新アリタリアのAirbus A330-200

成田空港シリーズ45機目。

昨日のAircalinの記事にも名前を出しましたが、成田空港のお昼過ぎの常連の航空会社、アリタリアです。

正式にはアリタリア・イタリア航空。

「アリタリア」はイタリア語で”翼”を意味する「アリ」と「イタリア」を組み合わせた造語だそうです。まぁ、経営的に厳しい状況にあるようですが、イタリアのナショナル・フラッグ・キャリアですね。

そのアリタリアのAirbus A330-200が本日の主役です。

AZ786便がイタリアのミラノからやってきました。午前10時47分のランディングで10時57分スポット着です。約1時間半ほどの滞在で折り返しでミラノへ戻ります。

その折り返し便、AZ787便、ミラノ・マルペンサ国際空港行きです。

アリタリアの飛行機にもそれぞれイタリアを代表する芸術家の名前が書かれています。

このEI-EJMには「GIOVANNI BATTISTA TIEPOLO」(ジョヴァンニ・バッティスタ・ティエポロ)と書かれています。(コックピットの窓のした、L1ドアの斜め前下)

ベネツィア出身のバロック最後のイタリアの画家らしいです。

もちろん・・・・知りませんでした。

Airbus A330の胴体を斜め後ろからドアップで見たところ。

肉感的で丸みがあって脚が長くて、本当にきれいな飛行機です。

まだ、北風運用です。

RWY34Lへ向かいます。アリタリアの飛行機のデザインは2015年に新しいデザインが発表され、変わりました。緑色のラインが無くなり、垂直尾翼の緑・白・赤のおなじみの三角(Aをモチーフにした三角)が胴体まで延び、機体前方の「Alitalia」の文字が窓の列の下に移動しました。

イタリアってファッションとか芸術に秀でた国でしたっけ? 私はそういうのには疎いのですが、

この飛行機の機体後部をよく見てみると、単純な白や赤じゃないんですよね。

胴体の白い部分、ベージュっぽい白に真っ白なラインが描かれていたり、赤い部分も濃い赤(紅)で筋が入っていたりします。なんだか細部にこだわったデザインです。

さて、そのAZ787便の離陸シーンはここからです。

アリタリアというとBoeing777を頭に思い浮かべてしまいますが、これはAirbus A330-200でした。

重機たちとAirbus A330-200。

真横から。

ノーズギアが滑走路面を離れました!

なかなかエアボーンしようとしません。メインギアはまだしっかりと滑走路を走ってます。

エアボーンの直前。Boeing777やBoeing787のような翼のしなりはありませんが、それでも翼は機体の重さを車輪から引き継ぎ、しなってます。

ようやく浮きました。

でもAirbus A330らしい、豪快な機首上げ姿勢ではありません。そろそろと慎重に機首を上げてとにかく速度と高度を稼ごうという感じの上昇です。

ミラノまでは12時間半を超える超ロングフライト。

日本時間の12時半に出発したこの飛行機はミラノの現地時間で同じ日の18時8分に到着しました。

飛行距離は10,003km、地球を1/4周する距離を飛ぶんですね。それなのに時計上では6時間ほどしか進まないという不思議な旅。

ミラノに到着したお客さんたちは、街に出ておいしいイタリアの夕食を食べるんでしょうね。

アリタリア航空は1日に2便、成田に来てます。

そして12時半くらいにまずはミラノ行きのAZ787便が出発し、13時15分に今度はローマ行のAZ785便が出発します。

なので、ミラノ行きを撮り逃してもローマ行があるので”アリタリアを撮りたい”という場合には安心?!

ただ、アリタリア航空の場合、Boeing777とAirbus A330の違いがあったり、新旧塗装の違いがあったり、特別塗装(スカイチーム塗装)だったりするので、両方撮りたいところ。

この日も成田空港シリーズ50機目として後日掲載しますが、AZ785便のローマ行はスカイチーム塗装機でした。

本当は今日の記事に一緒に掲載してしまおうかと思ったのですが、AZ787便だけで10枚以上の写真になっちゃったので、別にします。

 

今朝もいつも通りに5時少し前に目が覚めてしまったのですが、日の出がいつの間にか遅くなりましたね。今朝の東京の日の出は5時3分でした。

そして日没も早くなり、18時26分です。

朝起きて、窓を開けてもまだ太陽は周囲の建物の向こう側で、5時15分を過ぎるころにようやく日差しが窓に飛び込んで来ました。つい最近までは5時に起きても、すでに太陽は昇っていたのに。。。。

一歩づつ夏から次の季節に進み始めているんですね。

 

それでは皆様、今日も良い1日を!!

 

 

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