FedExのMD-11F×2
昨日のUPSに続き、本日は航空貨物の雄、FedExのMD-11Fです。
さくらの山やさくらの丘では、いつも見送るだけのFedExのMD-11F。離陸滑走距離が短く、ロケットのような上昇を見せ、
シャッターチャンスがなかなか無いのです。
この日は第1ターミナルの展望デッキで撮影していたので、短距離離陸は逆にラッキー!
まずは1機目の離陸です。
エンジンのパワーが上がり、エンジンに大量の空気が取り込まれ、エンジンのインテークに水蒸気が沸き立ちます。
おっ!このMD-11Fは結構長く走りました。
第1ターミナルのほぼ正面でローテーション。うれしいですねぇ。
イイ感じでエアボーン。
主翼端の上下にあるウィングレットが特徴的です。
このMD-11F、つい2年ほど前までは「FedExといてば、MD-11F」と言えるほど、たくさん飛んでいました。
「Boeing777のフレイターが見たい!」とブログでも書いていたほどですが、今となってはMD-11Fの方が価値がある!?
翼も結構しなってますね。重たい貨物を積んでいるんですね。
3発機の離陸、久しぶりに見ました!
晴れていればなぁ。。。
2機目もMD-11F。時刻は17時15分頃。この時期のこの時刻はまだまだ明るいはずなのですが、ゲリラ豪雨が通過した直後だったので周囲はかなり暗い状態でした。
この後、綺麗な夕空が広がりました。
このMD-11Fもエンジンのインテークに水蒸気を発生させてくれました。
物凄い勢いでエンジンに空気が吸い込まれているのに、水蒸気が目に見えるなんて・・・不思議です。
滑走路灯や機体に光るライトが綺麗です。
お~っ!
このMD-11Fは短距離離陸です!
翼端のフラッシュライトもタイミングよくピカっと光ってます。
その後、ウィングレットの先端から細いヴェイパーをひきながら上昇。
エンジンのインテークはまだ白い!
そして、赤いエアアジアの飛行機とツーショット。
そのエアアジアのA320はシャークレット付き。
なんか、見どころたくさんの写真、本日のお気に入りです。
ここから、戦闘機のような急上昇を見せてくれるか?!と期待しながら上昇を見守りました。
前方には雷雲が通過した後の青空が広がっています。
パイロットも気持ちよいでしょうねぇ。
ギアを格納しながら上昇するMD-11F。
急上昇ではなく、普通の上昇でした。
それでも欧州便のA330やA340に比べれば鋭い上昇。
ギアを格納し、青空めがけて上昇するMD-11Fを見送ります。
フラッシュライトのピカっ!の次は背中のアンチコリジョンライトのピカっ!
このMD-11F、いろいろと見せてくれました。
ありがとうございました。
DC-10の流れをくむ、MD-11。
非常に希少価値のある3発機。
いいですねぇ。
とっても個性があり、ワクワクする飛行機です。
Boeing777へのリプレースが進んでいる今、いつまで見ることができるんでしょうね。
ちなみにWikipediaによると2013年現在、FedExはDC-10・MD-10及びMD-11Fを計138機保有しています。
Boeing777は23機。
まだまだ大丈夫ですね。きっと。
ちなみに、それ以外の機種はというと、
エアバスA300-600を67機、エアバスA310-200/300を35機、ボーイング757-200はなんと81機、ATR 42-300/-320を22機、ATR 72-200を12機、セスナ208Bは245機!
昨日も書きましたが計623機!!!
すごいですねぇ。
Boeing777からセスナまで、長い滑走路のある大都市間はもとより、短い滑走路しかない地方の町の小さな空港まで網の目のような航空網を広げているんですね。
さすがFedEx。
さて、ようやく金曜日。
今週もドタバタでした。
世の中的には明日からお盆休みという方もたくさんいらっしゃることでしょう。
私にゃ関係ありませんが。。。
それでは皆様、良い1日を!