アエロフロートが。。。。
私が飛行機を大好きになり、空港通いを始めた頃の飛行機といえば、
Boeing747″ジャンボ”やDC-10、DC-8、L1011″トライスター”が大型機で活躍し、
Boeing727やBoeing737、DC-9が小型機で国内線を中心に活躍していた時期でした。
YS-11もがんばってました。
成田空港へ行っても、ジャンボ、DC-8、DC-10が主流でした。
それから20年あまりが経ち、航空界も大きく変化したんですね。
成田空港の主役は今ではBoeing777、Airbus A340、Airbus A330に代わり、
総2階建てのAirbus A380が登場、
ジャンボもBoeing747-8Fがデビュー。
時代の流れというか、時(とき)の経過を実感します。
そんな中、より時代の変化を感じさせてくれたのが本日掲載のアエロフロートのBoeing767です。
アエロフロートといえば、旧ソ連時代から続く現ロシアの航空会社。
ソ連時代は自国の旅客機を使っていて、成田にもイリューシンとかツポレフなんかがやってきてました。
特に尾部に4発のエンジンを搭載したイリューシン62は印象的でした。
Boeing727と同じようにT字尾翼で尾部にエンジンが付いているのですが、エンジンが片側に2個づつ付いているのです。
そしてスポットに入った後はエンジンが付いた尾部が重いのか、しりもちをつかないように尾部から細長いつっかえ棒(先には小さな車輪が付いている)が伸びてきて尾部を支えるのです。
そんな独特なソ連の飛行機に出会えるのも成田の楽しみでした。
が、その後ソ連は崩壊し、ロシアが誕生。東西冷戦が終結し、ロシアの民主化が進みました。
ロシアにマクドナルドができたりもしました。
航空界もその波には勝てず、アエロフロートもAirbus機を導入したり、なんとそれまでの仮想敵国であったアメリカのBoeingの飛行機まで導入することに。
前置きが長くなりましたが、
本日はそのアエロフロートのBoeing767-300ERの写真です。
アエロフロートのBoeing767-300ER(VP-BWX)が成田空港のRWY34Lに着陸し、ノーズギアが接地した瞬間。
メインギアの接地の瞬間の白煙はよく撮影されるのですが、ノーズギアの接地の瞬間の白煙ってなかなか見かけませんよね。。。
いつものようにアエロフロートはA330か。。。と思っていたのですが、
何とBoeing767でした!
確かにウィングレットはないし、お尻の部分もエレガントというよりも丸っこい。
顔もA330よりも愛嬌のある顔?!
タクシーウェイに入り、第1ターミナルにやってくるBoeing767。
真正面を向いた瞬間を撮影。
確かにBoeing767の顔です。
ロシアにアメリカの航空会社の飛行機がねぇ~としみじみと感じました。
アエロフロートはアメリカの航空会社の飛行機を使うばかりでなく、SKY TEAMにも参加してます。
「世界は一つ」って感じ?! あっ、これはONE WORLDか。。
「世界は仲間」ですね。
機首部分にはロシアの詩人「アレクサンドル・ブロック」の名が書かれてます。(A.BLOK)
夕方近くになり、アエロフロートのBoeing767が真冬のロシアに帰るためにRWY34Lへとタキシングして行きました。
成田も寒かったですが、モスクワはもっと寒いんでしょうね。
そしてテイクオフ!
昨日のANAのウィングレット付きのBoeing767の主翼のしなりに驚きましたが、
このアエロフロートのBoeing767の主翼もそれなりにしなってますね。
Boeing767の離陸シーンはあまりにも見慣れすぎているので今まで気にしてこなかったのかも知れません。
美しい後姿を残して、ロシアのアエロフロートのアメリカ製のBoeing767は北の空へと飛んで行きました。。。
アエロフロートといえば、今まではAirbus A330しか見たことがありませんでした。
ロシアとヨーロッパは陸続きだし、なんとなく自然な成り行きのような気がしてました。
それが今回はBoeing767だったんです。
これにはちょっとびっくり。
Wikipediaのアエロフロートの項目でBoeing767を使っているのは知っていたのですが、
この目で見たのは初めて!
