SASスカンジナビア航空のA340
成田空港シリーズ22機目はSASスカンジナビア航空のAirbus A340-300、4発エンジンの飛行機です!
青い垂直尾翼に白い「SAS」の文字、真っ赤なエンジンに白い「Scandinavian」の文字、グレーの胴体に銀色の「Scandinabian Airlines」の文字。これも成田空港の午前中、欧州便出発ラッシュでの楽しみにしている飛行機です。
何より、数少なくなった4発機、Airbus A340です。
目の前を通過していくA340、シャッターを押し続け、「これだ!」の1枚を探します。
Airbus A340-300、本当に絶滅危惧種です。もうほとんど見られません。
「SAS頑張れ!」という感じです。
お気に入りの1枚。
Airbus A330と同じように美しい後ろ姿。本当に美しい4発機です。
ジャンボが迫力と力強さが売りなら、A340は美しさが売りですね。
女王様です。
ここから離陸シーン。
SK984便、コペンハーゲン国際空港行きです。
ロシアの大地を渡り切ったところ、スカンジナビア半島の先端にある街。
デンマークのコペンハーゲンまでは11時間ちょっとのフライトです。
Boeing777-300より短いんですね。「NARITA」が大きくはみ出します。
Boeing777-300/ERは全長が73.9mですが、Airbus A340-300は63.69mと約10mも短いんですね。ちなみにかつてヴァージンアトランティック航空が就航させていたAirbus A340-600は75.36mでした。
雲の影に入っちゃいました。
滑走路の中間点ですが、もちろん前輪もしっかりと滑走路にくっついてます。
ローテーション!
でも、ここからが長い。。。
このままどこまで行くんでしょうね。
パイロットもじれったいでしょうね。ノーズギアを持ち上げて、もう飛び上がるしかないのに、メインギアが浮かない。
エアボーンの直前。撮影ももうギリギリ。。。
エアボーンしました。
もう手前には建物や飛行機がいて、本当にギリギリ。
本当にギリギリで浮いた!という感じでしょうね。
パイロットから見たら、滑走路の末端はもうすぐそこに見えているんでしょうね。
どんな心境なんでしょうか。
速度が出ていて、ノーズギアを持ち上げて、もう飛ぶしかないけどなかなか浮かないという状況。
ドキドキしているんでしょうか。緊張Maxでしょうね。
ということで、土曜日ですが4発機、Airbus A340-300を掲載しました。
もう曜日に関係なく順番に掲載してます。
ちなみに明日の日曜日も4発機です。
「SAS」・・・Scandinavian Airlines Systemの略ですが、「SAS」は他にもいろいろと使われている3文字略語ですよね。
真っ先に思い浮かんだのは、「Special Air Service」・・・イギリス陸軍の特殊空てい部隊の略です。
次に「Statistical Analysis System」の略のSAS Instituteです。BIというか情報系システムで良く知られたツールベンダーですね。
そして最近特に気になっているのが、睡眠時無呼吸症候群(すいみんじむこきゅうしょうこうぐん、Sleep apnea syndrome; SAS)です。
いろいろありますね。
時刻はまだ5時50分、日の出前で外はまだ暗いです。
そして寒いです。
それでは皆様、今日も良い1日を! そして良い週末をお過ごしください。
私は今日は床屋とDoCoMoに行ってきます!
Airman様、
やはり4発機はカッコイイですね。A340は昔のDC-8, B707を思い出す機体です。ロサンゼレスに来るSAS便は普通、双発のA330ですが、A340が来る日もあります。でも日本の空港のような展望デッキは無いから、周辺道路脇で写真を撮るのですが、1年程前、SAS便がA340で今日は物凄くラッキーだと思って着陸を連射で撮っていたのですが、私が最も好きな真横になる瞬間、バスに遮られました。ルフトの長い600型は毎日来るけど、300型の方がバランスが良いですね。
Fedex MD11の記事で「古き良き時代」との表現を読んで、今の若者はそれはただ古き時代で良かったのでは無いと言うかも知れませんが、私の記憶には誰もがささやかながらも夢を持って、またその夢にむかって熱意もあった時代でした。
このブログも年末にお終いになりそうですね。ご苦労様でした。いまだにfacebook/Twitterに馴染めない「古い」私にはいつまでも、これもまた良き時代の思い出になりそうです。