政府専用機「747」退役へ
整備困難で 後継に最新鋭「787」浮上
こんな見出しの記事が昨日の読売新聞の夕刊1面の左下隅にあって、目は一気にそこに釘付けになりました。
以下、記事より。
【政府は政府専用機として1991年に始めて導入したジャンボ機「ボーイング747-400型」2機を2018年度に退役する方向で調整に入った。国内大手航空会社の機種変更で国内整備が難しくなるためだ。後継には、最新鋭の中型機「ボーイング787」の導入論が浮上している。
政府専用機の整備を請け負う日本航空は747型機を昨年度で退役させた。全日空も同型機を退役させる方針のため、政府は現行機維持は難しいと判断した。
後継に浮上している787は、全日空が昨年11月から営業運航を開始し、日航も導入を進めている。国内で安定的に整備が受けられ、省燃費で航続距離が大型機並みの約1万5000㌔を確保できる。部品の約35%が日本製という「準国産機」である点も、政府内で評価が高い。1機200億円程度で、2機購入で400億円以上かかる見通し。】
写真は昨年、羽田空港で撮影した政府専用機です。
離陸シーンはなぜかいつも曇りか雨。。。
晴れた日にこの政府専用機の離陸を撮りたいものです!
雨の日の離陸。(実は雪の日)
滑走路に水しぶきを巻き上げながら離陸する姿は、雨の日でも十分にカッコよい!!
偶然、浮島町公園で撮影していたときにRWY34Rにアプローチするシグナスを発見。
夕日を浴びてオレンジ色に輝くピカピカの機体に見とれてしまいました。
いや~、政府専用機のBoeing747-400の退役は噂はあり、どうなるのか・・・という不安もありましたが、その不安が的中しました。
記事では「2018年度退役の方向で調整」とありますが、きっと本当に退役になるのでしょうね。
一国の政府要人が海外に出かけるのにもっともふさわしい飛行機はやっぱり「ジャンボ」だと思います。
国の威厳の象徴のような気がします。
残念ですね。
とはいえ、まだ6年あります。
その間に何度、総理大臣が変わるか分かりませんが、バンバン使って欲しいものです。
(あくまでも航空ファンとしての願望・・・)
できれば、晴れの土曜日・日曜日の日中に日本を出発する外交日程を組んで・・・・
おはようございます!
私も驚きました。要人救出の際など、B787ではキャパが小さい気がします!
おっしゃる通り、やっぱりジャンボですね。
B787-8iなども視野に入れて欲しいですね!
買う事ばっかり考えるのではなく、リース契約も考えれば
いいと思いますが。
この際、1号機B747-8i、2号機B787でどうでしょう?!
何年経ってもピカピカの747。エンジン、脚周りなど綺麗すぎます。
さすが政府の飛行機ですが、やはり退役の運命は避けられないです。
JALもANAも退役させる機体を使い続けて行くことは、自衛隊で飛行機のパーツの管理から整備、シュミレータの運用まで色々必要になります。
海外の会社に、これらを委託することも出来ますが機密事項のある機体なので出来ません。
やはり後継機は787なんでしょうね。たぶん、787-8ではなく、787-9かな。
大統領専用機とか首相専用機なら787で充分だと思います。
しかし日本の場合は政府専用機なので、747が絶対必要だと思います。
貴賓室を設置するのは確かなことでしょうから、
787だと座席数が減り、他国への自衛隊派遣の人数が減ってしまうと思います。(自衛隊機で行けと言われたらそこでおしまいですが…)
NCA に整備をしてもらうことは出来ないんですかね!?
貨物機と旅客機は整備の仕方が違うのか?(^^;)))
Airmanさん、こんにちは。
ついに浮上してきましたね。政府専用機にも「退役」の示唆が。
ANA,JAL共に現在はB747の整備士は新たに養成はしていませんし、NCAも貨物型なので維持は難しいかもしれませんね。
787だと訪問先近辺の空港が例えば、2000mであっても発着可能ですから確かに便利ですよね。
ということは、ANAもJALもB747の整備士の養成はなし。ということは減る一方、となれば747-8iの導入は低くなりますね
>貨物機と旅客機は整備の仕方が違うのか?(^^;)))
広島空港さん、はじめまして。
私は高校生まで広島に住んでいまして広島空港にはよく通ったものです。名前を聞いていると懐かしく感じます。
旅客型と貨物型、やはり違います。例えばギア部分ですかね。積載するものが違うだけに貨物型の方がより頑丈な仕様であります。
貨物型の一等航空整備士に旅客型の整備を任せる、例えて言えば「医師に犬や猫の診断をしてもらう」「獣医師に人間の診断をしてもらう」形になりますから任せる側としては航空機整備のプロと言えども若干不安になるのでしょう。
ましてや経験豊富がモノを言う仕事、そして人命を預かる仕事ですから。
やはり、旅客型は旅客型の一等航空整備士に、貨物型は貨物型の一等航空整備士に任せるのが一番という考えかもしれません。
Airmanさん、こんにちは。
退役…ですか。
「政府専用機」といえばジャンボ、ですから、ちょっと残念です。
ジャンボって、威厳があるので、今の元気のない某政府に喝を入れる?ような存在なのにね。
どちらにしても、いつかは「退役」という2文字が浮かび上がってきますから、仕方のないことなんでしょうね。
>>貨物機と旅客機は整備の仕方が違うのか?
えぇっと整備のライセンスに関しては-400と-400Fの区分けは
有りません。勿論両機の違いは多く有りますので、しっかりと教育を
受けていなければ整備出来ませんしね。
☆本日(3月17日)にコメントを下さった皆様へ
>たかしさん、
報道では「後継機は787」となっていますが、
これはかなり怪しい情報のようですね。
私も政府専用機に787は小さすぎると思います。
777-300ER位の大きさはあったほうが良いですよね!
>airdrugさん、
B747-8i案、賛成です!
といっても、JALやANAで今のところB747-8iの導入計画が無いので、
実現の可能性は限りなく少ないでしょうね。。。
やっぱり、政府専用機はジャンボがいいなぁ。
>naokeyさん、
航空自衛隊の整備士の皆さんが本当に大切に、念入りに整備してきたのでしょうね。
本当にピカピカで、美しい飛行機です。
国を代表する飛行機の威厳十分ですね。
それにしても政府専用機の維持管理も防衛庁の予算の中でまかなわなければならないのでしょうか。
維持管理及び運用は航空自衛隊に委託するにしても予算は別枠で確保できないのか。。。
民間に頼らずに、国の予算で何とかできないのか、、、と無理難題かもしれませんが素人っぽく
考えてしまいます。
>広島空港さん、
そうですよね。
やっぱり747のような飛行機が、いろいろな意味で政府専用機として必要だと思います。
単なる要人輸送機ではないですよね。
NCAへの整備委託も検討されたという話を聞きましたが、
調整が上手くいかなかったのでしょうね。
残念です。
>B44テクノジャンボさん、
残念なニュースですよね。
日の丸を背負って飛ぶ飛行機、
世界各国へ出かける日本の飛行機はジャンボであって欲しかった。。。
>skyponさん、
予感はありましたが、こうして新聞で報道されると、
”いよいよ”という感じがしますね。
時期が2018年度というので、まだ先のこと・・・と思ってはいますが。
残念です。
>etopsさん、
ありがとうございます!
やはり-400と-400Fにはいろいろな違いがあるのですね。
”陸上単発”という技能照明で、5.7t以下の単発機全てに
直ぐに乗れないのと同じ理屈ですね。
やはり教育と設備・備品の問題なんですね。