飛行機の到着
羽田空港のR/W34Lに着陸したANAのAirbus A320-200(JA203A)が空港北側の誘導路を通って第2ターミナルにやってきた。
「おーい! こっちだよ」
81番スポットでは、マーシャラーが両手を挙げ、飛行機に合図。
「おっ!、あそこだ。」
前輪を操作して機首をマーシャラーの待つ黄色いラインのセンターに合わせる。
気の早い乗客はシートベルトを外して、立ち上がろうとする・・・
「機体が完全に停止し、シートベルトサインが消えるまで、今しばらくそのままお待ちください」といったアナウンスが機内に流れる。
停止位置調整のために急に加速したり、急に停止する場合があるので、パイロットがシートベルトサインを消すまではおとなしくシートベルトをつけたまま座っていたほうが良い。
マーシャラーの合図に合わせてゆっくりゆっくりと前進する。
「もうちょい、もうちょい」
飛行機が停止位置に近づくにつれ、腰の辺りで上下に振られていたマーシャラーの持つパドルが上がっていく。
「はい、ストーップ!」
パドルがマーシャラーの頭上で交差され、機体は定位置でストップ。
車輪に車輪止めが設置され、パイロットはパーキングブレーキをセット、
エンジンを停止して、最後のチェックを行う。
シートベルトサインが消灯し、乗客は一斉に立ち上がり、ハットラックから荷物を取り出し通路に並び始める。
「はい、お疲れ様でした!」
タラップ車が機体に横付けされ、いよいよ降機。
この後、この飛行機の周辺に待機していた様々なサービス車両が一斉に飛行機に群がり、
次のフライトに向けての準備を開始するのであった。
ケータリング車、燃料補給車、貨物運搬車、などなど。
さて、今日は金曜日・・・ということで「週刊 飛行機ダイスキ!」に編集後記を掲載しました。そちらもご覧ください。
そして、もうひとつ。
航空大辞典のトップページの映像をリニューアルしました。
「黄昏のエアポート」という成田空港の黄昏時の映像です。
(航空サウンド武田一男プロデュース作品)
今まで掲載していたDC-3の映像は別の場所で今後再掲する予定です。
マーシャラーって、やってみたいんですよね♪(それが出来るPCゲームはあるんですが・・・)
航空大辞典、拝見しました。
夕陽をバックにランディング・ライトが輝くシーンは、「カッコエエ?」
黄昏って、人の心を落ち着かせてくれます。
一人になるのも良し、恋人と行くのも良し、感傷に浸るのも良し、何でもOKな感じです。
空港に行きたくなって来ました。
日を追う毎に寒くなってますので、皆様、体調には、くれぐれも気を付けて下さい。B777さん大丈夫ですか?
前原大臣の羽田ハブ化は、世間を騒がせましたが、素人考えですが自分は、現状のままで良いのでは、と思いますが……
A320は、斜め後ろからですと、B737に似てるますね。エアバス社のベストセラー機ですね。
なんか、自分も疲れてるみたいです。良いコメント出来ません。すみません。
黄昏のエアポート、拝見致しました。今回も素晴らしい、
映像と音楽、交信音は、抜群のタイミングですね。
黄昏は、別れを連想しますね。これから、独り誰にも邪魔されないで、物思いに浸ります。
☆B777さん
マーシャラーって、なんか免許とか資格が要るんでしょうか?