知っているのと、自分の目で見るのはやはり違いますね。
この日のサプライズの一つでした。
東西冷戦は終結し、世界は仲間になり始めてますが、それでもまだ戦闘が続いていたり、
緊張が高まっている地域があります。
一刻も早く、全世界が平和で仲良く暮らせる日が来ると良いですね。
そして、もっともっと多くの国の飛行機を見られる日が来ると。。。
Airmanさん、おはようございます。
アエロフロートといえば、昔軍用機なのか民間機なのか区別が付かないと言われましたよね。
ソ連時代はやはり、何をしでかすか全く不明でしたから、今になっても不信感は拭えません。
それでも時代は変わっていくもの。。。
一昔前なら成田に就航するなんて事も考えられなかったのに…
ビックリしますよね。。。
というか、アエロフロート、デザインが地味にカッコよくないですか!?
シルバー基調というのが良いですよね。
関空では見れないので、是非、機会があれば撮りたいです。
そして、、、
遂に明日、B787が遂に遂に大阪にやってまいります!!!
Airmanさん、羽田で大阪行き、撮られますか?
お仕事でしたら仕方がないですが…
撮られるんでしたら、ぜひ明後日の記事に載せてください!
残念ながら僕は都合が合わないので泣く泣く断念……
次の土日にでも撮りに行きたいです。
それでは!!!!!(^_^)/
こんにちは。
先週見たアエロフロートは、A330でした。
767もあるんですね。
ロシアがアメリカの飛行機使ってるって・・・やはり時代の流れを感じます。
イリューシンの後ろにエンジンが4つついたのありましたよね!
ちなみに私がはじめて乗った飛行機はANAのL1011トライスターでした。
ではまた。
こんにちは。
私の初海外はアエロフロートのIL62でしたので、B767なんて隔世の感がありますね。
トランジットで一泊したシェレメチェボ国際空港なんてもう…
いやはや四半世紀も経つと、変わるものです。
☆たかしさん、
本当に時代の変化を実感します。
Wikipediaによるとアエロフロートの保有機材は2009年時点で以下のとおりだったようです。
イリューシンIl-96-300 6機
ツポレフTu-154M 25機
エアバスA319 15機
エアバスA320 31機
エアバスA321 10機
エアバスA330-200 5機
ボーイング767-300ER 11機
B767の方がA330より多かったんですね。
私はA330しか見たことが無かったのですが、そのほうが珍しかったのですね!!
モスクワ経由でのヨーロッパ旅行、いいですねぇ。
老後の夢に。。。
☆たかしさん、
確かに主翼の前にドアが2つある!!
指摘いただいて初めて気が付きました。
ありがとうございます\(^o^)/
☆skyponさん、
アエロフロートのデザイン、以前の白を基調にした
いかにも”共産圏の飛行機”という感じからガラッと変わりましたよね。
今のデザインの方が断然良いです!
さて、
いよいよ明日ですね!
私は仕事があるので就航第1便は撮影できませんが、
伊丹周辺はきっと大砲のようなレンズを持った航空ファンで
にぎわうのでしょうね。
私も伊丹ベースの方のブログの写真で楽しむことにします。
来週の土日は是非ナマ787を!
☆ボンさん、
こんばんは。
調べてみるとA330よりもB767の保有機数のほうが多いのですね。
今まで撮影できていなかったのが不思議です。
ANAのL1011ですか!
私が記憶している最初の飛行機搭乗はJALのジャンボでした。
(3歳の頃、Boeing727に乗って北海道に引っ越したらしいのですが、当然のことながら記憶にありません。。。)
JALのジャンボもトライスターも今はいないんですよね。。。。
☆foka9さん、
こんばんは。
初海外がアエロフロートのIL62だなんて、びっくりです!
モスクワのシェレメチェボ国際空港、今は国際色豊かな空港なんでしょうね。
昔はソ連の上空を飛ぶことさえできない時代があり、ヨーロッパへはアンカレッジ経由で北極を飛び越えての航路だったと聞きます。
時代が変わったものです。
モスクワも行ってみたいです!
このタイプの767って長く見えてカッコイイですね!
アエロフロートの塗装ってカッコイイですね!
これにWLが付いたらもっとかっこよそう!
☆おさるさん、
このアエロフロートの767、主翼よりも前の部分が
長くなっているのかもしれませんね。
上のコメントにもあるとおり、主翼の前にドアが2つあります。
昨日のANAの767のようなウィングレットが似合うでしょうね!!