スピードバード8 羽田空港テイクオフ

羽田空港を6時25分に出発するブリティッシュ・エアウェイズのBA8便。
コールサインは”Speed Bird 8″。
震災の影響でアメリカン航空やシンガポール航空が運休・欠航する中、いち早く羽田空港に戻ってきてくれました。
6月5日の早朝、その姿を撮影するために羽田空港の第2ターミナル展望デッキへ出かけてきましたので、その写真を掲載します。
離陸滑走するBAのBoeing777-200ER(G-YMMG)。
BA008 1
12時間ほどの長距離フライトで燃料も満載なんでしょう。
なかなかエアボーンしません。。。
予想されたことなので、第2ターミナル展望デッキ南側の最南端で構えていたのですが、
それでも。。。。
BA008 2
展望デッキの正面をかなり過ぎたところでようやくローテーション!
完全に逆光です。
BA008 3
34Rの接地帯あたりでようやくエアボーンし、上昇を開始。
この日は湿度が高く、靄が空港を覆っていて視程も悪かった。。。。
そのおかげ?!で、翼の上をヴェイパーが細く流れているのが見えます。
BA008 4
よく見ると、Boeing777の翼ってねじるようにしなるんですね。
翼端のエルロンがついている部分の迎え角が大きくなり失速しないように、前方にひねるように上反しています。
BA008 5
以前、このBAを含め、AAやCA、SQを城南島で撮影した時には7時前後だった記憶があったので、6時半の空港デッキオープンと同時くらいに到着すれば間に合うか・・・ということで、6時少し前に自宅を出発しました。
ところが、車で新国際線ターミナルの横を走っている時に、プッシュバックしているBA8便の姿が見えました。
焦りましたね!
BA8の離陸を撮影するために早起きしたのに、それを撮り逃したら何のための早起き?!
急いでP4のターミナルとの連絡橋がある階、連絡橋の近くに車を止め、小走りで展望デッキへと向かいました。
展望デッキに着くころ、ちょうどBA8便はRWY16Lの手前に差し掛かっていました。
6時半オープンの展望デッキは既に開いています。
そのまま最南端まで走りました。走りながらカメラバッグからカメラを取り出し、設定をチェック。
手前に他の離陸機飛行機がいたために、Line up and wait状態で時間を稼ぐことができました。
それにしても、展望デッキから対岸(千葉)はまったく見えず、空は白く濁っています。
湿気も多く、早朝にもかかわらずジメジメしていました。
おまけに完全な逆光。
逆光なら逆光なりに面白い写真が撮れるかもしれない・・・と思っていたのですが、それは空気が澄んでいるときの話。
空気が白く濁っていると、空気中の水分に光が乱反射して、もうダメ。。。
昨日の早朝の撮影は完敗でした。。。。。
とはいえ、せっかく撮った写真。
早起きのたまもの。
ひどい写真ですが、掲載させていただきました。