一度やってみたいですよね。
飛行機の大きさによってやはり誘導の仕方は変わるのかな・・・内輪差とかが全然違いますから。
「黄昏のエアポート」ご覧頂きありがとうございます。
DC-3の映像は航空大辞典の別のページで航空ヒストリーのコンテンツに利用したいため、トップページ用に武田さんから提供いただきました。
黄昏時から夜にかけての空港は日中とは全く違った味があり、好きです。
宝石を散りばめた黒いビロードのような地面を、ライトを点灯・点滅させた飛行機が行きかう様子は美しいものです。
この間も次男と2人で黄昏時の空港にいったんですが、
「きれいだね」
「うん」
・・・
言葉少なで、ただただ眺めていました。
☆AirOyajiさん、
寒さも日に日に増し、インフルエンザも大流行し始めました。お体ご自愛ください。
羽田空港も成田空港もそれぞれ良いところがあります。
それぞれの特徴・長所を活かして共存共栄する道を選択して欲しいものです。
羽田空港にD滑走路が出来て発着枠が拡大できたとしても、最も長いC滑走路は3000m。成田空港の4000m滑走路は燃料・旅客を満載した飛行機にはやはり大きな意味を持ちます。
長距離・大型機は成田で中・近距離は羽田・・・とか住み分けできないものでしょうか。
黄昏時・・・昔「夕暮れ時は寂しそう」とかいうフォークソングがあったかと思います。
黄昏・・・「誰そ、彼」彼が誰なのか識別できない暗さであることが語源とか。
寂しい感じはありますが、沈んだ太陽は必ず明日また昇る!ということで、明日への期待を持ちながら元気にお酒を飲み始める時間の始まりということで私は結構好きです。
マーシャリングは専門職だった時代もあったんでしょうが
今はグランドハンドリング担当のひとつの仕事に過ぎず
この仕事を終えたらすぐ別の空港支援車両に乗って
別の仕事をこなしていますよ。
ただ止める位置とか細かく決まっているようなので大変みたいです。
必死でパドル捌きを練習している若い子を空港で何度か見かけたのを思い出します。
空港に漂うケロシンの匂いが恋しいですね。
皆さん、こんにちはぁ♪
AirOyaji様も皆様も、
いよいよ風邪やインフルがますます流行りやすい季節になってきたので気をつけましょうねん。
そういう私も最近体調すぐれず、コメのタイミングが遅れがちですみません。(p_;)
マーシャリングは、ANA元カレも一度研修受けたとか言ってましたっけ。
かなりの訓練もある程度の資格!?も必要らしく、
引いてある停止ラインにいかにピタっと止めるかが腕の見せ所のようですよね。
仙台の某スポットだと、目の前にマーシャラーさんが立ち、
まるで自分がそれをしているかのような気分になれますよぉ♪
夜の空港・・・美しいですよね。。。
数年前にリニューアルしてから展望デッキが屋内にしかなくなった仙台でしたが、
来年春に屋上にも出来るので、夜景もゆっくり楽しめるかもだわん。(p・・q)きゃぴ♪
セントレアの夜はデートスポットになるのだそうですよね?素敵だわぁ。。。
『おうちの人に怒られるかな 呼び出したりして ゴメン
ゴメン そうか君は笑うのが下手になっちゃたんだね』
NSPの曲です。一番好きなフレーズ。
皆さん本当に、申し訳ありません。飛行機に全然関係ない
事を……
黄昏のエアポート、この曲を思い出します。
(年齢的に……)
☆Mattariさん、
簡単なように見えて、実は難しいのかも知れませんね。
一度、飛行機を停めてしまったら、また動かすという”やり直し”は難しいでしょうし、行き過ぎてからバックということも出来ないですから。
この日はケロシンのかぐわしい香りを堪能してまいりました。
使用R/Wは34だったのですが、やや東寄りの風が吹いていて、展望デッキに香りが流れていました。
☆こんぶさん、
みなさん、体調を崩されているようですが、お大事になさってください。
そして、元気になって、秋空を飛ぶ飛行機を観に行きましょう!
マーシャリングは一度でいいからチャレンジしてみたいですね。
大型の飛行機だと、かなり停止位置から離れた場所でコックピットから見えるように誘導していますが、あの場所でよく短い停止線にピタリと停められるなーと感心してしまいます。
黄昏のエアポート、ご覧頂きありがとうございます!
羽田空港の展望デッキもロマンチックな雰囲気で夜の空港を楽しめること間違いなしです。
仙台空港も展望デッキができるのですか!良かったですね!
新デートスポットになるかも?ですね。
☆AirOyajiさん、
NSP・・・懐かしいですね。
「夕暮れ時は寂しそう、とっても一人じゃいられない」
もの悲しいイメージの曲でしたが、中学校時代によくフォークギターで弾き語りをしていた思い出があります。
我々の年代だと、「黄昏」で思い出す曲はやはり似ていますね!!