空の日フェスティバル2010 「飛行検査機」

9月12日(日曜日)、羽田空港で開催された「空の日フェスティバル2010」のイベントの一つで新国際線ターミナルのエプロンを開放して開催された「航空機及び空港車両展示会」に行ってまいりました。
きっと、新国際線ターミナルのエプロンを歩くなんてこれが最初で最後?!
ドキドキしながら朝10時の開門を待ち、入場。エプロンの並ぶ飛行機を写真に収めてきました。この日の目玉は”YS-11″と”DC-8-32″、本日はその”YS-11″を含む飛行検査機の写真を掲載します。
まずはガルフストリームⅣ(JA001G)です。
JA001G 1
JA001G 2
次はボンバルディアDHC-8-Q300(JA007G)。
JA007G 1
JA007G 2
そして、サーブ2000(JA003G)。
JA003G 1
JA003G 2
真打登場、日本航空機製造YS-11-104(JA8610)です!
このYS-11は量産1号機で1964年10月23日に初飛行を行いました。まだ私が生まれる前のことです。
そして、1965年に運輸省(当時)航空局に引き渡され「ちよだ11」と命名されました。
その後、航空局で飛行検査機として運用され、1998年12月18日に引退するまでの約34年間で2万時間を越える飛行を行い、
日本の空の安全を守ってきました。
現在は、国立科学博物館が航空局から移管を受け、その貴重な航空財産を守るべく年4回の定期点検を行い、
メンテナンスをしながら羽田のANA格納庫で動態保存しています。
YS-11 1
YS-11 2
YS-11 3
YS-11 4
YS-11 5
航空検査機とは国土交通省の航空局に所属する飛行機で、飛行機が安全に空を飛ぶ為に、フライトを地上から支える施設(航法援助施設)を空から点検する為の飛行機です。
胴体にかかれているJCABはJapan Civil Aviation Bureauの略で国土交通省航空局のことです。
そしてグレー地に白抜きで「飛行検査」を意味する「FLIGHT INSPECTION」と書かれています。
ところで、昨日は10時の開場にあわせて朝イチバンで開場入りしたのですが、正解でした!
その後、どんどんと人が増え続け、お昼頃に第2ターミナルの巡回バス乗り場に戻った時には、長蛇の列が出来ていました。
また、日陰の無いエプロンは白い路面からの照り返しとあわせて物凄く暑い!!
早く行って、その日の最高気温にならないうちに全ての展示を見て、帰ってくることができました。
唯一残念だったのは、「飛行機と綱引き」イベントに使われるBoeing747が私達が会場を去ったあとに、会場にトーイングされてきたこと。。。。
最初から置いておいてくれればいいのに!!
それだけが無念です。
とはいえ、目的のYS-11とDC-8を撮影出来、ほぼ満足です。
明日はそのDC-8のお顔を掲載させていただきます。
ジャンボ祭りは一時中断ということで。。。。