップ、ジャンボ開発チームの大きな工夫の一つです。
キャセイのジャンボの上昇する姿、美しい。。。。
顔つきがいい!
目の前の空をじっと見据えながら、顔を上にあげて上昇する姿、ジャンボならではですね。
地面が見えなくなり、モクモクと煙を吐き出す工場群と空の境目を突き破るように上昇していきます。
見てください、この美しい左の翼! 空気をつかみ、この大きな飛行機を支え、空に引き上げている・・・・という感じがしますよね。
ギアを格納し、上昇するジャンボ。頭上には太陽が光り輝いていて、第1ターミナルの展望デッキからは逆光になりました。
逆光でも光を受けている翼と飛行機の上部は光り輝いています。
このコントラストがまた美しいですね。
ということで、先週の土曜日に撮影した写真ですが、月曜日の今日まで温めてきました。先週の月曜日(7日)はルフトハンザのジャンボでしたが、本日はキャセイのジャンボです。
撮影順はキャセイのジャンボのほうが早かったのですが、特別塗装のルフトハンザのジャンボにはかなわず、掲載が後回しになってしまいました。
冬場の富士山が見える日に、南風運用になって今日のような写真が撮影できるなんて、めったにないチャンスでした。
さて、12月も後半、今頃になって急にドタバタと忙しくなってきました。
そういえば、昨年の今頃も同じような感じでした。
毎年、年末が忙しくなるのは恒例か?!
昨年も会社の忘年会には西宮に出張していて出席できませんでしたが、今年もそうなりそうです。。。
今種は水曜日から金曜日まで出張です。
ということで、今年の仕事もあと2週間!
頑張りましょう!
皆様、良い1週間を!