FedExの。。。
今日は”F”。
FedExの飛行機を2機、掲載したいと思います。
FlightRadar24を見ていたら、FedExの飛行機がRWY34Lにアプローチしてきました。
MD-11Fか?!と思って詳しく見てみると、なんとAirbus A310。
以前、パキスタン航空のAirbus A310は見たことがありましたが、FedExでは初!
ランディングしました。
このずんぐりむっくりとした姿!
Airbus A320の系統ではなく、Airbus A300の系統。
このAirbus A310は写真をよーく見てみるとわかりますが、もと旅客型でした。
翼が生えている場所や顔はAirbus A300と同じですよね。
アメリカのBoeingに対抗してヨーロッパでAirbusが設立され、最初に開発された飛行機がAirbus A300でした。
Airbus A300が登場したのが1974年。
その頃退役し始めていたBoeing707やDC-8の後継機かつ、200席前後の旅客機需要を見込んでA300の胴体を短くしたバージョンとして開発されたのがこのAirbus A310だったとのこと。
もともとA300シリーズとして考えられていたようで、A300の胴体を10フレーム短くするということでA300-10と呼ばれ、その後A310が正式な名前になったそうです。
Boeing757とAirbus A310。Boeing757はナローボディ、A310はワイドボディです。
主翼の後ろにあるフラップガイドもAirbus A300を連想させますね。
「NARITA」と記念撮影。こうしてみると、ボディは太いですが、長さは短いです。
もう一度、しょい斜め後ろから。
翼端にはA320と同じようなウィングチップが付けられていますね。
続いてはFedExの主力機の座を射止めたBoeing777F。
A310の胴体径は6.2m、Boeing777Fの胴体径は5.6m。その差たったの60cm!長さは18mほど違うのに。。。
エアボーンしました!
成田でBoeing777の離陸をこの角度で見られるのはFexExの貨物機ならでは?!
”F”で始まる航空会社のトップバッターはFedExでした。
Airbus A310を見ることができたのは収穫でした!!
さて、昨日はブログの更新を休みましたが、一昨日の月曜日に悲しい事故があったためです。
既にニュースでも報じられていましたが、埼玉県の妻沼滑空場で開催されていたグライダーの関東学生選手権に出場していた1機が墜落し、パイロットが亡くなるという事故があったのです。
グライダーの競技は一定の距離をいかに短時間で飛ぶかというものです。
エンジンがついていないグライダーは上昇気流を捉えて高度を稼ぎ、その高度を活かして距離を飛びます。
ポイントは上昇気流をいかに上手に捉え、短時間で高度を稼ぐかです。
上昇気流のコアを捉えるために、旋回半径を小さくする必要があり、速度は落とします。滑らせないように旋回には細心の注意を払います。
ギリギリの操縦技術が求められるのがグライダー競技です。
実際に何が起こったのか、事故の原因は事故調査委員会の調査待ちですが、本当に残念な事故でした。
謹んで哀悼の意を表します。
それでは今日はこのへんで。