【号外】政府専用機、野田総理を乗せてワシントンへ

本日、2012年4月29日の15時20分、野田総理大臣は、アメリカのオバマ大統領と日米首脳会談を行うため、政府専用機でワシントン(アンドリュース空軍基地(Andrews Air Force Base))に向けて出発しました。野田総理大臣は、29日から4日間の日程でアメリカを訪れ、日本時間の5月1日未明にオバマ大統領との会談に臨むこととなっています。

政府専用機はBoeing747-400で、数年以内に退役させることが既にニュースで取り上げられていました。

この姿を見ることが出来るのはいつまでなのでしょうか。。。

“Japanese Air Force 001″は羽田空港のRWY16Lからの離陸でした。

手前にはまもなく見られなくなるであろうSNAデザインのBoeing737が写ってます。

JAF001 2

ワシントンのアンドリュース空軍基地までのロング・フライトのせいでしょう、燃料をたくさん積んだジャンボはなかなか機首を

引き起こしません。

滑走路の真ん中でもまだ疾走を続けます。

JAF001 3

私は展望デッキの南端に近いところで待ち構えていたのですが、そこを更に通り過ぎたところでようやく前輪が滑走路を離れました。

JAF001 4

前輪がゆっくりと滑走路面を離れましたが、メインギアはまだ滑走路を走り続けます。

「早く上がれ!」と心の中で叫びました。

この先には第2ターミナルの建物があり、照明灯が立ち並んでいて写真が撮れないんだ!!

JAF001 5

案の定、離陸の瞬間は照明灯等の障害物の向こう側・・・・・

エアボーンしてしばらくしてようやく視界が開けました。

政府専用機、Boeing747-400もロング・フライトになるとそれなりの重量になるのでしょう。

美しい主翼のしなりを見せてくれました!!

JAF001 6

今まで気が付かなかったのですが、政府専用機の左翼上面には”JAPAN”の文字が書かれているのですね!

なんかとっても嬉しくなりました♪

JAF001 7

そして野田総理を乗せたJAF001に遅れること30分、15時53分に随行機である”Japanese Air Force 002″が

同じく羽田空港のRWY16Lを離陸します。

JAF001の離陸の際にはANAやJALの民間機はちょっと待たされていたのですが、随行機はそういった民間機に混じって、

同じように離陸の順番を守って離陸して行きました。

JAF002 1

東京の新名所、”東京ゲートブリッジ”がかすんでいますが背景に写ってくれました。

JAF002 2

やはり、離陸滑走距離は長いです(^_^;)

頑張れ、日本のジャンボ!!

JAF002 3

ようやくローテーション!

アンドリュース空軍基地までの長いフライトに向けてのテイクオフです。

JAF002 4

メインギアがまもなく滑走路面を離れます。

ノーズギアが持ち上がってから、メインギアが滑走路を離れるまでの時間がとても長く感じました。

「飛べ!ジャンボ!」と応援したくなります。

JAF002 5

無事に羽田空港のRWY16Lを離陸。

翼を大きくしならせて日本の政府専用機のジャンボが上昇を開始。

JAF002 6

美しい上昇姿勢ですね。

ジャンボの主翼がこんなにしなるとは。。。

成田でもこんなに美しいジャンボにめったに出会えないのではないでしょうか。

(ちょっと、興奮気味? 贔屓目すぎ?)

