スターアライアンスのVOR-Cアプローチ

昨日に引き続き、本日も”スターアライアンス”です。。
間もなく、激減するといわれている羽田空港のRWY16LへのVOR-Cアプローチを行っているANAのスターアライアンス塗装Boeing777-200(JA711A)です。
通称”ひねり”からタッチダウンまでの流れをご覧下さい。
まずは”ひねり”
城南島の北側でファイナルターンを行います。
結構深いバンクでの旋回です。
スタアラ VOR-C 1
鳥と衝突?!
いえいえ、鳥はかなり手前の島の上空を飛んでいて、B777はまだ島の手前です。
スタアラ VOR-C 2
ファイナル・アプローチコースにアラインし、RWY16Lを目指すB777。
スタアラ VOR-C 3
“STAR ALLIANCE”の文字に沿って機体が光っていました。
スタアラ VOR-C 4
昨日掲載した離陸シーンも良いですが、Boeing777のアプローチ中のこの角度から見た姿もまた素敵です。
フラップを降ろし、ギアを降ろし、大きな鳥が地上に舞い降りる姿を思い浮かべます。
スタアラ VOR-C 5
接地直前、パイロットはそれまでのアプローチの降下率を減らす為フレアをかけます。
機首を上げすぎてもいけないし、フレアが少なすぎてもいけない。
機体重量を適度に車輪に伝えかつ、衝撃とならないように接地する。。。。
何度やっても難しいのでしょうね。
スタアラ VOR-C 6
メインギアが接地、スポイラーが立ち上がります。
スタアラ VOR-C 7
10月21日にD滑走路(RWY05/23)が共用開始となり、羽田空港への運用方式も大きく変わります。
特に南風の時の運用が、RWY22、RWY23を中心になると想定されています。
夏の城南島、VOR-Cは見られなくなりますが、人口浜上空を通過するRYW22がまだこれからも見られるので城南島は今後も私達航空ファンの撮影ポイントであり続けるのは確かだと思いますが、RWY23へ着陸する飛行機の撮影スポットは今のところ「無い」のが悩みです。
着陸した飛行機が海上タクシーウェイを通っていくところは浮島町公園から見られるとは思うのですが、アプローチショットを狙うのは難しいですね。(大きな望遠レンズでもあれば別ですが、300mm程度じゃきつい!)
北風時もRWY05とRWY34Rでの運用が想定されています。
今まではほぼ全てがRWY34Rで、離陸後は城南島の上空を旋回しながら通過する経路でしたが、その数は減ると想定されます。
航空ファンにはちょっと辛い運用変更かも知れません。。。。