さよならMD-81

一昨日の9月30日に、JAL(JAL EXPRESS)のMD-81がラストフライトを終えました。
(三沢発羽田行きのJL1226便)
また一つ、日本の空を支えてきた飛行機が日本の空から去っていってしまいましたね。
私が最後にMD-81にあったのは9月11日のこと。
場所は城南島海浜公園。
その時点で、MD-81は2機しか存在しませんでしたが、そのうちの1機(JA8556)に会えて本当に良かった・・・・
そのときの写真を6枚、掲載します。
羽田空港のRWY16LにVOR-Cアプローチする私が見たMD-81の最後の雄姿です。
MD-81 1
MD-81 2
MD-81 3
MD-81 4
MD-81 5
MD-81 6
MD-81は元々JASが導入した旅客機で、1985年4月にデビューしました。
T字尾翼で尾部に2基のエンジンを持つ特徴のある形です。
地方空港のジェット化の推進に大きく貢献した飛行機でした。
操縦系統はフライバイワイヤーではなく、操縦桿・ラダーと動翼がケーブルで接続される形式で、計器盤にも丸い昔ながらの計器がたくさん並ぶ「飛行機らしい飛行機」です。
2010年10月21日の羽田空港D滑走路運用開始と共に始まる高精度航法(RNAV5)に対応していない飛行機ということで、JALの再生計画とあいまって退役が決まったようです。
また一つ日本の空の歴史の1ページが閉じられた、そんな寂しい気持ちですね。