ヨーロッパの飛行機達

アイスランドの火山噴火の影響でヨーロッパの国々の空港が閉鎖となり、非常に多くのフライト・キャンセル(欠航)が発生しています。
成田空港でも多くの欠航が発生し、足止めを余儀なくされた旅行客が成田空港で何日も夜明かししているとのこと。
お見舞い申し上げます。
そんなヨーロッパ路線を飛んでいる飛行機達です。
まずはオーストリア航空のBoeing777です。(3月22日 成田空港さくらの山にて)
目的地のウィーンの空港も現在閉鎖中です。
オーストリア航空 Boeing777
オーストリア航空 Boeing777 2
オーストリア航空 Boeing777 3
オーストリア航空 Boeing777 4
ルフトハンザ航空のBoeing747。(以下、4月4日 成田空港さくらの山にて撮影)
フランクフルトも閉鎖中で、フライトは欠航。
ルフトハンザ航空 Boeing747
バージン・アトランティック航空のAirbus A340。
ヒースロー空港も真っ先に閉鎖となりましたね。
バージン・アトランティック航空 Airbus A340
スイス航空のAirbus A340。
アイスランドの火山噴火で吹き上げられた火山灰は低気圧の影響を受け、南下。
ヨーロッパ全土を覆う形となりました。チューリッヒの空港も閉鎖となりました。
スイス航空 Airbus A340
エール・フランスのAirbus A330。
シャルル・ド・ゴール空港の閉鎖も何度もTVで実況されていました。
空港は晴れていて、風も穏やかなのに閉鎖されています。
「風が穏やか」なことにより、火山灰が空中に滞留し、閉鎖が長引いているそうです。
エールフランス Airbus A330
火山灰の飛行機に与える影響は実は1982年のとある事故(インシデント)まであまり重視されていませんでした。
1962年6月24日にクアラルンプールからパースに向かっていた英国航空のBA9便、Boeing747がインドネシアのガルングン火山の噴火により上空に吹き上げられた火山灰の中をフライト中に4つのエンジン全てが停止してしまうという事態に陥ったのです。
昨夜の”世界まるみえ”でも解説されていました。
1ミクロン(1mmの千分の一)の火山灰は何日も空中に浮かんでいます。そして雲のようになることなくレーダーにも映りません。そんな火山灰が浮かぶ大気の中に突っ込んだ飛行機は最初、「セントエルモの火」に包まれました。火山灰の粒子に高速の飛行機がぶつかることにより静電気が発生し、発光するのです。セントエルモの火は機体全体に及んだようです。そのうちに4つあるエンジンが次々に停止。エンジンに入り込んだ火山灰はエンジンの数千度の熱でとけ、それが蓄積しエンジンを詰まらせ、エンジンへの空気流入を妨げて燃焼をストップさせたのです。パイロットはジャカルタへの緊急着陸を決意し、滑空を開始します。上空の火山灰の混じった大気から低空の澄んだ空気に入った時点で、エンジンから固まった火山灰が剥がれ落ち、空気の流入を得てエンジンの再始動が可能となり無事に4つのエンジン全てのエンジンを再始動させることが出来ました。
しかし、その後も問題は続きました。高速の火山灰との衝突によりコックピットの窓ガラスが「すりガラス」状態になってしまったのでした。機体の塗装もヤスリを掛けられたようにはがれていたそうです。そんな中でもパイロットはかろうじて透明度のあった数cmの隙間から前方を確認しながらジャカルタの空港に無事に飛行機を着陸させました。
と、長くなりましたが火山噴火による火山灰の飛行に与える影響が非常に重大であることが確認され、今回は多くのフライトのキャンセル(欠航)に至ったわけです。
大気の状態がこの事態の展開に大きく影響します。強い風とその変化により大気中の火山灰が拡散されることが必要です。
一刻も早いフライトの再開を祈ってます。

4 comments

  • おはようございます。
    アイスランドの火山灰の影響で大変な状況になってますね。
    先日、成田に行った時にも、自分の見える範囲にスカンジナビア航空とルフトハンザ航空が見えたのですが、欠航だったんですね。火山灰が航空機に与える影響って重大な事なんですね。これによって、航空会社は大打撃を受け、深刻な状態に、ならなければ良いのですが‥‥。

  • こんばんは!
    私も昨晩、世界まるみえでBA9便の放送を観ました!非常に恐ろしいことがあったとのだと痛感しました。だからこそ今回のアイスランドの火山の件は慎重になってもしょうがないと思いました。それにしても前から決まっていた企画だと思いますが、あまりにもタイミングが良すぎる放映でしたね。
    今週末は、日曜は羽田も成田も天気が良さそうな・・・・・
    どちらにしようか素案中です?! 
    ではでは?

  • ☆AirOyajiさん、
    お疲れ様です。
    ぼちぼち、空港再開のニュースが届き始めましたね。
    アイスランドに近いロンドンのヒースロー空港はまだ再開の目処が立っていないようです。
    航空会社にとって365分の何日分かの売上がふっとぶんですから、大変ですね。
    とはいえ、飛び上がってからエンジンが止まって事故に会うことを考えると、やむをえないのでしょうね。
    火山灰が拡散し、フライトに影響の無いレベルに一刻も早くなることを願うばかりです。

  • ☆aMigoさん、
    世界まるみえの放送はまさにドンぴしゃりのタイミングでしたね。きっと、なぜアイスランドから遠く離れたヨーロッパ全域の空港が閉鎖されるのか? フランスははれているのになぜ? と疑問を持っている多くの方も納得されたのではないでしょうか。
    それにしても早く運航が再開できるようになってもらいたいものです。
    今週末・・・・どうしようか考え中です。

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