A330 vs. B777
成田で大活躍中の双発のワイドボディジェットといえば、Airbus のA330とBoeingのB777です。
どちらもよく似ていますが、よーく見ると違いが分かります。
今日はその2機の離陸・上昇を比べてみたいと思います。
まずはAirbus A330から。
キャセイパシフィック航空のAirbus A330-300です。
まず、ウィングレットに目が行きます。
そして、高速用のエルロンが無く、綺麗に並んだフラップ。
キャセイの場合、加えてロールスロイスのスマートなエンジン。
やっぱり、A330は美しい。。。
A330はGEのCF6エンジンやPWのPW4000エンジン、そしてRRのトレント700エンジンの3種類から
選択して搭載することができるのですが、キャセイはやはりイギリス系香港財閥のスワイヤーグループの
航空会社だけあってロールスロイスのエンジンを搭載しています。
A330の中でもこのキャセイのA330がとりわけ美しく見えるのは、スマートなエンジンと上品な色合い、
そして垂直尾翼の刷毛で描いたような鳥の翼のようなマークのせいなのでしょうね。
続いてはB777。
B777の中でもA330に対抗するにはもっともきれいに見えるであろうタイ国際航空のB777-300ERに
登場してもらうしかありません。
レイクドウィングチップと長い胴体、太いエンジン。。。。
エンジンの後ろの高速用エルロンの内側のフラップは2段の隙間フラップになっているんですね。
それにしてもエンジンが太い!
こちらはGEのGE90エンジン。
“ER”じゃない-300はA330と同じようにGEとPWとRRの3社のエンジンが搭載できるようなのですが、
航続距離を延長したER型に搭載できるのはGE90のみらしいです。
このBoeing777、デザインにかなり助けられています。
この紫色のデザインが飛行機を美しく見せています。
タイ国際航空のジャンボも良かったですが、このB777-300ERも素敵です。
きょう登場したキャセイのA330とタイのB777、甲乙つけがたいですよね。
どちらも非常に美しい。。。
今、気づいたのですが、両方とも主翼の間の胴体下に2か所、黒い穴というか空気の排出口のようなものが
同じようについています。これ、なんだろう。。。。
さくらの山で撮影した離陸・上昇シーンは今日でおしまい!!
明日からはさくらの丘で撮影した写真になります。
今日、「A330 vs. B777」というちょっと大げさなタイトルで2機を一気に掲載したのは、実は、
明日の月曜日にさくらの丘で撮影したジャンボを掲載したいから。。。。
さくらの丘でも今まで見たことが無かった飛行機に出会うことができました。
どんな飛行機かは・・・・見てのお楽しみ♪
今日まで23日間にわたって掲載してきたほぼ同じようなシーンからまた違うシーンになります。
そしてそれがまたしばらく・・・・続きます^_^;
胴体下の黒い穴は、エアコンシステムに使う空気をこの穴より前から取り入れ、熱交換された空気をこの穴から排出しています。空気を吸い込んで圧縮して膨張させて水分を除去してエンジンからブリードした暖かいエアーと混ぜて最適な温度になるようにします。マニアック過ぎなコメントですみません。
☆naokeyさん、
ありがとうございます!!
エアコンの空気の排出口だったんですね。
また一つ飛行機の知識が増えました!!
うれしいです(^O^)/