タケコプターとどこでもドア~

元旦に富士山、2日に隼(ホルス)、3日になすび・・・・としたかったのですが、残念ながらなすびに関連する飛行機は見当たりませんでした。

ということで、”夢”や”願い”を叶えるということつながりで今日は元旦に撮影した「ドラえもん」の飛行機を掲載します。

ATCを聴いていた時には普通に「JAPAN AIR 941・・・」だったので、手前でプッシュバックを終えたスイスのAirbus A340に気を取られていました。

が、

そのAirbus A340の向こう側を離陸滑走しているJALのBoeing767が視界に入り、いつもと何か違う感じが。。。。

そうです、ドラえもんジェットだったんです。

結構慌てたので、離陸の瞬間は撮ることができず。。。。

エアボーン後の上昇シーンから。

「日本」と「ドラえもん」

この飛行機、Boeing767-300/ER、JL941便はグアム行きです。

真冬の成田から常夏のグアムへ・・・・いいなぁ~。

ほぼ真横。この高さ。。。

ドラえもんジェット、機首部分には”タケコプター”で空を飛ぶドラえもん、胴体後部にはスカイツリーやレインボーブリッジといった東京の街並み、そして最後部のドアはなんと”どこでもドア”になっています!

機体最後部の”どこでもドア”、飛行機のドアをどこでもドアにしちゃう発想、素敵ですね!!

ドラえもんの道具で人気があるのが、どこでもドアとこの”タケコプター”です。

空を自由に飛べる道具、欲しいですよねぇ。

主翼に隠れていた東京の街並みも見えました。

東京スカイツリーにレインボーブリッジ、東京都庁に六本木ヒルズなどなど・・・

エンジンからドラえもんが飛び出してきた感じ?! それともエンジンをドラえもんが引っ張っている?!

タケコプターで空を飛ぶドラえもんと飛行機、とても似合っているというかマッチしていますね!

ギアを格納し、グアムまでの3時間25分のフライトの始まりです。

ドラえもんの道具で何が欲しい?と聞かれたら真っ先に頭に浮かぶのが、「どこでもドア」ですよね。

行きたい場所にすぐに行くことができるドア、夢のようです。

そして2番目が「タケコプター」、やっぱり空を自由に飛びたいです。

そして3番目が「タイムマシン」、タイムマシンに乗って過去や未来と自由に行き来したいです。

そして4番目は「ほんやくこんにゃく」、世界中どこに行ってもコミュニケーションをとることができます。「どこでもドア」とこれさえあればバッチリですよね。

5番目は「もしもボックス」でしょうか。電話ボックスに入って「もしも・・・・」と話すとその通りになるという道具。

どれもこれも”夢”であり、実現することは決してありませんが、欲しいですよねぇ。

 

さて、このドラえもんジェットですが、最初に登場したこのドラえもんジェットは中国を中心とした国際線で活躍していますが、先日、2機目のドラえもんジェットが就航しましたね。

2機目のドラえもんジェットは国内線で使われているので多くの日本の子供たちにも見るチャンスがありますね。

2機目は「映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険」とタイアップしたデザインになっていて、機体後部に防寒具を着たドラえもんが描かれています。

最後部のドアはもちろん「どこでもドア」仕様です。

 

さて、あっという間に正月三が日の最終日になってしまいました。

縁起の良い、夢のある飛行機を3日間にわたって掲載してきましたが、いかがでしたでしょうか。

2017年も良い1年になりますように!

 

それでは皆様、良い1日を!!

天空と太陽の神

「天空と太陽の神」・・・・エジプトの神話に登場する神々の中でも最も古く、最も偉大といわれる神、「ホルス」。

隼の頭、太陽と月の両目を持つと言われる神です。

その「ホルス」が描かれた飛行機が成田空港に来ています。エジプト航空のBoeing777です。

昨年の11月20日から今年の5月7日までの期間限定で、週に1便(日曜日)の定期チャーター便です。

2017年1月1日は日曜日で、昨日はその姿を拝むことができました。

元旦に最も偉大な神様に会うことができたということで、本日はそのエジプト航空の飛行機を掲載します。

尚、前半は昨年の12月11日(日曜日)にひこうきの丘で撮影したものです。昨日のさくらの山で撮影した写真と合わせるとちょうど一つの流れになるような感じだったので、一緒に掲載します!

まずは離陸のためにRWY34Lにタキシングするシーンから。もちろん管制塔付き! 

垂直尾翼と胴体前部に大きくホルスの頭部を描いたエジプト航空。カッコいいです!!

