日本政府専用機の着陸と離陸

5月29日、フランスで行われたG8サミットから管総理が帰国。
昨日の羽田空港は梅雨前線と近づきつつある台風2号の影響で朝から雨が降っていましたが、管総理の労をねぎらい、「ご苦労様でした」というために・・・・ではなく、政府専用機のジャンボを撮影するために第2ターミナルに行ってまいりました。
10時45分、”JAPAN AIR FORCE 001″は薄いヴェイパーをひきながら羽田空港のRWY34Rへランディング。
ランディング
結構な雨が降っていて、滑走路面もかなり濡れていたのでしょう。
スラストリバーサーで、その水が吹き飛ばされ、水しぶきが舞い上がりました。
ジャンボの着陸、さすが豪快です!!
スラストリバーサーで水しぶき
無事にランディング!
フランスからの長距離フライト、お疲れ様でした。
(政府専用機に対するねぎらいの言葉。。。)
無事に着陸
管総理を降ろし、2時間弱ほどの滞在の後、12時30分に政府専用機は”シグナス1”となり千歳基地に帰投すべく離陸のためにRWY34Rへとタキシングを開始しました。
RWY34Rへタキシング
途中、ANAのAirbus A320とツーショットの記念撮影!
こうしてみるとジャンボの大きさが改めてわかりますね。
ANAのA320とツーショット
ANAの垂直尾翼と政府専用機の日の丸垂直尾翼。
(B738)    (B744)
日の丸とANA
RWY34Rに着陸したJALのERJ170と2機のANAのBoeing737-800に囲まれて。。
羽田空港ならではの光景ですよね。
政府専用機を囲んで
第2ターミナルの前を通過し、RWY34Rへ雨の中、しずしずとタキシング。
RWY34Rへタキシング2
そして、離陸滑走を開始。
翼端のストロボライトがピカっ!と光った瞬間。
離陸開始、ストロボピカっ!
燃料も少ないのでしょう、乗客・貨物も乗っていないのでしょう、あっという間にエアボーン。
滑走路とジャンボのテール部分の斜めになったラインが並行になっています。
水しぶきが離陸の力強さを強調するようです。
水しぶきを上げてエアボーン
滑走路の中間点でこの上昇角!
さすが航空自衛隊!という感じの離陸上昇を見せてくれました。
シグナス1、上昇
順調に上昇を開始し、ギアを格納。
まだ雲には入りません。
主翼のしなり具合が美しいです。
ギア・アップ
ヴェイパーを期待していたのですが、なぜかほとんどヴェイパーを発生させずに千歳空港に向けて飛び立っていきました。
千歳基地に向けて
13枚というちょっと多めの写真でしたが、到着から出発までということでご容赦ください。
雨の中、カメラにはごみ袋を改造して作った使い捨てのカッパを着せ、自分自身はポンチョを被って撮影しました。
この悪条件で撮影する人は他にはいないだろう・・・と思っていたら、結構な航空ファンがやはりこの政府専用機を狙って写真を撮影していました。
天気のせいか、撮影技術のせいか、写真の出来栄えはイマイチでした。。。
今回の写真はコントラストとアンシャープマスクの調整をしています^^;
明日は、もう1機の特別なジャンボを掲載します!