飛行機の離陸をどアップで
今日は羽田空港のRWY16Rを離陸する飛行機のどアップシーンばかりを集めてみました。
もちろん、離陸滑走開始からローテーション、エアボーン、工場を背景に上昇するシーンまで連続して撮影してはいるのですが、似たようなシーンばかりで、飛行機もJALとANAばかりで面白味がありません。
なので、どうせ似たようなシーンなら、ローテーションやエアボーンをどアップで撮った写真ばかりを集めてみては。。。と思いました。
機種の違いなど、見分け方を確認するのに良いかもしれません。
では早速、ANAのBoeing777-200から。
こちらはANAのBoeing777-300/ERです。
-300は-200よりも約10mほど長く、双発機では世界最長の長さの飛行機です。
機体が長くなり、席数が増えたことから出入り口の数も増やされています。上の写真(-200)と比べると前から3番目のドアの位置が違うのが分かりますよね。
更に翼端がレイクドウィングチップになってます。
/ERはその-300の航続距離延長型なんですが、これは見た目ではなかなか分かりません(^-^;
もういっちょJA735A、Boeing777-300/ERです。
そしてBoeing787-8。
これは大きく「787」と書かれているので、Boeing787であることは分かります。
では-8と-9の違いは?
前から1番目のドアと2番目のドアの間の窓の数で簡単に見分けられます。
そしてこちらがBoeng787-9。
もう「787」とは書かれていません。
で、窓の数を見ると、-8と同じようにまず9つの窓があり、窓一つ分の空白を置いて、さらに5つの窓(この飛行機は1つの窓が閉じられているので4つの窓)があります。
1番目のドアと2番目のドアの間がこの窓5つ分長いのが-9なんですね。
続いてはJALのBoeing767。
このように機首をグイッと上げるとメインギアは滑走路面と平行になります。
この鋭い上昇角、Boeing767っぽくて好きです!
Boeing767もかつては-200と-300があったんですが、-200はANAもJALも全期退役していて、今は見ることができません。
こちらはANAのBoeing767。
ANAのBoeing767はエアボーンが早いんです。滑走路の半分も走らずにあっという間にエアボーンし、ぐんぐんと高度を上げていきます。
だから第1ターミナルの正面にやってくることには同じ高さがそれ以上。こんな感じになります。
再びBoeing787ですが、シャッタースピードを1/125秒まで遅くし、f18まで絞り込んで流し撮りに挑戦してみました。滑走路や背景が流れていて、スピード感がある?!
そういえば、この-300の写真と上の-300/ERの写真を見比べると分かりますが、-300の翼端は普通の翼端です。-300/ERは翼も少し長くなり、翼端がレイクドウィングチップになってます。/ERの見分け方はそこでしょうか。
再びJALのBoeing767。
ANAとは違い、長く走って浮き上がるようにエアボーン。
-200の/ERはホント分かりませんね。翼端も普通の形です。
ということでANAとJALの飛行機しかありませんが、これはどアップで撮るにはBoeing767・777・787クラスの大きさじゃないと厳しく、スターフライヤーやソラシド、スカイマークのAirbus A320やBoeing737では大きくトリミングしないとこんなどアップにはできないので、撮っていませんでした。
やっぱり、この飛行機が離陸する姿を真横や斜め後ろからどアップで見るのが好きですねぇ。
迫力があります。
前向き、上昇姿勢、元気があります。
羽田空港の南風運用の日の第1ターミナルでしかとることができません。
第2ターミナルで北風運用の日でも撮ろうと思えば撮ることはできるのですが、展望デッキから滑走路までの距離が遠く、どアップで撮るためには超望遠レンズを使うか、普通に撮った後に思いっきりトリミングしなくてはなりません。
さて、今朝の羽田空港、朝から南風運用です。
前線が関東の北側にあり、その前線に向けて西から南寄りの風が吹き込んでいるんです。
今日はしばらく南風運用が続きそうです。
そして、まだ雨は降ってません!
よーし! キャセイのジャンボの離陸を見に、羽田空港へ行くことにします。
曇り空でも構いません!
10月1日以降、見られなくなっちゃうキャセイのジャンボ。 貴重な南風運用の日。
昨日は行かずに後悔しました。10時ころまでは北風運用だったのに、10時半を過ぎて南風運用に変わったんです。
今日はそんな後悔をしないようにまずは行きます。後悔するなら行って後悔した方が良いです。
ということで、皆様、今日も良い1日になりますように!