タービランス、そして成層圏ヘ
Jet Musicの16曲目をお届けします。
今回お届けするのは、「タービランス、そして成層圏ヘ」。
日本航空のサンフランシスコ便(JL002)の音が入っています。
乱気流(Turbulence)の中を飛行中のJL002便。
シートベルト着用サインが点灯し、CAのアナウンスが流れます。
JL062便とカンパニーで交信し、FL350が揺れていないという情報を得て、
アンカレッジセンターにFL350への上昇を申請、許可を得ます。
※オブジェクトの表示まで、しばらくお待ちください。。m(__)m
タービランス、そして成層圏へというタイトルが、
緊迫感あふれる音楽とATC、そして透明感のある音楽で見事に表現されています。
この”動”と”静”・・・・どう表現しようかと悩みましたが、
これまで飛行機に搭乗した際に機窓から撮影した写真でまとめてみました。
冒頭の写真は伊丹空港から羽田空港へ向かうANAのBoeing777の機窓から撮影したものです。
岐阜県の上空に巨大な積乱雲が発達。この日、岐阜県では多くの被害が発生したことが帰宅後に見たTVニュースで報じられていました。上空ではモクモクとした雲が太陽の光を受けて金色に輝いていましたが、この雲の中身は物凄い上昇気流と下降気流が乱れる地獄の世界。小型機は木の葉のように翻弄され、場合によっては空中分解しかねない危険な世界。
Boeing777は雲を避けながら旋回を繰り返し、無事に成層圏近くまで上昇。
その途中、ところどころで大きく揺れ、客室がざわめく。
CAさんのアナウンス「ただ今気流の悪いところを通過中のため揺れております。飛行の安全性には影響ありません。シートベルトをしっかりとお締めください。」が流れる。
雲の層を抜けたあとの空は物凄く透明で、宇宙につながっている感じがする。
青が蒼になり、藍になる。
そんなフライトを感じていただけましたでしょうか。
“飛んだ気になるジェット・ミュージック”
2つのシーンを飛んだ気分になっていただけたら幸いです。
音楽は航空機録音の専門家、武田一男氏と航空音楽の第一人者宮川昭夫さんのコラボレートによるものです。
参ったな!!!。ジェットミュジックの中でも最高の絵作りの傑作だと思います。まるであなたの絵に僕と宮川君が音と音楽をあとから、”はめ込んだ”作品のようです。とくに成層圏に入った瞬間の雲景の広がりに息を呑みました。
☆武田一男様
ありがとうございます。感激です!
音楽と音を聴いて頭の中に浮かんだのが、まずは伊丹から羽田へ向かう機内から見たあのすさまじい積乱雲でした。
そして、成層圏に入った時に頭に浮かんだのは、羽田から函館に向かう機内から見た夕陽に光る雲海でした。
更に上層にある雲から光のカーテンが降りているような幻想的な風景を思い出しました。
それほど、想像力をかきたてられる素敵な音楽でした!
素晴らしいです。冗談抜きで、DVDに!!絶対にヒット、
間違い有りません。
『青が、蒼になり、藍になる。』 このフレーズは、良いですね。全身が、痺れた。
果てしなく続く大空を有する地球の凄さ、自然が作り出す芸術的で神秘的な景色に、言葉は要りません。
写真と音・音源とが見事に融合した作品です。
この光景を目の当りにすると、地上にいる時のことなんて、大したことはないと思うのでしょうね。
これ以上の言葉が出てきません・・・
ありがとうございます!
☆AirOyajiさん、
ありがとうございます。
音楽を提供してくれた武田さん・宮川さんも、
喜んでいただけるコメント、うれしいです。
DVD・・・作ってみようかな。。。
☆B777さん、
ありがとうございます!
地球・自然の持つ巨大な力、激しさ、美しさとそこに飛び込む飛行機の力強さ。
人間の力の小ささを感じると共に、
それを克服しようとする工夫・知恵・技術を感じます。
ちっぽけな人間ですが、一生懸命生きていきたいですね。
前に行けば何かある、飛び上がれば何かあると信じて。