正面顔。

エジプト航空である意味はないですが。。。。 きっとANAやJALのBoeing777でも全く同じに見えますので。

でも正面顔が好きなんです。

A-TWY(Aタクシーウェイ)をやってきたエジプト航空のBoeing777-300/ERはRWY34Lの末端にあるA-13誘導路から滑走路に進入します。

その時、胴体前部のホルスの顔をどアップで撮影!

機体全体を撮ってみます。

飛行機に隼の頭のデザインって、カッコいいですよね!

Boeing777-300/ERとBoeing747-400の顔合わせ。ずっと遠くにいるジャンボの頭部の方が大きく見えます。やっぱりジャンボは特別ですね!!

天空と太陽の神「ホルス」

ん?コックピットの窓の下に何か貼ってあります。

「NEW SUEZ CANAL」、新スエズ運河?!

その下にも「6-8-2015 FROM EGYPT TO THE WORLD」と書いてあります。

2015年8月6日に新スエズ運河の開通式典が行われましたが、そのステッカーですね。

長いBoeing777、管制塔を背景に真横から1枚。胴体横主翼上の「EGYPTAIR」の文字が若干欠けてますが、まあしょうがないですね。

滑走路にラインナップ中。

テイクオフのクリアランスを待ちます。

MS3002便、成田空港からルクソールへのフライトの始まりです。

飛行時間はなんと15時間!

エンジンのパワーを上げて離陸滑走開始です!!

さて、今度はさくらの山から見てみます。

シーンは少し戻ってB-TWYからA-TWYへと入ってくるところから。

そしてA滑走路の南端、A-13誘導路からRWY34Lに進入するところ。

約4km先なので、その手前に伸びているA滑走路から立ち上る熱で飛行機が揺らいで見えます。

そして離陸滑走開始。

エジプトのルクソールまで、昨日は15時間34分のフライトでしたが、そのフライトに向けた大量の燃料を積んでいますので離陸滑走距離は長いはず!

近づいてきます。まだ、ローテーションになりません。 NCAのジャンボが3機見えます。

予想通り!かなり走ってからようやくローテーション!

エアボーンしました。

そしてエアボーンしてすぐに「Gear Up!」の声がかかったのでしょう。既にノーズギアの格納室のドアが開き始めてます。

この2発の大きなエンジンからの熱いジェットの噴き出しを見ると、飛行機が上昇する理由も感覚的に理解できそうです。

翼をしならせて上昇するBoeing777-300/ER。

力強い上昇です。

ギア(車輪)の格納中。

斜め前下方のさくらの山からのシーン。垂直尾翼がちゃんと見えます!胴体前部のホルスも見えます!

徐々にさくらの山に近づいてきます!

離陸滑走は長かったのですが、さすがBoeing777、上昇する勢いがあり、高度はぐんぐんと上がっていきます。

さくらの山の真横を通過。まだギア格納室のドアが閉まりきっていません。

ギアの格納が終了。綺麗な姿になりました。

エジプトのルクソールまでの15時間34分のフライト、日本時間の14時33分に離陸、現地時間の同じ日の23時7分に到着しました。

南回りで行くのかと思ったら、違うんですね。

成田空港を離陸後、日本を横断して韓国上空を通過。そのまま中国の上空に入り、中国の北のモンゴルとの国境付近を飛んでカザフスタンに入り、カザフスタンを通過してカスピ海を横断、アゼルバイジャン上空を経てトルコに入り、トルコから地中海に抜けてエジプトはカイロではなくナイル川の中流域にあるルクソールに向かいました。ルクソールは古代エジプトの都テーベだった場所で、数々の遺跡が残っている都市だそうです。

いやぁ、新年早々、このエジプト航空の離陸を見られるなんて、本当にラッキーでした。

大晦日は富士山を見て、元旦の記事は富士山。

元旦は隼を見て、1月2日の記事はその隼(ホルス)。鷹ではないけど、まぁ、めでたいですね。

明日はなすび?!(笑)

 

12月11日にひこうきの丘で見たシーンの続きを1月1日に見られたようで、本当に素晴らしいシーンでした。

昨日のエジプト航空はこれを狙ってさくらの山に行ったのではなく、本当に偶然の出来事だったんです。

昨日は「元旦から成田空港?!」と思われた方もいらっしゃるかと思いますが、これも成田空港に飛行機の撮影を目的に行ったのではなく、昨年の12月30日から奄美大島に旅行に行っていた長男がバニラのJW822便で成田空港に帰ってくるというので迎えに行ったのです。

