ルフトハンザの短いAirbus A340
4月2日の成田空港、最初に撮影したのがこのルフトハンザのAirbus A340-300(D-AIGM)でした。
8時15分、フランクフルトからやってきたLH710便です。
CFM56エンジンの特徴あるスラストリバーサー、ナセルが後ろにずれて開くのではなく、パカっと開いて前方から入ってきた空気を逆流させます。
桜とAirbus A340-300。
A340はやっぱりこの長さがイイですね。
羽田空港にやってくるのはAirbus A340-600というこの-300よりも11.5mも長いA340です。
幅も3m近く違うんですよね。
大きさがこんなに違っても同じライセンスで飛ばせるんだろうか・・・・。
さて、このA340の日本滞在時間は約1時間半でした。9時40分、LH711便としてフランクフルトへ向けて飛び立ちます。
桜並木を背景にローテーション。
良い場所で、ノーズギアを持ち上げてくれました!
がっつりと機首を上げているのですが、なかなかメインギアが滑走路から離れようとしないんですよね。
浮いた! ちょっと左に傾いている?!
それにしても美しい・・・・
上昇を続けながら加速していきます。機首は少し抑えたか? (機首上げの角度を少し小さくしたか?という意味。機首を上げて翼の迎え角を大きくすると揚力が大きくなりますが、揚力が増えるとともに抗力も増し、前進する力が減少します。加速したいときは機首を下げて揚力の増加を抑えてでも抗力を減らす。)
もう一度、桜並木とAirbus A340。
右に傾けた?! 滑走路の延長線上に乗せるために左にずれた進路を修正しているのでしょう。
最後にもう1枚。地上の景色は写っていませんが、美しいAirbus A340をもう少し見たいから。。
ということで、昨日のジャンボに続いて、今日も4発機にしました。
LH710便は11時間35分かけてフランクフルトからやってきますが、LH711便は12時間20分かけてフランクフルトに行きます。
地球の自転の影響、偏西風が西から東に吹いているから西に向かう便はフライト時間が長くなります。
12時間ものフライト、長いですねぇ。
12時間働くと、「残業したぁ!」という気になります。
残業なしが8時間なので、4時間の残業ですよね。
朝9時に出社したら、昼休みの1時間を挟んで22時まで会社にいることになるんですよ!
長いです。。。(^-^;
でも、このLH711便は同じ日の15時にフランクフルトに着くんです。
進んだ時間は5時間20分。
太陽を追いかけて飛ぶ西行きの便では、12時間飛んでも時間は5時間ちょっとしか進みません。
ずーっと昼間なんです。
不思議な気分になります。
機内では一度寝てから起きて、まだ昼間なんですから。
飛行機は地球を小さくしましたね。
ということで、今日はこの辺で。
今日は良い天気になりそうです。
良い1日を!