第一空挺団 降下初め
昨日は千葉県にある習志野演習場に行って、第一空挺団の降下初めを見学してきました。飛行機好きな仲間に誘っていただき行ってきたのですが、良かったです!その感動の余韻に浸りながら昨日撮影した写真を一挙に掲載してしまいます。33枚ありますので、コメントは控えめに。
というか、もともと自衛隊の車両や航空機にはあまり詳しくないので、コメントは控えめにならざるを得ませんが(^-^;
まずは 戦車?!大きな大砲はついてませんが、細く長い重心が砲台の両脇についてます。砲台の前に車体から頭を出している隊員。
こちらは10式戦車?! 私の頭の中の戦車は第2次世界大戦時のドイツのタイガー戦車などのゴツゴツしたイメージがあるのですが、この戦車はなんだかスマートで、近代的な感じがします。
そしていよいよ空の部。この2つの大きなローターを持ったヘリコプター、Boeing CH-47J Chinook(チヌーク)です。ぼやけていますが、奥の方に小さく見えるのはC-1です。チヌークからの降下が行われている間、東京湾上でしょうか、待機旋回していました。
こちらは高高度からの降下。円形の傘型のパラシュートではなく、四角いパラグライダーで使うようなパラシュートで降下してきました。らせん降下で滑空しながら高度を落としている様子がきれいでした。
そしてC-1からのパラシュート降下。C-1の機体の横のドアから次々と隊員が飛び出してきました。 C-1には特に愛称は無し。。。
丸いパラシュートはみな、金色。真っ青な雲一つないそらにとても美しく、映えました!
C-1から隊員が飛び出した瞬間。ジェット機から飛び出すなんて、どんな気分、どんな感じなんでしょうね。。。。
こちらはロッキード C-130H Hercules(ハーキュリーズ)です。ハーキュリーズは英語読みですが、ギリシャ神話に登場する「ヘラクレス」ですね。
4発のプロペラのエンジンを持つ、ごつい体形の飛行機です。この辺から、プロペラ機(ヘリ含む)についてはプロペラを止めないようにシャッタースピードを遅くしての撮影に挑戦しました。
そのC-130からも金色の落下傘が次々に飛び出してきました。
おっ?!こちらは友情出演? 海上自衛隊のKawasaki P-3C Orionです。 演習場の上空で翼を防衛大臣がご覧になっている右側に傾けて挨拶?!
こちらはビーチクラフト350 King Airですね。陸上自衛隊の機材です。これは連絡・偵察機として使われているんですね。
再び、C-1の飛ぶ姿。双発のジェット機がギアも出さずにこんなに低空をこんなに近くで飛ぶのを見るのは本当に久しぶりでした、大興奮です!!
そしてそのC-1からのパラシュート降下の様子。美しい青空というキャンバスに金色の花を咲かせているようでした。
このタンデムのいかついヘリコプター、AH-64D アパッチロングボウというそうです。ローターの上にはなんだか黒い丸いものを乗せてるし、機体の両脇にはミサイルのようなものを携えてます。機体の下にも機関銃のようなものが見えます。これは強そうですね。。。。
そのアパッチがぐーんと高度を下げて、地上の目標に向けて射撃を行う様子?! そのスピードやクイっ、クイっ!という機動性には本当に驚きました。
冬の演習場は枯草で黄土色。 その枯草に身を隠せるようにカムフラージュ装備した隊員を乗せたヘリ、UH-1Jがやってきました。
機内から機関銃を外に向けて地上の行動を支援するという役割でしょうか。それにしても高速で自由気ままに機動するヘリコプターの側面のドアを開けて機関銃を操作する二人の隊員、もちろん命綱はつけているのでしょうけれども怖いでしょうね。
アパッチも急上昇。 そのままループしてしまうんじゃないかという勢い!
こちらも。同じUH-1Jなのですが、上の写真とは装備が違います。上の写真の胴体のわきについているのは何でしょうね?
アパッチが突っ込んでくる様子を斜め前から。こんなのに向かってこられたら怖いでしょうね。。。
AH-1S「コブラ」とAH-64D「アパッチロングボウ」の編隊飛行。
最後に登場したヘリコプターが編隊を組んで、演習場上空を航過していきました!!
陸上自衛隊のこうした行事を見学するのは初めての経験でしたが、想像していた以上に迫力があり、見応えがあり、あっという間の1時間でした。
最初の頃は撮影の失敗(ブレブレ写真、ピンボケ写真)を恐れて、シャッタースピードは1/1250秒でとっていたのですが、同じ機体が何度も何度もやってきてくれるので、後半は1/125秒や1/160秒のシャッタースピードで撮影し、ローターやプロペラが”回っている”感を出すことができました。
早朝、6時25分発の電車に乗って出かけ、津田沼で8時5分のバスに乗って習志野演習場に向かいましたが、バスに乗っている時点ですでに交通渋滞は始まっていて、演習場に到着後もすでに人の列ができていました。降下初めは11時から12時の1時間なのですが、この早い時間からこの人の量!びっくりしました。
演習場に入場後すぐに手荷物検査を受けて、シャトルバスには乗らず、徒歩で演習場のメイン会場へ。
実は習志野演習場は”習志野”と言ってますが、習志野市ではなく、船橋市と八千代市にまたがって広がっているんですね。それにしても都市部にこれだけの広さの演習場があるということにも驚きました。
我々は降下初め開始の2時間半前に会場に到着し、見学場所の入り口付近の高台の最前列を陣取れたから良かったものの、あっという間に人が押し寄せ、10時には人・人・人であふれかえるような状態になりました。
でも、仲間と行くと良いですね! 待ち時間のあいだも同じ趣味である飛行機の話題で会話が弾み、時間がすぐに経ちます。
帰りは演習場から新京成の習志野駅まで歩きました。約2.8kmありましたが、これもしゃべりながらの道のりで、あっという間に駅につきました。あの大量の人は車で来た人々だったのでしょうか? それともみなさん帰路もバスを待っているのでしょうか。徒歩で習志野まで歩いた我々の周囲には降下初め見学に行った方の姿は見られず、混雑とは無縁の帰路でした。
ということで、昨日の習志野演習場での第一空挺団降下初めの写真でした。
それでは皆様、今日も良い1日を!