サーフィン目的での旅行だったので重たい荷物(折り畳み式のサーフボード?!)を持っていてかわいそうだから仕方なく迎えに行ってあげたんです。

JW822便は成田空港到着が15時10分ということで、せっかく成田に行くなら朝から・・・ということで、9時半に成田空港の第1ターミナルの展望デッキに行って飛行機の写真を撮りながら”時間つぶし”をしていました。

午後になって逆光が厳しくなってきたので、さくらの山に移動してそこでRWY34Lの離陸機を500mmのレンズで狙っていたのです。

そういえば、今のさくらの山では離着陸機を開設する場内アナウンスがあるんですね!航空会社・便名・行き先・機種などをアナウンスする声がスピーカーから流れていました。

その声が言っていました。

「次のエジプト航空のBoeing777は、本日の最大の目玉といっても過言ではありません。週に1度の定期チャーター便です」と。

もちろん時刻表にも出ていないので、私もノーチェックでした。

昨日は元旦ということもあり、「日曜日」という曜日感覚もなく、エジプト航空の事はすっかり忘れていました。

本当にラッキーでした。

 

ということで、2017年、2日目の記事は縁起の良い、運に恵まれたエジプト航空、隼、ホルスの写真でした。

それでは皆様、今日も良い1日を!!

良い夢見ましたか?

Happy New Year!

明けましておめでとうございます。

本年もAirmanの飛行機写真館をよろしくお願いいたします。

 

昨年・・・・といっても昨日ですが、早朝の羽田空港に出かけて富士山と飛行機を撮影してきました。

2017年1月1日は日本一の山、富士山と飛行機の写真からスタートしたいと思います。

まずは第1ターミナルの展望デッキから見た富士山。

国際線ターミナルの向こう側、丹沢山地の向こう側に大きくそびえる富士山が見えます。

500mmで富士山にズームイン! 

さらに×1.3でドーン! トリミングなしです。

そして富士山と飛行機、その1は滑走路の手前のタクシーウェイをタキシング中のJALのBoeing737です。

ちょうど空港一帯が雲の影に隠れたとき、スターフライヤーのAirbus A320が着陸してきました。

さて、早朝羽田の楽しみはハミングバードデパーチャーです。

まずやってきたのはERJ170です。JL213便の南紀白浜行きです。

今年のANAのカレンダーの1月の写真と似てます?!

トーイング中のBoeing787-9と富士山。

RWY34Lからハミングバードデパーチャーで出発するERJ170が滑走路の手前で待機。アプローチしてきたJALのBoeing737のランディングを待ちます。

そのJALのBoeing737と富士山。相変わらず滑走路は雲の影。。。。。

ERJ170がRWY34Lをテイクオフ! でも雲の影に隠れていてシャッタースピードは1/320秒。

1/320秒のシャッタースピードでf6だと背景がぼやけちゃうんですね。。。

気を取り直して次のハミングバードデパーチャーの飛行機を待つ間にスカイマークのトランプマークを集めました。ダイヤがありませんが。。。

次にやってきたハミングバードデパーチャーはANAのBoeing787です。

NH531便、高松行きです。

離陸滑走開始!

なかなかノーズを持ち上げません。

ようやくローテーション!

富士山が背景に入ってきてもまだエアボーンせず。。。。

「上がれ~っ!」という願いもむなしく。

エアボーンした後の上昇シーン。

高層ビル群を背景に上昇するBoeing787。

遠くの青い山並みも見え、「関東平野」が山に囲まれていることがわかる朝でした。

最後にもう1枚、朝日に照らされた空港に降りてきたBoeing737と富士山。

一富士二鷹三茄子、初夢に見ると縁起が良いという故事があります。

今日はそのうち、富士と鷹(飛行機)を掲載してみました。(ちょっと強引?!)

2017年はどんな年になるでしょうか。

あと20日ほどでアメリカ合衆国大統領がオバマ氏からトランプ氏に代わります。

世界経済にどのような影響があるのか。。。。

今年の中国経済の行方も非常に気になります。

明るい材料はあまりない経済界ですが、明るく前向きに一人一人の努力の積み重ねで日本経済を支えていくことができればと思います。

 

航空業界ではどんなことが起きるでしょうね。

Airbus A350を見る機会は増えるでしょうか。

羽田空港の出発方式や到着方式は変わるのでしょうか。

何が起ころうとも、今年も飛行機を思う存分楽しみたいと思います。

今年の希望というか目標は香港遠征です。

新しくなった香港の空港の展望デッキで世界のいろんな飛行機を撮影したい!!

頑張ろう。。。

 

2017年が皆様にとって素敵な1年になりますよう祈ってます。

素敵な1年にしていきましょう!

そして今年もAirmanの飛行機写真館をよろしくお願いいたします。

 

2017年1月1日

Airman

 

 

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