JAF002 7

ギアを格納したJAF002便は先に飛び立ったJAF001を追いかけるように飛び去って行きました。

JAF002 8

成田空港での写真が続いている毎日ですが、政府専用機の離陸シーンを撮影してまいりましたので、

ネタが新鮮なうちに!と思い、号外で記事を掲載しました。

本日は晴れて暑い日になったのですが、空気はどんよりと濁っていて視界は最悪・・・・・

いつもなら見えている東京スカイツリーは全く見えませんでしたし、対岸にある東京ディズニーリゾートも全く見えない状態。

それでも鈍い太陽の光を浴びて日本の政府専用機は日本の政府の代表を乗せてアメリカの大統領が待つワシントンに

向けて飛び立っていきました。

今回の出発に先立ち、野田総理は「日米同盟を安全保障・経済・人的・文化的交流の面で深化させるという視点で会談に臨む」と

コメントしていました。首脳会談では在日アメリカ軍の再編計画の見直しや沖縄の海兵隊の国外移転など安全保障についても意見が

交わされることになるでしょう。

実りある会談になり、大きな成果を背負って、再びこの政府専用機で羽田空港に帰ってきていただきたいものです。

お迎えにいけるかどうかは分かりませんが・・・・(^_^;)

曇りでもKLM

成田空港のRWY34LにアプローチするKLMのBoeing747-400。

お天気はあいにくの曇り空で、今にも雨が降りそうな状態でしたが、それでもKLMのブルーは鮮やかでした。

アムステルダムからの10時間近いフライトを終え、ようやく地上に戻る。

ちょっと疲れたような、それでも緊張感を保っているそんな感じのジャンボの顔です。

KLM B744 1

タッチダウンの瞬間。

やや右に傾いているのか、4本あるメインギアの右側から滑走路を掴み始めます。

ドスンという感じではなく、慎重にソロリソロリという感じで。

KLM B744 2

4本の脚が滑走路をしっかりと掴み、その証拠に白煙が上がります。

やはり右側から風が吹いていたのですね。ラダーがやや右にきられています。

大きな垂直尾翼に右から風が当たり、機首が右に振られるのを相殺しています。

接地寸前に右に傾けていたのも、風下側に流されないようにするためのウィング・ローでした。

KLM B744 3

「おかえりなさい!」

フラップをたたみ、ゆっくりとターミナルにやってきました!

この日のKLMは”City of Hongkong”でした。

KLM B744 4

胴体を画面いっぱいに入れてみると垂直尾翼と主翼がおもいっきりはみ出してしまいます。

それでもこのブルーのジャンボの胴体を画面いっぱいに見たかった。。。

KLM B744 5

8時41分に成田空港にアムステルダムから到着したKLMのBoeing747-400、KL61便は、約2時間の日本滞在の後、

今度はKL862便としてアムステルダムに帰ります。アムステルダムまでの所要時間は約11時間半。

燃料をたくさん積んだ主翼が重たそうですね。

フラップも離陸用に降ろされていますが、結構な角度で降りてます。15度?

KLM B744 6

長い離陸機の列に並び、ようやくKLMの番。

まだまだ続く離陸待ち行列を見ながら、離陸滑走開始!

KLM B744 7

エンジンポッドの内側に白く水蒸気が沸き立ちました。

青いジャンボはグングンと加速します。

KLM B744 8

加速は鈍く、ジャンボはなかなか地面を離れようとしません。。。。

展望デッキの前に差し掛かっても、ノーズギアはしっかりと滑走路面を掴んだまま。

KLM B744 9

ようやくエアボーン。

今日のお気に入りの1枚。

KLM B744 10

遠いオランダ、アムステルダムへと青いジャンボは飛び立って行きました。

曇りでも綺麗なKLMブルーのジャンボ。

KLM B744 11

さて、今日も朝から太陽の光が部屋に差し込んできていて、気温も15度を上回る暖かさ。

空港へ行きたくなりますよね。

今日の写真のような天気ではなく、まさに飛行機日和。。。。

空気中の水分はまだ多く、晴れてはいてもちょっと空気はかすんでいます。

羽田の視程も9kmとのこと。そして北風運用。

成田はもっと悪く、視程6kmで”BR”(靄)。

ちょっと悩む天気ですね。

写真は撮れなくてもいい、飛行機を見て元気になるだけでもいいか。

成田は遠いから、羽田空港か城南島か。

城南島ならお散歩気分でゆっくりできるし。

なんて事を考えている4月最後の日曜日の朝です。