UPSのBoeing767-300F/ER
成田の航空会社ABCシリーズに戻ってまいりました。
本日は”U”ということで、United Parcel Service(UPS)の飛行機です。
UPSはFedExやDHLと並ぶ国際貨物航空会社です。
アメリカではこの同じデザインの配達車をよく見かけます。
最初はアメリカの郵便会社(日本の郵便局)かと思うくらい、頻繁に見たのですが、どちらかといえばヤマト運輸や佐川急便みたいな貨物運送会社だったんですね。
そのUPSのBoeing767-300F/ERが今日の主役です。
ウィングレット付きのBoeing767、ANAの同じBoeing767-300/ERの旅客機タイプとのツーショットを撮ることができたのでそこから。
そして短い離陸滑走ののちに、ローテーション、そしてエアボーンの瞬間を迎えました。
ウィングレットが付いた飛行機、カッコいいですね。
Boeing767はとっても古くからあるロングセラーの飛行機なんですが、未来の飛行機のように感じます。
最初に登場したBoeing767は-200で1982年にデビューし、ANAやJALも採用したのですが既に全機退役しています。今飛んでいるのはすべて-300と-300/ERです。
Boeing767-300/ERも1988年にデビューした古い飛行機です。ウィングレットが装着されるようになったのは最近ですが、実は昔の飛行機なんですよね。
滑走路の半分手前でエアボーン。
貨物専用機の離陸は多くは短距離滑走の離陸なので好きです。
第1ターミナルの展望デッキの正面に来たときにはすでにこの高さ。ほぼ同じくらいの高さでしょうか。
いつも思うのですが、成田空港のA滑走路の向こう側、草刈が行われたり、何の車かわかりませんが、止まっていたりします。
下の写真にも2台の車が見えますが、その車の運転席からこの飛行機の離陸を間近で見られたら楽しいだろうな~って思います。
緑の森を飛び越え、空背景に。
主翼はそれなりにしなっていますね。
機体に書かれている「Worldwide Service」、”世界規模のサービス”、「Synchronizing the world of commerce」、直訳すると”商取引の世界を同期”、カッコよく言うと”商取引の世界を繋ぐ”?!
ギアを格納し、上昇していきます。どこに行くんでしょうね。アメリカでしょうか。
以前はMD-11Fも飛んできていたのですが、最近はめったに見られませんね。
残念です。
このBoeig767-300F/ERも嫌いではありませんが、やっぱり3発機、MD-11Fを見たいですね。
さて、2泊3日の大阪出張も終わり、気分は週末だったのですが、実はまだ金曜日でした。
しかも朝から雨。
テンション上がらないですね・・・・。
スッキリと晴れた青空を飛びたい!
それでは皆様、良い1日を!
今日頑張れば土日です!!
そういえば、アメリカの大統領選挙のその後、日本とは大違いですよね。
日本では負けた方はいつまでたっても勝ったほうに協力することはせず、対立する姿勢を崩さないのですが、アメリカでは負けを潔く認め、勝った方に協力する姿勢を見せます。クリントン氏もオバマ氏も選挙中は相手に勝つためにいろんな手を使っていましたが、選挙が終わると、勝利したトランプ氏に協力してより良い国造りを進めていく姿勢を見せています。
この潔さ、見習いたいものです。