アメリカンの短距離離陸とノーマル離陸
アメリカン航空のBoeing777、いきなりエアボーンの瞬間の写真から。
油断してました。エンジン音が聞こえたなぁと思って南の方を見たらすでにこの状態だったんです。まるで積み荷が軽い貨物機のようです。
エアボーンしたあともどんどん浮かび上がっていきます。
あと、コーパイ側の窓に日よけが降りてる?! 見張り業務に支障があるのでは・・・・?!
燃料タンク、数個分進むうちに機体は森の上へと浮かび上がってきました。アメリカンのBoeing777の離陸をこの角度で見ることができるんだなぁ~と、ちょっと嬉しかったりして。
このBoeing777、長距離用のBoeing777-200/ERです。
この斜め後ろ時点ですでにギアは格納済! 真っ青な空を背景に上昇するシーンを撮ることができました。
次のアメリカン航空も短距離離陸か!? と離陸滑走開始直後から撮影開始!
でも、なかなか頭を持ち上げようとはせず、ここまでかなりの枚数を撮りましたが、滑走路の半分まで走ってようやくローテーション。確かに加速も鈍く感じます。
機体は同じく、Boeing777-200/ERです。頭を持ち上げてからもなかなかエアボーンしようとしません。翼は揚力を得ようと、機体を支えようと頑張ってます。
浮いた! 光った!(アンコリ)
こちらの上昇は浮かぶというより、じわじわと速度と高度の兼ね合い(バランス)をとりながら、慎重に高度を稼ごうとしている・・・という感じでした。
ギアの格納はもちろんこれから。ギア格納部のドアが開き、メインギアの角度を変え、これから折りたたむところです。
同じアメリカン航空のBoeing777-200/ERでしたが、短い離陸と長い離陸の2パターンの写真をご覧いただきました。
もちろん、展望デッキで写真を撮る方にとっては前者の”短い離陸”がうれしいですよね。
飛行機の離陸するシーンを斜め前から見ることができるんですから。
でも、海外、特に欧米に飛ぶ飛行機は長距離飛行のためのたくさんの燃料を積んでいるので、飛行機が重たく、なかなかエアボーンしません。
もう少し、北側にも撮影できる場所があると良いのにといつも思います。RWY34Lの先の方にはさくらの山があるのですが、そこだとすでに飛行機は上昇して頭上を通過する形になり、おなかの写真になっちゃうんですよね。超望遠レンズがあれば、ローテーションからエアボーン、イニシャルクライムの様子を前方からとらえることはできますが、滑走路面からのメラメラが邪魔になるし・・・・。
南風運用時のさくらの丘はそういう意味で、ちょうどよい場所かもしれません。国内線やLCCのA320やBoeing737はおなかの写真になりがちですが、中型・大型機は良い感じで撮ることができます。難点はエアボーン後の姿しか見えないということですかね。
なかなか、うれしい撮影環境・撮影ポイントがない成田です。
さて、2016年になって、仕事が始まり、最初の1週間が終わりました。
まるで年末年始休暇などなかったかのような怒涛の1週間でした。
この3連休で気力・体力の回復です。
それでは皆様、良い1日を!良い週末を!!