管制塔
東京国際空港(RJTT)の管制塔
上部のガラス張りの部分にいるのは、「Ground」と「Tower」と呼ばれる管制官で、
そのほかの「Clearance」・「Departure」・「Approach」の各管制は建物内部の窓の無い部屋で行われている。
エンジン始動の5分前に「Clearance」から飛行計画の伝達・承認が行われ、
その後、エンジン始動の許可を得る。
次に「Ground」と交信して、プッシュバック(ゲートを離れる)許可を得て、滑走路までの地上滑走の指示を受ける。
滑走路末端に到着する頃までに管制は「Tower」に引き継がれ、離陸の許可を受ける。
離陸した後、「Departure」と交信して上昇と出発経路の管制を受ける。
到着機の場合、エンルート管制から「Approach」管制に引き継がれ、空港までの降下を行い、最終の進入コースまでたどり着く。
最終進入コースに入ったら、「Tower」と交信し、着陸の許可を受ける。
着陸後は「Ground」と交信して、滑走路からゲートまでの地上滑走の指示を受ける。
飛行機は出発空港から到着空港まで、多くの管制官によって安全に管制されているのですね。
だいぶ前にビデオで『狂っちゃいないぜ』という映画を見ました。
ストーリーはほとんど忘れてしまいましたが
管制官というのはすごい仕事をしている人たちなんだなぁと思った記憶があります。
まさに“神経衰弱ギリギリ”になってもおかしくないような…。
とは言え、パイロット同様
たくさんの人の命を預かる重要な職業ですから
精神も十分健全でタフな方たちでなければ困りますが…(^^;
何気なく目に入ってくる世の中の流れも
いろんな場所でいろんな人々が
人知れず全力を尽くしているから
社会がうまく機能していくんだなぁと
近頃やっとそんなことがわかりかけています。
>ROUGEさん
管制官って本当に神経をすり減らす仕事なんでしょうね。
頭の中が3次元+時間で構成されていないと、空を飛ぶ飛行機を管制できないんですよね。
無線を通じてパイロットと強い信頼関係で結ばれる仕事。。。
昔、本気で目指そうと思ってました。
(航空保安大学校へ見学へ行ったりしたこともあったな。。)