3発機と4発機、珍しい飛行機
ようやく4月2日の成田空港の写真に戻ります。
今日はFedExのMD-11Fともう1機、初モノの登場です。
まずはFedExのMD-11F。
ランディングし、ノーズギアが滑走路に接地した瞬間です。ノーズギアから白煙が上がる瞬間ってあまり撮影することがないんですよね。メインギアのように豪快ではないし、ものすごく短時間で消えてしまうんです。
あれ?! また機首が上がった?! ゴーアラウンド?! 第2エンジンの内側にも水蒸気が発生してる。パワーを入れた?!
「?!」がたくさん。
2009年の事故が一瞬頭をよぎりました。
フライトスポイラーが立ち上がり、スラストリバーサーが開き始めました。無事に減速してくれれば!
再びノーズギアが接地。その瞬間はやはりとらえることができませんでした。ムズカシイ・・・。
でも無事にランディング。
ホッとしました。
MD-11FはDC-10に比べて水平尾翼の面積が小さくなっているんですよね。そのせいでピッチングのコントロールが難しい機体になったと聞きます。さらに着陸時の速度も他の飛行機に比べて早めの270km/h強(フラップ35度で147kt)になっていることも難しい要因の一つになっているとか。
この飛行機のランディングの時はドキドキします。
かつてはFedExといえば、このMD-11Fでしたが、最近はめっきりと数が減り、「珍しい」という存在になりました。この日もこの1機のみでした。5月2日にも成田空港に行きましたが、5月2日はMD-11Fにお目にかかることはできませんでした。
FedExのMD-11F、いつまで成田空港で見られるんでしょうね。
このMD-11Fも、前身のDC-10も結構好きな飛行機でした。
垂直尾翼の途中に第2エンジンがあるという独特の形状が珍しいし、カッコいいですよね。
さて、お次は4発機ですが、これは初めて見る4発機、ジャンボでした。
「cargolux ITALIA」?!
cargolux(カーゴルックス)はヨーロッパのルクセンブルグを拠点とする国際貨物航空会社です。ルクセンブルグってフランスとドイツとベルギーのはざまにある小さな国です。
そしてこのcargolux ITALIAはcargoluxがイタリアに設けた子会社です。
cargoluxは日本には小松空港に就航していますが、成田や関空にはこのcargolux ITALIAが就航しているようです。
とにかく初モノ!
飛んでいる写真はありませんが、じっくりと見てみました。
やっぱりイタリアって赤と緑なんですね。「ITALIA」の文字も緑色で書かれています。
機首部分をドーン!と。
機首部分のパカっと上に開く部分、色が違うのでどこが開くのかが良くわかります。
「45Years」と書かれたステッカーが機首部分に貼られていますが、これは親会社のcargoluxが2015年9月で45周年を迎えたことを記念したステッカーだと思われます。
その斜め下に貼ってある「Monte Rosa」はこの機体の愛称だと思います。
cargoluxの機体にはすべて「city of xxxxxxx」と街の名前が付けられています。
Monte Rosaは街の名前ではなく、アルプス山脈にある2番目に高い山というか山脈の名前です。
エンジンはロールスロイスの葉巻型のスルっとしたエンジンですね。
キャセイ以外でこのエンジンを搭載したBoeing747を見たのは初めてかも。
機体の右側も左側と一緒です。
このLX-YCVは元々は親会社で使っていた飛行機です。子会社に移籍し、そのまま活躍しています。
このデザイン、なかなかカッコいいですね。
さすがヨーロッパ、洗練された感じ?!
ところで、このウィングレットにも書かれたcargoluxのロゴマーク、やっぱり貨物専門の航空会社だから段ボール箱をイメージしたのでしょうか・・・・(単純過ぎ?!)
ということで、初めて見たジャンボ、cargolux ITALIAのBoeing747-400Fでした。
まさかジャンボが減っていくこのご時世でジャンボの初モノを見られるなんて! うれしい驚きでした。
できれば飛ぶところも見たかったですね。
さて、今日は連休最終日、皆様いかがお過ごしでしょうか。
私も6連休となりましたが、結局、成田空港以外の遠出はせず、まったりとした毎日、時々ウォーキングする毎日を送ることになりました。
昨日も自宅から日吉駅まで行って帰ってきました。距離にして6km弱、時間で1時間とちょっと。
最近、よく歩くようになったせいか、これまでなら自転車で行っていたような場所でも歩いていくのが苦じゃなくなったんですよね。
体重も徐々に落ちてきているし、なかなか気持ちが良いものです。
ということで、今日も天気が良いし、どこか歩いていこうかな・・・。
皆様、良い1日を!