UNITEDとAMERICAN

成田空港のお昼ちょっと前、11時半頃。
欧州便のラッシュの最中にアメリカの代表的な航空会社2社の飛行機が出発しました。
まずはユナイテッド航空。
Boeing777-200でUA827便、グアム行きです。国際線でBoeing777なのに、ANAのBoeing767のような短距離離陸!
Boeing777の離陸を斜め前で見ることができました!
そしてアメリカン航空。
こちらは長く走りました。それでも「NARITA」の前でローテーション。
飛行機はBoeing777-200/ERで長距離便、AA176便で北米のダラス・フォートワース行きです。
グアムまでの3時間半のフライトとダラスまでの10時間半のフライトでは、搭載する燃料の量は全然違いますよね。
上がり方にこれだけの差が出ます。

最近、「働き方改革」って言葉をよく聞きますし、ニュースでも「勤務時間の短縮」「金曜日は早く帰る」「〇〇は16時半に退社」とか、仕事の時間の短縮の話をよく耳にします。
働き方改革=労働時間短縮っていう単純な式、おかしくない?!
でもって、ただただ「働く時間を短くしろ」という圧力。
いつも20時に帰るところを16時半にしたところで、3時間半分の仕事ができなくなるだけの話。
働き方改革って、仕事の仕方を変えることですよね。
労働生産性を上げて、仕事の効率を上げて、これまで10時間かかっていた仕事を5時間とか6時間で終わるようにすることで、その結果早く帰ることができるようになる。。。。これが働き方改革の本質だと思うんです。
早く帰った分、仕事が残り、納期が遅れたり、品質が落ちる・・・サービスレベルも落ちて、競争力もなくなり、業績も落ちる・・・では意味ないですよね。
自動化や省力化・効率化を図り、業務フローや業務システムを見直し、その結果人の作業時間が減ることで、早く帰ることができるようになり、”かつ”、企業の業績も上がる・・・というのが望まれる姿だと思うんです。
そこをちゃんと考えてほしいものです。議論してほしいものです。
縮小均衡・・・これだけは避けないと。世界における日本の競争力は落ちるばかりです。
働く人の意識の改革も必要です。「楽する」ってどういうことなのかをちゃんと考えないと。

ということで、今日はこの辺で。

皆様、良い1日、良い週末をお過ごしください。
私は昨日あたりから花粉症の症状が顕著になってきました。
鼻づまり、くしゃみ、目のかゆみ、、、私の性能が落ちる季節になりました。