ルフトハンザの短いA340
1月2日、成田空港の朝8時50分、この日この時間に成田空港にいること自体、普通の人から見ると「えっ?!」と思うでしょうね。
初夢の中身を思い出す間もなく、成田空港で飛行機の写真を撮ってました。そしてやってきたのがルフトハンザのAirbus A340。
いつも羽田空港で見ているA340と何となく雰囲気が違います。。。。
そうです、Airbus A340-300でした! Airbus A340-600に比べると12mほど短いんです。エンジンもロールス・ロイスのトレントじゃなくて、CFMインターナショナルのCFM56エンジンです。
正面から見たA340-300。やっぱり4発機はいいですねぇ!! 全幅は60.3mで、これも-600に比べて3mほど短いです。
この飛行機につけられた名前(?)はBergisch-Gladbach、ベルギッシュ・グラートバッハです。”ベルギッシュ・グラートバッハはドイツのノルトライン=ヴェストファーレン州ライニッシュ=ベルギッシャー郡の都市である。ライン川の東にあり、ケルンから10 kmの距離にある。人口は約11万人である。” だそうです。 by Wikipedia。
知らなかった。。。 地図的にはドイツの真ん中の西よりのところにある街です。 何が有名なんでしょうね。
離陸滑走中。LH711便、フランクフルト行きです。 12時間30分の長いフライトの始まりです。
A340-300はバランス感がとても良い飛行機です。カッコいいというか本当に美しいですね。
その飛行機がほぼ目の前でローテーション! でもここからが長いんです、この飛行機。
この角度になってもまだメインギアが滑走路面を離れません。離れようとしているんですが、迷っているような感じです。
センターギアは完全に宙に浮いてますが、メインギアはかかと立ち状態。まもなくエアボーンです。こんなに機首を持ち上げているのに、なかなか浮かないんですね。
ようやくエアボーン。
空港警備の警察の詰め所?! 空港周辺で写真を撮っていると、この写真に見えるあの濃紺のバンが時々巡回しているところを見ます。 滑走路の横にあるんですね。
羽田空港にやってくるルフトハンザはA340-600とBoeing747-8iですが、成田空港はこのAirbus A340-300になったんですね。 羽田に2便になったこともあり、成田便はダウンサイジングしたのでしょう。
でも羽田と成田で3機種のルフトハンザが見られるのはうれしいことです。
このAirbus A340-300はAirbus A340シリーズの中では最も多く生産された機種です。それでも218機の生産です。ジャンボが約1500機ですからその少なさが分かります。A340シリーズで3桁生産されたのはこの-300だけで、-600は97機だそうです。あまり市場に受け入れられなかった飛行機だったんですね。
成田空港ではA330とともに結構見かける機体なのですが、やはり4発機ということで国際線に使われているので生産機数のわりによく見かけたんですね。
さて、今日は天気も回復し、気温も上がるみたいですね。
特に空港に行く予定はありませんが。。。。暖かいとビールが飲みたくなりますよね♪
もう2月も残り1週間(厳密には今日を入れて9日)。 早かったですね。
季節も徐々に春に近づいている気がします。
皆様、良い1日を!!