タイのBoeing777とAirbus A330
インド・スリランカからベンガル湾・アンダマン海を挟んでインドシナ半島の大部分とマレー半島の北部を占める国がタイ王国です。
タイは近年になっても政変や軍事クーデターが繰り返し発生し、政情不安な国です。
そんなタイのフラッグ・キャリアがタイ国際航空で、羽田・成田とタイの首都バンコクを結んでいます。
羽田では午前中のジャンボが見どころですが、成田ではBoeing777とAirbus A330です。
今日はその2機種の離陸シーンです。
まずはBoeing777。
長いBoeing777-300/ERです。
離陸滑走やローテーション、エアボーンの前後は手前の飛行機の排気熱でメラメラになってしまったので、このシーンから。タイは王室を含め国民の95%が仏教を信仰している仏教国です。
仏教の僧侶、しかも高位の僧侶を連想させる色合いの飛行機です。
そしてAirbus A330。
こちらはポピュラーなAirbus A330-300です。
美しいです。
同じ双発のワイドボディ機でBoeing777とAirbus A330は似ていると思うのですが、受ける印象が結構違うんですよね。
どこが?!と思われるかもしれませんが、男性と女性の違いくらい、”違い”を感じます。
このスーッと通った鼻筋か、お尻の丸みか、主翼付け根のふくらみか、スマートなエンジンか、、、
羽田でも成田でもBoeing777とAirbus A330は大型機の中心的な存在になってます。
そういえば、昨日のニュースで「Boeing747シリーズ、生産中止か」と報じられていましたね。
10年ほど前は「飛行機といえばジャンボ、Boeing747」というくらい、Boeing747がたくさん使われていたのですが、飛行機の世界でもダウンサイジングが進み、日本の航空会社では民間機のBoeing747はいなくなってしまい、世界的にも数は減る一方です。
Airbus A380という超大型4発旅客機も登場しましたが、受注は振るわず、減産。
Boeing747もBoeing747-8が登場しましたが、受注は伸びていないそうです。
日本の次期政府専用機もBoeing747-8ではなく、Boeing777に決まりましたよね。
もう旅客機は小型機の世界ではBoeing737とAirbus A320、大型機ではBoeing777とAirbus A330、そして中型機はBoeing787という構図に落ち着いていくのでしょうか。
みんな似たような形で、ちょっとつまらないですね。
成田でもMD-11Fの数はめっきりと減り、1日に1回見られればラッキーという感じになりました。
羽田のキャセイのジャンボも9月頃までです。
あ~、残念!
さて、関東地方でも梅雨明けしたようですね。
これから辛い夏です。。。
暑さに負けずに頑張りましょう!
今日の夜、帰京します。
それでは皆様、良い華金を!