Boeing747のフラップ
ANAのBoeing747-400。
主翼前縁のフラップはまだ格納されている。
タキシング開始後直ぐに、フラップを離陸位置まで展開する。
Boeing747の前縁フラップは2番・3番エンジンの内側(胴体より)と外側では形態が違う。
内側のフラップはクルーガー・フラップと呼ばれ、板状だが、外側のフラップは可変キャンバー・フラップと
呼ばれ、曲線を描くように展開される。
Boeing747-400のフラップが展開された。
後縁のフラップは3つのパーツから出来ていて、完全に展開すると各パーツ間に隙間が出来る。
(3重隙間フラップ : トリプル・スロッテッド・フラップ)
隙間が無いと、フラップの上を流れる気流が剥離してしまう。
この画期的な3段フラップがこの巨大な飛行機を地上から浮かべることが出来たといえる。