JA8960
羽田空港の第2ターミナルで出発準備中のANAジャンボ、JA8960。
現在、残っている3機のジャンボのうちの1機。
ANAジャンボの最後の1機になるのはJA8961で、このJA8960とJA8966は来年の1月から2月の間に退役となる予定だそうです。
そう思うと、スポットにいるジャンボをじっくりと見てみたくなります。
機首部分ですが、結構汚れていますね。。。
尾翼部分。
飛行機の上下と左右の動きをコントロールする大切な部分。
ジャンボのこの多いな垂直尾翼も見られなくなっちゃうんですね。
その垂直尾翼の付け根前方のトリトンブルー部分が傷ついています。
トリトンブルーが剥げちゃっているんですね。
その前後にも色の違う部分があり、何度か塗装が補修された跡が見えます。
この剥げた部分も補修してあげればよいのに。。。
Miss PILOTというTV番組ではANAの整備士たちが旅立つジャンボをピカピカに綺麗にしてあげていましたよね。
まだラインで頑張っているジャンボ、この塗装の剥げている部分は目立ちすぎます。治してあげてほしいなぁ。。。
1枚目の写真でなんか違和感があると思ったら、ノーズギアの格納室ドアが開いていました。
“960”と書かれた部分はギアを下している間は空いていますが、その前方の長方形のドアはギアを下した後は閉まる部分です。
こういうのを見ると、近づいてガン見したくなりますよね(^O^)/
ズームを500mmまで伸ばし、見てみました。
「HAZARDOUS AREA」や「WARNING」という文字が見えます。
空いていたとしても、ここはギアが降りている間でも閉まる可能性がある部分なので、挟まれないように気をつけろ!という意味なのでしょうか。
それにしても、この部分の”色”が年季を感じさせますねぇ。
コックピットの窓。
ジャンボのコックピットの窓の形も大好きでした。
精悍な目つき(?!)ですよね。
その窓の後方、スターアライアンスのロゴの上部にかけて多くのリベットが打たれている様子がうかがえます。
いわば胴体に穴があけられて窓が付けられています。その開口部付近はやはり強度が弱くなるのでしょうか。
上下の引っ張りひ対する補強が行われた跡のように見えます。
遠くからでは汚れていてもまぁ白く見える機体ですが、近くで見るとこのように外板の白い部分でもパーツごとに色が違い、補修された様子がうかがえます。
やっぱり、古い飛行機なんですね。機内はカーペットや壁板やシートが交換され、綺麗に保たれてきましたが、機体そのもの、しかも外部は補強・補修しながらこれまで頑張ってきたんですね。
このJA8960の姿を見られるのはあと長くても3か月ほど。
もう乗ることはないと思うのですが、せめて写真はたくさん撮っておきたいです。
JA8960、JA8961、JA8966。
3機のANAジャンボ。
できることなら、飛行機の周りをじっくりと歩き回りながら写真に残したいですね。記録に、記憶に残しておきたいですね。