成田の撮影ポイント~さくらの山
成田の撮影ポイント3日目は「さくらの山」です。
成田空港のRWY34Lの北側、外周道路に面した公園で、春にはその名のとおり、さくらが咲き誇る公園です。
ここからは第1ターミナル・貨物ターミナル・RWY34Lのほぼ全体が見通せます。
エールフランスのAirbus A380がランプからタクシーウェイに現れました。
成田空港はランプが広い為、グランドコントロールのほかにランプコントロールがあり、ランプからタクシーウェイのゲートウェイまでの管制を行っています。
ちょうど下の写真のあたりでランプコントロールからグランドコントロールに管制が引き継がれます。
約4km先のRWY34Lの南端の離陸滑走開始位置にいるAirbus A380。
300mmのレンズでこの大きさ、トリミングなしです。
離陸滑走中のAirbus A380。
これも300mm、トリミングなし。
エアボーン直後のA380。
A340やB777そしてこのA380などの大型機で、遠くの国まで行く便の場合、離陸滑走距離が長く、かなりさくらの山に近づいてからのエアボーンになります。
離陸上昇中のAirbus A380。
遠くには空港南側のハンガーエリア前に駐機している飛行機が見えます。
その中には、JALのBoeing747も。。。
A380の手前の赤と白のアンテナのようなものは、グライドスロープの電波発信用アンテナですね。
離陸滑走距離が長い場合は、さくらの山の横を通過するころもまだギアアップの途中です。
重たい機体は急角度での上昇もせずにゆったりと浅い角度での上昇になるため、機体の側面も見ることができます。
国内線や近距離国際線など、比較的軽い飛行機は滑走路の中ほどでエアボーンし、大きな角度で上昇していくので、さくらの山からはお腹しか見えない・・・ということもあります。
ようやくギアを格納し、遠いフランスの地を目指して飛び去るAirbus A380。
さくらの山からは貨物エリアに並ぶ飛行機もこのように見えます。
貨物エリア・第1ターミナルビルの背後には2つの新旧管制塔がそそり立っています。
そして、その向こう側、かなり遠いですが、RWY34Rにアプローチする飛行機が見えます。
こちらも300mmでトリミングなし。
RWY34RはRWY34Lと並行ですが、並んでいるわけではなく、RWY34Rの開始位置はかなり北側によってます。
さくらの山から見てもまだアプローチ中です。。。
RWY34R/16L(Bラン)が延長され大型機の離着陸が可能になるまではRWY34L/16R(Aラン)でも離着陸両方見られたのですが、現在はトラフィックの少ない時間帯を除き、Aランは離陸用、Bランは着陸用という感じで分離して運用されています。
朝や昼間の12時半から14時半くらいの間にはAランにも第1ターミナルを使う航空会社が着陸してくることもありますが。。。
尚、貨物機やA380はAランで離着陸するようです。
さくらの山公園には駐車場もあり、近くにはコンビニもあり、トイレもあり、設備状況はバッチリOKです。