JALのウィングレットがついてない767とついてる767
今日はJALのBoeing767です。
Boeing767、この飛行機が日本の空にデビューしたのは私が高校生の頃、1983年の事でした。
雨の日だったのを今でも覚えています。
まだ昔の羽田空港で、展望デッキがとても広く、フィンガーの上まで行くことができた時代でした。フィンガーの上はさすがに金網がありましたが、今より目の粗い金網で、撮影には不自由しませんでした。そしてターミナルビルの上のデッキや階段部分にはフェンスすらありませんでした。飛行機撮影には最高の環境でしたね。今では信じられません。今の機材で当時に戻れたら。。。。
そのANAのBoeing767-200の初営業フライトはRWY04からのテイクオフでした。
その時撮影した写真が飛行機雑誌の「翼」に掲載されたのですが、今でもその号は保管してます。
さて、そんな昔にデビューしたBoeing767ですが、当時のBoeing767-200はANAもJALも全機退役させ、現在のBoeing767はBoeing767-300になってます。
Boeing787の就航が遅れに遅れたこともあり、Boeing767の延命が各航空会社で行われ、ウィングレット付きのBoeing767も登場しました。
今日はJALのBoeing767のウィングレットなしバージョンとありバージョンを比べます。
まずはなしバージョンのテイクオフから。
ローテーションの時、結構翼がしなってます。
ANAのBoeing767に比べ、かなり長いこと走ってからのローテーション、重たそうです。国際線でしょうか。
なかなか高度が上がりません。
こんなBoeing767の離陸、ANAではなかなか見られません。
ようやく速度が稼げたのか、機首を持ち上げて今度は高度を稼ぎます。
工場群を飛び越えて上昇していくBoeing767-300です。
続いてはウィングレットありバージョン。
パッと見、Boeing737-800と見間違えることも。
それにしてもでかいウィングレットです。
ANAのBoeing767のウィングレット装着作業を整備工場で間近で見たことがありますが、このウィングレット、かなりでかいです。
こいつの離陸滑走も長い!!
こんだけ走ってようやくローテーション。
その接地帯でエアボーン。コックピットから前を見ていたら、滑走路の末端がすぐ近くに見えたことでしょう。
2機とも重たそうでした。
Boeing767の印象は、短距離滑走のロケットテイクオフでしたが、それはANAだけ?
航空会社によって離陸の時のパワーセットとかフラップのセッティングの推奨値が違っているのでしょうか。
同じ飛行機でも全く違う、テイクオフシーンです。
さて、今週も木曜日に大阪・西宮出張です。
これから2か月か3か月、毎週続きます。
日帰りでの東京-大阪、しかも新幹線、結構しんどいんですよね。
ガンバリマス。
雨で始まった木曜日ですが、この雨、お昼ごろにはやみそうです。
早く秋晴れの空にならないかなぁ。。。
皆様、良い1日を!