ハミングバード・デパーチャー
成田空港の同じような写真が続き、「いい加減、飽きた」とか、「いつまで夏の成田の写真やってんの」という声が聞こえてきそうなので、今日はちょっと気分を変えて羽田の朝の写真を。
三連休の中日、ちょっと早起きして羽田空港に行ってまいりました。
北風運用だった昨日の最初の狙いは、「ハミングバード・デパーチャー」で離陸する3機の飛行機。
7時半から8時の間に、1日に3機限定のRWY34Lからの出発方式の離陸を見ることができます。
7時15分にP4駐車場の5階に車を停め、大急ぎで徒歩で第1ターミナルの展望デッキ北側に移動、7時半に間に合いました。
7時44分、まずやってきたのはJAL(J-AIR)のエンブラエル ERJ-170です。
このツルんといた横顔、Boeing787に似てますよね。でもBoeing787よりシャープな顔。
よーく見ると分かりますが、エンジンの排気口(黒い部分)がシェブロンノズルになってます。
ドアの下部から横の胴体がちょっと引っ込んでいるように見えるのはダブルバブル形状の胴体だから。
これで客席は窮屈さを感じないで空の旅を楽しめるのだとか。
いよいよこの日最初のRWY34Lからのテイクオフ。
小さいけど、個性があって素敵な飛行機です!
JALのBoeing787を背景に上昇するERJ-170。
こうしてみると、JALの飛行機にはもう少し”色”があってもいいなぁと思います。
フジ・ドリーム・エアラインズのように派手ではなくてもよいので、色合いが欲しいなぁ。真っ白というのも寂しいですよね。
国際線ターミナルビルを背景に上昇する姿も無事に撮影。
「Tokyo International Airport」の文字にちょっとかぶってしまったのがやや残念。
久しぶりの撮影のせいか、体が離陸する飛行機の速さについていかなかったんです^_^;
2機目は1機目に遅れること5分後、7時49分にRWY34Lにラインナップしました。
離陸滑走を開始後、JALのサンアークのワンワールド塗装機とツーショットをいただきました。
相変わらず素早いエアボーン。
第1ターミナル展望デッキのかなり手前でローテーションとなり、さっさとエアボーンしました。
早朝便で、お客様も少なかったのでしょうか。
事前に誘導路を行き来するBoeing767で確認し、200-500mmレンズでも大丈夫、はみ出さない!と思って200-500mmレンズで撮影していたのですが、第1ターミナル展望デッキから近いRWY34Lを離陸するBoeing767は200mmではフレームギリギリ!!
久しぶりの撮影で飛行機に体がついていかないのを実感していたので、とっても緊張しました。
それにしてもこのBoeing767の上昇する角度、鋭い!
さらに機首を上げ、ぐいぐい上昇するではありませんか!
おかげさまで「Tokyo International Airport」の文字もばっちり。
国際線ターミナルの拡張工事中のクレーンのアームが機首に突き刺さってて、支えられているみたい。。。。
3機のハミングバード・デパーチャーの最後は7時56分に離陸しました。
JALのBoeing737です。こちらもJALのBoeing787を背景にローテーションです。
が、3機の中で一番遅いローテーションです。この後の展開がちょっと心配になりました。。。
予想通り、エアボーンも遅く、上昇も緩やかです。
3機の青い飛行機を背景に絡めてくれたのは良かったのですが。。
ようやく空に飛びあがった!と思える頃には背景はガラリと変わり、拡張建設中の国際線ターミナルビルです。
いつの間にか、こんなに出来上がっていたんですね。
この拡張部分に展望デッキができると良いのですが、そんな感じはしませんね。
展望デッキができれば、RWY22に着陸する飛行機がばっちり撮影できるようになるのに。。。
3機のハミングバード・デパーチャーの飛行機を無事に撮影!と思ったら時刻は7時57分!!
次の狙いは8時に出発する札幌行のBoeing747・ジャンボです。北風運用のこの日、ジャンボの離陸を撮影でいるのは札幌行のRWY34Rからの離陸だけなんです。
大急ぎでカメラをカバンにしまい、エレベータで一気に地下に降り、連絡道を早足で駆け抜け、第2ターミナルの地下に上がり、そこでエレベータで一気に展望デッキ階まで上がりました。
そして第2ターミナル展望デッキ南側について周囲を見渡すと。。。。まだプッシュバックさえ始まっていませんでした。
連休でもあり、貴重なジャンボ路線ということもあり、混雑していたのでしょうね。安心しました。
その写真はまた、後日。